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コーチや教育者の在り方を学べる! 映画「コーチ・カーター」

私事ですが、最近毎日新しい映画やドラマ、アニメを見る習慣がついてきました!

もともと、そういったものを見るのは好きでしたが、今まで見たことがあるものを何度もループするばかりで中々新しいものに手を出せませんでした。

こういうの僕だけなんでしょうか?

そこから、特にきっかけはないですが毎日その一歩を踏み出せてきているのでこの習慣は継続させていきたいところです。
今回はその中で見た映画から感じたことです。

映画のタイトルは「コーチ・カーター」です。

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映画として有名かどうかはわかりませんが、バスケ好きの人ならこの名前に聞き覚えがあるかもしれません。
この映画は、選手としても活躍されたケン・カーターさんが弱小高校のバスケットボール部のコーチになりチームを強くするという実話をもとにした内容です。これだけ聞けばまあよくあるサクセスストーリーかと思う人が多いと思います。正直ストーリーはその通りです。しかし、僕はカーターさんの姿からコーチや教育などについて考えさせられました。

カーターさんの指導は、俗にいう超スパルタでコーチになったときに生徒たちにいい成績を取り、授業にも出席することなどが書かれた契約書を書かせたり、何か歯向かえば腕立て伏せ500回やダッシュ1000本などのペナルティ、もちろん練習メニューも超ハード、今なら訴えられてるレベルです。
そして、学生たちはそのかいあってみるみるうちに上達し、チームはどんどん強くなり連勝に連勝を重ねていきます。そして、チームの人気は学校だけでなく町全体にも広がり、町単位での応援がされ、大会でも優勝するなどチームは絶好調でした。

しかし、そんな中カーターはチームな中の何人もが始めに契約していた成績に届いていなかったり、授業にほとんど出席していないことを知ります。するとカーターさんは体育館を閉鎖し、チーム全員が契約した成績に到達しなければ、練習も試合もさせないといい、決まっていた試合も次々にキャンセルしていきます。それには、学生たちもそうですが教員たちのや町の人々が怒り訴えを起こすほどでした。

そんな中でもその姿勢を変えなかったのは、学生たちのことを思ってでした。その高校では50%の人しか卒業できず、そのうち6%が大学へ進学します。大学へ進学しなかったもののうち、半数以上が刑務所に入っています。カーターさんは生徒たちの将来を考え大学に進学することを考え勉強にも力を入れさせていました。しかし、周りの人たちは違います。そんなことよりもチームがプレーし勝利するところが見たかったのです。
「生徒たちが輝けるのは今だけなんです、それを奪わないで」というセリフがありました、これにカーターさんは「それが問題なんです」と言いました。

応援してくれていた人たちが見たかったのは目の前で興奮や感動を与えてくれるチームの勝利であって、選手のことを見ているわけではないんだと感じました。これは芸能人とファンやメディアと似たところがあるかなとも感じました。
コーチや教育者というものは生徒たちの目先のものにとらわれるのではなく将来を見据えた配慮や決断をしなければならないのだなと感じました。特に高校3年間で結果を出そうとさせると、とにかく詰め込んだ方が結果は出るのかもしれません。しかし、その後大学、社会人と結果を出し続けていくためにはそのやり方では上手くいかないことが多いように感じます。
コーチや教育者のように生徒を導いていく立場の人間は生徒を信じ、生徒の今ではなく未来を信じることが必要なのかなと感じました。

これは子育てにも似ている気がします。


この映画を見て、スパルタな指導とその裏にある生徒たちへの思いを見ているとドラマの女王の教室やドラゴン桜を思い出しました(笑)

やっぱりスポーツを題材にしているものには、ほかのものよりも感情移入できる部分が多いような気がします。
Netflixで見ることができるので気になった人は見てみて感想を教えてください。


最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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