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世界のkindergarten184

2021/03/14
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。

今週は世界の保育園を散歩。
本日紹介するのは、デンマークにある保育園(DAY CARE)です。

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本日ご紹介するのは幼稚園ではなく保育園です。
180名のこどもが通っている保育園で、環境や風景からたくさんの遊びからたくさんの能力につながることだと理解していることから、自然というキーワードとこどもの遊びがどの様にして遊びが生まれるのかを環境構築として園舎から園舎まわりをデザインしている保育園です。

こどもの視覚情報として
建物のボリュームをしっかり意識できる様に、建物のサイズを小さくしたり、屋根の形状を身近に感じられる様に、視線的に近く感じる様なデザインをしています。

こどもは目に入ってくる情報が全てです。
いわゆるこどもの可能性としての器の情報の基礎となっています。
なので、園舎周りもたくさんの樹木を意識的に植えて、樹木に触れる様にデザインしています。
そして、軒下から床も全て木材を使用しているので、園舎の周りにある樹木から自分が触っている素材とのイメージをつちかったりして行ける様に工夫をしている園舎なので、遊びの中に触覚が必ずある。ということを意識し、そして、実際のこどもの動きを理解しているからこそ、本物の素材がどこからあるのか原理原則を理解はできないですが、体験としてこども自身が価値観として蓄積することにつながっています。

なので、何度も繰り返して行動することが、可能性につながったりしているのもうなずけますよね。
全ては五感、個性からくる本能で遊びから全ての体験へと行動を起こしています。

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毎回同じこと書いておりますが、視覚情報が大事ですよ!!
ということをこれからも伝えていきます。

「こどもたちの興味関心を引くには、視覚情報が1番です。
なので、空間もそうですが、質感、表現力がこどもたちに取って一番の有益な情報になります。
興味を持ち、それから触覚や感覚・舐めるといった行動につながります。」

まだまだ世界には日本では感じることができない建物がたくさんあります。
これからも、参考にしてもらえるような建築物を発見していきます。

よろしければフォローをお願いします。

また、建築家としても活動しておりますので
簡単なご相談がありましたら、お申し付けいただければと思っています。

参考ページ
https://www.archdaily.com/900122/galaxen-day-care-center-kullegaard?ad_source=search&ad_medium=search_result_projects


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