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未経験からエンジニア転職した2022年を振り返ってみて

2022年内にこの記事書こうかなと思っていたのですが、大掃除やら仕事納めやら、バタバタしており結局年明けてから、この記事を書き始めています。

いざ振り返ってみると、2022年はテックキャンプへの入学から転職活動に就職と、激動の一年でした。自分としてもこの一年は振り返って整理しておきたいし、これからエンジニアを目指そうと、この記事に辿り着いてくれた人にも、鮮度の高い情報として受け取ってもらえると嬉しいです。

・2022年の振り返り

1月〜3月:テックキャンプ入学

2022年の1月中旬から、自分はテックキャンプの短期集中コースに入学しました。学習内容とかはどこかの記事で書いた気がするので、いまとなって実用的だったかどうかとかを少し書ければなと。
端的に、テックキャンプで学習していて、いまでも直接的に活きているようなものは少ないです。結局は自分で必要な知識を収集して身につける他ないです。ただスキルを身につけるだけでなく、その後の転職まで考えているなら、スクールに通っていたという一定のネームバリューと、サポートを得られるのは大きなメリットですね。

ちょっと話それますが、エンジニア転職してから感じるのは、このスクールで学習してきたことと、企業に入ってから求められるスキルのギャップが結構あるなーと思っています。
いま未経験エンジニアを受け入れている企業は結構あると思いますが、一人のエンジニアを入社させるまでに100万を超えるコストがかかっていると思います。(人材紹介の手数料とか、面接してる従業員のコストも考えると)
それでスキルのギャップが出てしまうのであれれば、自社で未経験用のスクールをやってしまう企業がもっとでてきていいのになーと考えます。
優秀な人材を自社のスクールで生み出せるなら、採用のコストは相当削れるだろうから、仕組みさえできればめちゃくちゃ良さそうなのに、、なんて思っていました。

4月:就職活動

3月でテックキャンプのカリキュラムは終了し、4月から本格的に就職活動していました。面接と過去noteでも書いていましたがjavaの勉強をして、と言う感じで過ごしていました。
と同時に、この時に一番困っていたのはズバリお金です。
スクールを始める1ヶ月前に会社を辞め、1日の全てを学習に費やしていたので、貯金を切り崩していくのも限界がきて、一番苦労したポイントかもしれません。(税金も普通に持っていかれるし笑)

スクールの話に戻りますが、短期集中で挑戦した結果、自分は知識がほとんど0の状況から約4ヶ月でエンジニア転職に成功しています。ただ、その4ヶ月の100%の時間を投資していたわけで。半年間とか長期的に学習を進める学習コースと、短期集中コース。「エンジニア転職を成功させる」という目標のためにどういうルートを通っていくのかは、転職を成功させるうえで1つ大きな選択だと思います。ちなみに、どのルートを通ろうが、転職後に差が出たりとかは、いまのところ感じたことないです(貯金の差ぐらいかな)

5月〜7月:入社、研修

スクール、転職活動を経て5月頭、いまの会社に入社しました。
とはいっても、その会社では経験が浅い人向けに研修を用意してくれており、また勉強生活が始まります。スクールではRuby,Railsを主に扱ってきたのですが、研修では社内の利用率が高いjava,Springを使ったRESTfull APIの作成をメインに、高級言語を使用したFEの学習や、AWS SAAの学習など、より実践的な知識を学ばせていただきました。この期間があったおかげで、SAAの資格を取得できたり、網羅的な知識を携えた状態でプロジェクトに参入できたのが非常に大きかったと思います。

8月〜:プロジェクト参加

ここから本格的にプロジェクトに参加してエンジニアとしてスタートしました。この部分が一番濃度高いと思うので、少し具体的に書けたらと思います。

・苦労した点
自分が参加したプロジェクトは、新規のものではなく既にあるサイトをベースに、保守やサイト改修のプロジェクトが走るタイプだったのですが、一番苦労したのは、ずばり「コードリーディング」です。
メインサイトを読み解くこと、サイトの構造を理解することの難しさをこのとき痛感しました。自分がプロジェクトに参入する前にイメージしていたコードボリュームの数十倍以上といっても過言ではないぐらいの量があり、衝撃を受けたのをいまでも覚えています。
大きなサイトのコードを読むこと、その処理が実行される時に、どこがどのように繋がって処理が行われているのかを理解すること、が最初は一番重要なんじゃないかと思うぐらいです。実体験を通して、「なぜ他人が見てわかりやすいコードにしなければいけないのか」「変数名の付け方」などが重要視されている理由を知りました。

・業務を通して感じたこと
プロジェクトに入っても、エンジニアとしては1年生なので、いきなり複雑なタスクが発生したりということもなく、周りの人も同じ境遇や比較的若い人が多かったのもあり、かなり丁寧に教えてもらいながら業務を進めていました。
他の会社はわからないし、そのときの環境によって変わるとは思いますが、このとき感じたのは、「なんか新卒みたいな扱いをしてもらっている」ってことです。未経験っていう言葉の印象が強いんだと思いますが、これが逆にチャンスで、自分も社会人を経験してきているので、コードを書く以外の自分にできることをどんどんやって、それを評価してもらおうと考えました。結果的にそれが功を奏して、顧客とのやり取りを中心に任せてもらえるようになり、つい最近ですが、小さなプロジェクトの開発責任者を任せてもらえるまでになれました。
技術的な部分が飛躍的に伸びることは難しいと思います。ただ、技術以外の部分においては、組織の力になれる部分が十二分にあると思うし、実際にあったと感じています。

周りを見ていても、未経験だからと縮こまってしまう人も多いのですが、これがすごくもったいないと感じてしまいます。変な例えですが、漫画のONEPIECEで船長のルフィが、ジョブチェンジで航海士をやることになったとしましょう。そのとき、航海術や天候を読むことは未経験でも、戦闘力まで未熟になることはないです。戦いになれば活躍できます。将来的に航海術も身につければ、戦えて航海術も任せられる唯一無二の存在でしょ、という考え方です。
未経験転職エンジニアは、言い換えれば「周りが経験していないことを経験してきているエンジニア」です。自分のその経験で活かせることを、組織に与えられることが価値なんだと個人的には思っています。
(めちゃくちゃ話がうまかったり、まとめるのが上手なエンジニアとかは絶対に重宝されると思います)

まとめ

書きたいことを書き殴った、よくわからないまとめになりましたが、
自分の中では、振り返れた気がします。
環境に依存しそうなことや、個人の考えによってしまった内容になっていると思いますが、誰かの参考になってくれると嬉しいです。


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