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BLUE NOTE MEETS UNIQLO 2021 ALBUM GUIDE

2021年7月12日より、ユニクロブルーノートレコードとのコラボレーションTシャツが販売開始されました。

2011年の初めてのコラボレーション、2017年にジャズ生誕100周年を記念してのコラボレーションに続く展開となります。今回のデザインラインナップが発表されてから、発売を楽しみにしていた方も多かったのではないでしょうか。かく言う筆者もその1人。

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発売日にさっそく購入しました(笑)
買わずにいられません。他のデザインの物も買う予定です。これからジャズ喫茶やジャズバー、ライヴの会場でお客様とダブりそうですが致し方ありません。

今回のデザインラインナップ、ジャズファンの方なら誰しもが知る“名盤”から、なかなか通なセレクトもありますが、このセレクトは現在のBLUE NOTE RECORDSの社長であり、ベーシスト、プロデューサーでもあるドン・ウォズが行なっています。

・ドン・ウォズのインタビューが掲載された「UT magazine」

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今回はユニクロが発行、店内配布している「UT magazine」に掲載されたドンのインタビューのコメントも引用しながら、Tシャツデザインに採用された作品たちを紹介していきたいと思います。

BLUE NOTE RECORDSとは!?

そもそもブルーノートレコードとはドイツからアメリカに移住したアルフレッド・ライオンが中心となり、友人のフランシス・ウルフと協力して1939年に創設したジャズ専門のレコード会社です。

http://www.bluenote.com/

ライオンによる若手の有望なアーティストの発掘、抜擢による鮮烈なサウンドはもちろん、フランシス・ウルフの素晴らしい写真、それを巧みに取り入れたものを含めて、高いデザイン性を誇るアートワークを次々に生み出したデザイナーのリード・マイルス、名エンジニアであるルディ・ヴァンゲルダーによる生々しいジャズの魅力溢れるサウンドで数多くのファンを魅了していきました。

1966年にアルフレッド・ライオンが経営権を譲渡し、その経営権も様々な所に移り、一時活動停止期間もありながら、その看板は守り続けられました。2002年に発売されたノラ・ジョーンズの『COME FLY WITH ME』はグラミー賞8部門を受賞。2012年、ロバート・グラスパーが発表した『BLACK RADIO』も現代のジャズサウンドを代表する1枚として音楽シーンに多大な影響を及ぼしました。2014年には黒田卓也が日本人初となるUSブルーノートとの契約、『RISING SUN』を発表するなど、現在に至るまで世界のジャズシーンに常に刺激を与え続けています。今回のUTのデザインに採用されたアルバムを選んだドン・ウォズは2012年から社長に就任し、辣腕を奮っています。

さて、それでは今回UTに選ばれたアルバムの紹介をしていきましょう。


①キャノンボール・アダレイ『SOMETHIN' ELSE』

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《レコーディングメンバー》

キャノンボール・アダレイ(アルトサックス)

マイルス・ディヴィス(トランペット)

ハンク・ジョーンズ(ピアノ)

サム・ジョーンズ(ベース)

アート・ブレイキー(ドラムス)

リリース:1958年

ジャズの名盤紹介本などではかなりの確率で紹介される超有名作品です。黒地にタイトルとカタログ番号、メンバーのクレジットのみというシンプルなデザインながら、字体と色のチョイスでこれ以上ない素晴らしいデザイン。アルバムジャケットのデザインに定評のあるブルーノートのアイデンティティもさりげなく示している所も名盤と言われる所以でしょう。
リーダー名義はキャノンボール・アダレイとなっていますが、契約の関係で実質的にはマイルス・ディヴィスがリーダーの役割を務めていたと言われています。

語り尽くされている事ですが、1曲目の〈Autumn Leaves〉、邦題〈枯葉〉の名演によって、もともとシャンソンで親しまれたこの曲が、ジャズにおいてもスタンダードナンバーとして現在に至るまで数多く演奏されるキッカケとなりました。同曲におけるマイルスのトランペットは彼の数ある演奏の中でも有数の名演として語り継がれています。

しかし、このアルバムは諸事情があったとはいえ、リーダーはアルトサックスのキャノンボール・アダレイです。もちろん彼の見せ場もしっかりと用意されています。5曲目の〈Dancing in The Dark〉における、ふくよかで力強くも艶のある彼のアルトサックスが存分に楽しめます。

ブルーノートレコードを代表するミュージシャンの1人、アート・ブレイキーの参加、サム・ジョーンズの堅実なサポート、そして当時のブルーノートレーベルでの録音参加は珍しかったハンク・ジョーンズのバランスの取れた過不足ないピアノも名盤としての品格を高めています。

ちなみにドン・ウォズ曰く、「個人的にはこの中で一番着たいデザインだね」との事!


②ソニー・クラーク『SONNY CLARK TRIO』

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《レコーディングメンバー》

ソニー・クラーク(ピアノ)

ポール・チェンバース(ベース)

フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)

リリース:1957年

ブルーノートレコードにいくつかリーダー作を録音、リーダー作以外でのレコーディングでも印象的な演奏を残すピアニスト、ソニー・クラーク。彼の代表作として真っ先に挙げられる『COOL STRUTTIN'』は内容もさることながら、ジャズ、いやアルバムジャケット史上でも屈指のデザインで多くの音楽ファンに愛されています。そのアルバムも現在でこそ高い評価を得ていますが、長らく本国アメリカではあまり知られていなかったとか。ソニー自身も志半ば、わずか31歳でその生涯を終えています。

そんな彼がピアノ、ベース、ドラムスというシンプルな編成でブルーノートに残した名作が本作。
ポール・チェンバースフィリー・ジョー・ジョーンズという、“帝王”マイルス・ディヴィスのもとで存分に実力を発揮したジャズ史上屈指のリズム隊と共に鮮烈な演奏を繰り広げています。

ポールとフィリーが生み出す極上のグルーヴに乗って、明快なタッチで軽快に曲を紡いでいくソニーのピアノの魅力が目一杯収録されています。ソニーはソングライティングでも豊かな才能を持っていましたが、この作品ではいわゆるジャズスタンダードをリラックスした雰囲気で弾いています。

ジャケットはピアノの鍵盤をモチーフにして、赤、黄、緑、青が鮮やかに映えています。この当時、高価だったカラーを複数用いてのデザインにレーベルの本作への期待と自信を感じます。そして、なんだかまるでソニーの明快なピアノサウンドをジャケットが表しているかのようです。ドンはこのアルバムを「ビバップの傑作アルバムだ」と評しています。


③ユタ・ヒップ 『JUTTA HIPP WITH ZOOT SIMS』

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《レコーディングメンバー》

ユタ・ヒップ(ピアノ)

ズート・シムズ(テナーサックス)

ジェリー・ロイド(トランペット)

アーメド・アブドゥル・マリク(ベース)

エド・シグペン(ドラムス)

リリース:1957年

ドイツ生まれのピアニスト、ユタ・ヒップ。ミュンヘンでジャズピアニストとしてのキャリアをスタートさせたユタの演奏を当時から高く評価していたジャズ評論家であり、ピアニスト、作曲家としても活動していたレーナード・フェザーの助力もあり、ブルーノートレコードと契約。1955年にはニューヨークに移住します。

「ヒッコリーハウス」というライヴハウスでの演奏を収めた『JUTTA HIPP AT THE HICKORY HOUSE』Vol.1&2が好評を得たユタは当時すでに名テナーサックス奏者として活躍していたズート・シムズを迎えたクインテット編成で本作のレコーディングを残しました。

ズートの雄大で温かいテナーが情緒たっぷりに歌いまくり、トランペットのジェリー・ロイドも好演。リーダーのユタもフロントの演奏を微に入り細に入りサポートしています。このアルバム屈指の名演、〈Violets For Your Furs〉ではシンプルながら、これ以上ない素晴らしいイントロのピアノとズートに寄り添いながら繊細な感情を湛えた演奏を聴かせてくれています。ユタはもちろん、ズートの長いキャリアでも指折りの名演と言っても過言ではないでしょう。なお、今回Tシャツデザインとしてはもちろん、アルバムジャケット以外の商品に本作のジャケットの採用は初との事。ドンも「このTシャツを着れば、音楽通であることが示せるね!」と太鼓判を押してくれています。

しかし本作を残して、ユタはジャズシーンの第一線から退きます。
自分の嗜好しない音楽活動を好ましく思っておらず、また多くの観衆の前での演奏も苦手にしていたそうです。
ジャズとの距離を取ったユタは、その後は衣料関係の仕事に就いたという話もありますが、2003年にその生涯を終えるまで、時折ピアノを弾くことはあったようですが、ついにジャズシーンに復帰することはありませんでした。
わずか数年の間にジャズファンにずっと愛される名作を残した彼女の功績はこれからも忘れられる事はありません。


④ハービー・ニコルス『THE PROPHETIC HERBIE NICOLS Vol.1』

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《レコーディングメンバー》

ハービー・ニコルス(ピアノ)

アル・マッキボン(ベース)

アート・ブレイキー(ドラムス)

リリース:1955年

先述したユタ・ヒップの作品と共に今回Tシャツデザインに採用された中でも、お!と思わされた作品です。
白血病で44歳という短い生涯を終えたハービー・ニコルスは存命中にジャズシーンで充分な評価を得ることができませんでした。しかし、彼の功績は後世に引き継がれ、現在も独自のサウンドアプローチは異彩を放っています。

彼自身、強く望んでいたというブルーノートレコードでの初リーダー作は彼のピアニスト、ソングライティングの才を遺憾無く発揮したピアノトリオ形式。6曲全てが彼のオリジナル曲です。
現代の感覚で聴いてもオリジナリティ溢れ、斬新な曲構成が耳を捉える〈Dance Line〉や〈The Third World〉、華麗な足さばきを彷彿とさせる〈Step Tempest〉など興味深い楽曲が並びます。

彼の斬新なアプローチを持つ曲はトロンボーン奏者のラズウェル・ラッドやソプラノサックス奏者のスティーヴ・レイシーが取り上げるなどして再注目されました。また、ジャズ史上屈指の名シンガー、ビリー・ホリデイの愛唱歌、〈Lady Sings The Blues〉の原曲、〈Selenade〉の作曲者としても知られています。

まだまだ彼の演奏の未開の部分は多いと思いますので、このUTデザイン採用を機会にベテランリスナーの方も改めて彼の音楽世界へ踏み込んでみては。ドンは「とてもいいクオリティのアルバムだから、ここでTシャツとなったことが嬉しいんだ」と語っています。

※下記リンク 1〜9曲目が本作の収録楽曲及び別テイク

実際のアルバム曲と曲順

1.Dance Line

2.Step Tempest

3.The Third World

4.Blue Chopsticks

5.Double Exposure

6.Cro-Magnon Nights


⑤セシル・テイラー『UNIT STRACTURES』

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《レコーディングメンバー》

セシル・テイラー(ピアノ)

エディ・ゲイル(トランペット)

ジミー・ライオンズ(アルトサックス)

ケン・マッキンタイヤー(アルトサックス、オーボエ、バスクラリネット)

ヘンリー・グライムス(ベース)

アラン・シルヴァ(ベース)

アンドリュー・シリル(ドラムス)

リリース:1966年

フリージャズ(というジャンル分けも本来すでに不要ではありますが)の代名詞とも言える存在、セシル・テイラー。89年の生涯で残してきた彼の作品群はそのどれもが特徴的。様々な管楽器を擁しての混沌、ピアノソロによる自問自答、時にその創作はダンスとのコラボレーションや詩作へも及びました。常にレーベル主導ではなく、アーティストの創作意欲の赴く所を優先して作品をリリースし続けるブルーノートにも彼の他の誰のものもでもない、独創的な息吹が残されています。

1966年にブルーノートから発表された本作は、のちに長らく共演していくジミー・ライオンズ、伝説的なサックス奏者、エリック・ドルフィーとの共演が名高いケン・マッキンタイヤーという2人の個性的なサックス奏者を含めて、これぞセシル・テイラー!と言わんばかりの他を寄せ付けない圧倒的な世界観を提示しています。
一聴、脈絡もなく音が重なり合い、また突拍子に他の楽器が入ってくるようですが、これが何度も聴いていくと聴き手の想像力が刺激され、不意に鳴る音さえも必然のように聴こえてくるから不思議なものです。

Steps〉の不協和音から、〈Enter, Evening (Soft Line Structure)〉、〈Enter,Evening〉の連なり、3部構成の〈Unit Structure/As Of Now/Section〉における壮大な展開、セシルのピアニストとしての個性が表出した〈Tales(8Whisps)〉などこちらの体力も万全の時に聴き込みたい濃厚濃密な5曲。何度聴いたとしても、印象は都度変わるのではないでしょうか。そう、そうなっている時にはすでにセシルの音楽の虜、迷宮入りです。ドンはこのアルバムの存在を「ブルーノートが音楽の限界を超え続けるレーベルだというのを表現していると思うよ」と評しています。


⑥セロニアス・モンク『GENIUS OF MODERN MUSIC Vol.2』

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《レコーディングメンバー》

セロニアス・モンク(ピアノ)

・Track1〜9

サヒブ・シハブ(アルトサックス)

ミルト・ジャクソン(ヴィブラフォン)

アル・マッキボン(ベース)

アート・ブレイキー(ドラムス)

・Track10〜18

ケニー・ドーハム(トランペット)

ルー・ドナルドソン(アルトサックス)

ラッキー・トンプソン(テナーサックス)

ネルソン・ボンド(ベース)

マックス・ローチ(ドラムス)

リリース:1952年

先述のハービー・ニコルスやセシル・テイラーはかなりの個性派ですが、それでいうとやはりセロニアス・モンクも長いジャズシーンの中でも突出した個性を持っていたピアニストです。あまりにも個性的過ぎて、彼もリアルタイムで正当な評価を得ていない部分もありますが、彼が残した演奏、楽曲はジャズにおける偉大な遺産として、現在も多くのミュージシャン、ファンに愛されています。独特の語法によるピアノから生み出される楽曲たちの魅力は何物にも代えがたく、例えば〈Round Midnight〉や〈Straight No Chaser〉、〈Blue Monk〉などは日夜、世界中のジャズクラブで演奏されています。

このモンクの突出した才能に早い段階から注目していたのがブルーノートレコード。
その名も『GENIUS OF MODERN MUSIC』として彼のオリジナル曲演奏を中心に2枚のアルバムとして発表しました。
Genius、和訳すると“天才”。これ以上ないほどの賛辞を冠して発表するほど彼の才能に当時のレーベルの代表、ブルーノートレコードの創設者であるアルフレッド・ライオンが惚れ込んでいた証です。
彼と同じようにピアニストとして、Amazing、驚くほどに見事、とアルフレッドに言わしめたのはジャズにおける演奏スタイル、ビバップのピアノスタイルの祖の1人として名高いバド・パウエルであることから、いかにモンクに対する評価が高かったかを窺い知る事ができるでしょう。

そんな本作のオリジナルジャケットはリンクの10インチレコードの物ですが1956年に12インチレコードで再発されたジャケットが今回のTシャツで採用されています。
Criss Cross〉や〈Straight No Chaser〉、〈Ask Me Now〉など今日でも頻繁に演奏される、まさにモンククラシックとも言うべき楽曲の源泉を聴くことができるだけでもジャズ好きにはたまりません。
レコーディングメンバーものちにモンクと共にジャズの歴史を作っていった巨人ばかり。ドンは「ラディカルで、音楽業界に大きなインパクトを与えて転機になった1枚だ」と語っています。最初は少々とっつきにくいかもしれませんが、徐々に馴染んでいくと味わい深い銘酒のように身体に染み込んでいきます。


⑦アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ『FREE FOR ALL』

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《レコーディングメンバー》

アート・ブレイキー(ドラムス)

フレディ・ハバード(トランペット)

ウェイン・ショーター(テナーサックス)

カーティス・フラー(トロンボーン)

シダー・ウォルトン(ピアノ)

レジー・ワークマン(ベース)

リリース:1965年

常にアグレッシブなドラミングでジャズシーンを揺るがし、数々の名作、そして後進の育成にも貢献してきた名ドラマー、アート・ブレイキー。彼がそのリーダーシップを存分に発揮し、シーンを牽引してきたグループが「Art Blakey & The Jazz Messengers」です。このグループから数々のジャズミュージシャンが巣立っていき、スターになっていきました。ブレイキーはバンドにおいて、常に自身の傍らに参謀役を配し、時代性を巧みに取り入れた新鮮なサウンドを表現してきました。

その中でも本作はブレイキーのドラミングはもちろん、当時のバンドの音楽監督であるウェイン・ショーターのサウンドプロデュースによって、前人未踏の強力無比なエネルギーを発散する大名盤として、今もジャズファンの気持ちを高ぶらせています。とにかくメンバー全員の演奏の熱量が限界を振り切っているかのように壮絶。とにかく必聴。これぞ“聴けばわかる”というもの。

その圧倒的なエネルギーの源泉は当時のアメリカの公民権運動が直結しています。自分たちの意志をサウンドに乗せて猛烈に主張する〈Free For All〉、怒涛の展開を2曲目も引き継ぎ、さらにその沸点が上昇するのがフレディ・ハバード作曲の〈The Core〉。The Coreが意味するところ、それは「Congress ORacial Equality」=「民族平等会議」。すべての人々に平等をもたらすことを目的とし、1942年にニューヨークで結成された団体名を表しています。彼らの差別撤廃を訴えかけるメッセージがその演奏に込められています。この時のレコーディングについて、フレディは「今もヴァンゲルダーのスタジオにはあの時の熱気が残っている」と語っていたそうです。ドンは「ミュージシャンの社会的な問題に対する関心を表現した、とても重要なアルバムだ」とコメントしています。

1965年から時代は進み、2021年となった現在もいまだ世界中で差別は無くなっていません。アート・ブレイキーらが音に乗せて発信したメッセージを胸に刻み、一日も早く平等な世界が来ることを願うばかりです。


以上の7枚、これを機に改めて聴き直すも良し、初めて作品を知った方はBLUE NOTEの名作たちから、ジャズの沼にハマってくださると、いちジャズファンとして嬉しく思います。

今回のコラボレーションを記念して作成されたドン・ウォズによるプレイリストもあります。UTになった作品以外からも選曲されているので、さらに奥深くブルーノートレコードの魅力を堪能してください!

Blue Note Meets UT (Selected by Don Was)

2011年のBLUE NOTE MEETS UT

2017年のジャズ100周年の際のBLUE NOTEとUTのコラボレーション


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