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開業5年目を迎えて

皆様のお力添えのおかげで、「エンターテイメント業界で独立開業1年目からコロナ禍」という罰ゲームを乗り越えることができ、弊社は2023年7月1日から無事に開業5年目のスタートを切ることができました。この未曾有のサバイバルを生き残れたことは間違いなく今後の自信に繋がり、多少のことではブレない強靭なメンタルも手に入れられたと感じています。開業5年目という節目を迎え、経営者として自身の成長はもちろん、「会社の成長」についてもこれまで以上に高いモチベーションで進めていかなければと考えながら日々を過ごしています。

思い返すと、2020年・2021年はひたすらに耐え忍び、2022年はまだ制限のある中ではありましたが、取り戻せる分だけ取り戻すべく無我夢中に働きました。そして、2023年を迎えてからは、ようやく心と時間に少し余裕を持った状態でお仕事に取り組めるようなところまで辿り着けたように思います。コロナ禍でも腐らずに考え・動き続けたことへのご褒美でしょうか、今年は新たな出会いや感動体験が溢れる1年になっていることは間違いありません。これまでの全ての行動が、点と点から線へと繋がっていく手応えを感じ、これも経営者にしか味わえない醍醐味なんだと興奮で心が震えています。まだまだ順調で安定した経営状態とまでは言えませんが、いくつか新たな事業もスタートして、この先にどんな冒険やドラマが待っているのかがとても楽しみです。

「会社の成長」とは、世の社長さん達が皆考える普遍的なテーマではあると思いますが、弊社にとって・自分自身にとっての「会社の成長」とはどういうことなのだろうかと、開業5年目を迎えるにあたって改めて考えてみました。そして、私達にとっての「会社の成長」とは、「一緒に感動できる仲間を増やすこと」という一つの答えに辿り着きました。がむしゃらに働きながら資産を増やし、大きなオフィスを構えてたくさんの従業員を雇用することも立派な会社の成長ではあると思いますが、私達が目指す到達点はそこではないと考えます。私達は、年齢・性別・国籍・育った環境などに関係なく、心と心で繋がり合える仲間と共に、日々感動や興奮を創造しながら世の中のお役に立てることを目指します。目先の利益よりも仲間と共に創造する時間の濃度にこだわりながら、少しずつ貯蓄した資産を使って、また新たな仲間探しに投資できるような循環を生んでいければと思います。

「経営者と従業員」という関係性ではなく、お互いを「仲間」と呼び、関わり合えるような会社だからこそ起こせる波動を意識しながら、5年目もますます邁進させていただこうと思います。まだまだ未熟な私達ですが、今後ともご贔屓賜りますようお願い申し上げます。

株式会社 奏 -KANADE- 代表取締役 北岡良太



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