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全部、想定外の人生だから

小学生までは大人になったらお花屋さんを開くことを夢見ていた。友人に笑われ、女性みたいな夢を持つことが恥ずかしくなり、自分の夢を諦めることにした。

次になりたいと思ったのがサッカー選手。W杯のあの舞台に立つ自分を想像しながら日々の練習に励む。でも現実はあまりにも厳しくて、高校生になってからその夢も潰えてしまった。

自分の力を思う存分発揮できるのはどんなことだろう?

考えても行動しても何も見えてこない。出口の見えないトンネルをさまよっているような感覚。でもそれって今思い返せば、できることからやりたいことを探していたからかもしれない。

できることからしかやりたいことを見つけようとしないのなら、やりたいことが見つからないのも無理はないのかもね。

サッカー選手になりたいとがむしゃらに走り続けた中学生時代のバイタリティが高校生の頃にはすっかりなくなっていて、ただただバイトに明け暮れていた。

サッカー選手を諦めたあとは教師になりたくて、教育学部に通ったのに、教師にはならず、結局ベンチャー企業に就職。たった2ヶ月で転職し、毎日会社に行って、家でだらだらする生活を続けていた。

このままやりたいことも見つからずに、死んでしまうのかなとさえ思っていたあの頃。出会いはひょんなところからやってくる。趣味程度にやっていたSNS。まさかSNSのでの出会いが自分の人生を大きく変えるなんて思っていなかった。

SNSで出会った人はどうやら文章を書いて生活をしているらしい。興味津々だった僕は、その人に文章の話を聞きに行った。話を聞いているうちに、自分も文章を書いてみたいと思うようになり、自分の書いた文章をSNSに挙げるようになった。

そこから3年半がたち、僕は今も文章を書き続けている。僕を変えたきっかけは間違いなくSNSだった。自分の興味が赴くままに行動した結果、文章を仕事にすることになった。

でも小さい頃の自分がそれを想像していたかと聞かれても、絶対にイエスとは答えないだろう。まさか文章で独立するなんて微塵も思っていなかった。

何かのご縁が回り回って、文章が僕の生業とするようになり、少しずつお仕事として成り立つようになってきた。

人生は想定外の連続だ。何がきっかけで自分のやりたいことが見つかるかなんてわかりやしない。

僕たちはみんな想定外を生きている。

想定内の人生はきっと面白くないから。何かを変えたければ、少しの勇気とはじめの一歩が必要だ。

心が赴く方へと一歩ずつ歩き出してみる。

そうすれば何かがきっと見つかるから。

焦らなくていいから。ゆっくり自分のペースで前を向いて歩いて行こう。

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