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あなたは自分に自信がありますか?

「あなたは自分に自信がありますか?」

この問いに対して、「自信がある」と胸を張って言える人は、どれぐらいいるのだろうか。

学生時代は自分に自信しかなかった。でも、社会に出た途端に、上には上がいると現実に打ちひしがれてしまっている自分がいる。歳を重ねれば重ねるほど、自信というメッキは剥がれていく。でも、自分の良いところはちゃんと知っているつもりだから、まだ自分の中の自信は死んでいない。

今日ある人とお話をしているときに、「リョウタは自分に自信があると思う?」と質問をされた。

「自分に自信がないわけではない」と答えを、濁している自分に気づいた。これは自分の悪い癖だ。言葉の捉え方がネガティブなのだ。「自信がないわけでない」ということは、「自分に自信がある」ということだ。でも、答えを置きに行く自分がそこにはいた。「もっと自信を持てよ」と言われることもあるんだけど、どんな答えも置きに行ってしまうのである。

なぜ答えを置きに行ってしまうのかを考えてみると、そこには「嫌われたくない」という感情があった。自分の自信を他人にひけらかして、嫌われるのが怖い。嫌われたくないという心理が働いて、答えを置きに行ってしまうのだ。だから相手の鼻につかない言葉を選んで、相手に伝えてしまっている。

「お前昔はもっと自分に自信あるやつだっただろ。今から自分の良いところを挙げてみな」と言われたから、紙に自分の良いところを書いてみた。

好きな文章を仕事にできている。人に優しくもできるし、包容力があるとも言われることも多い。他人の悪口を言わないどころか他人の良いところを褒めてばかりいる。そして、家事もできるし、顔も悪くない。面倒見が良い。

ここまであげると、「俺から見てもお前はめっちゃ良い男だよ。もっと自分に自信を持てば良いと思う。自分に自信を持たないとそれは相手に伝わる。だから、お前は自分のできることや特徴にもっと自信を持て。良いか。お前は良い男だ。」

なぜか救われた気がした。他人に自信を持てと言われたことが嬉しかった。そして、もっと自分に自信を持って良いのかもしれないと勇気をもらった。

自信のなさは成果にも現れる。自信がある作品は力がみなぎっているが、自信のない作品は力が弱い。それに加えて、自分のいいところを発揮できた方がいいものを作ることができるし、自分に自信を持った方がいい。

もしも他人に嫌われたらそれはもうそのときに考える。だから、自信があるかどうかを聞かれたら、胸を張って「自信がある」と言おうと思う。

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