ずっと焦りを抱えて生きている

来年に東京に移住すると言っている割に、誰かに報告できるうれしいニュースはまだない。いまの感情は焦りと不安のみで、それ以外の感情がわからないままずっと生きている。

1年後に東京に移住したとしても、きちんとやっていけるんだろうかとか、そもそも東京にちゃんと移住できるのだろうかなどと考えている。

東京に手ぶらで行く気などさらさらない。せっかく1年間の準備期間があるのだから東京でちゃんと生きていける状態にしてから移住したい。口だけではなにも変わらないため、きちんと行動に移していく。東京移住に向けて、Wantedlyや編集者を募集している企業を探して、応募をしている。

これは完全に自分の力量不足が原因なんだけれど、思うような成果はほとんど出ていない。まだ焦る時期ではないのかもしれないし、2ヶ月に1回は東京に行くため。もっといい報告ができる可能性だってある。それに加え、軌道に乗れば、1ヶ月に1回の頻度で東京に行く予定だから、東京で生き抜く可能性はさらに上がるかもしれない。

始まったばかりなのに、焦ってしまうのは良くない。そんなことは理解している。そもそも最初から結果が出るわけなんてないのに、最初から結果ばかりを求めている。過程なんてどうでもいい。ずっと結果、結果ばかりの自分にうんざりしている。この世界は弱肉強食だから結果を出さない人間は淘汰されると知っているからかもしれない。

東京でやっていきたい。だからこそ結果を求めている。俺はやれるぞという気持ちで生きなければ、フリーランスとしてはやっていけないと勝手に思っていて、この感情が完全に裏目に出ているからしんどい。

きちんと行動に移している事実に、すこしは目を向けるべきなんだけれど、焦りが邪魔をしては、さらなる焦りを見出す。この感情は東京に行くまでずっと消えないのだろう。だったらせめて焦りを味方につけたい。僕は幸運の持ち主である。焦りと運を味方につけて、東京移住をうまくいかせてみせる。それだけは変わらないのだから。大丈夫。自分ならやれると言い聞かせて一歩ずつ前に進んでいこう。