№27：基礎代謝は「1日何もしなくても消費されるカロリー」ではない

こんにちは。
なんでもぱくぱくダイエットコーチの室谷です(^^)/

私は18歳でフィットネスクラブにアルバイトスタッフとして入社し、それがトレーナーとしてのスタートでした。

初期研修の際に先輩スタッフから
「生命維持のために1日に何もしなくても消費されるカロリーのことを“基礎代謝”っていうんだよ」と教えてもらいました。

その時は疑うこともせず研修を受けておりましたが、その後月日は流れ、改めて自分でいろいろ学んでみると、この基礎代謝の表現の仕方が少し違うということがわかりました。

確かに全く動いていないといしても生命維持に使われる必要最低限の消費カロリーという点は間違っていませんが、「何もしなくても」という点が間違っています。

おそらく先輩は、「何もしなくても」ということを「からだを動かすような身体活動をしなくても」という意図で言ってくれたんだとは思いますが、本当に「何もしなくても」ではありません。

では何をしなければ基礎代謝分のカロリーをきっちり消費できないかというと、それは食品や水分を摂るなどの「ものを食べる」という行為です。

以下が基礎代謝の内訳です。

これらの組織を維持するためのカロリーが基礎代謝なわけですが、はたして一切の飲まず食わずで、理論値道理の基礎代謝を消費するでしょうか？

身体から尿や汗として水分は失われていきますので、水分を摂らなければどんどん体の水分量は減ります。

その結果当然血液はドロドロになり、各細胞への栄養供給や老廃物回収が滞ります。

そうなった時に、各組織の細胞は理論値道理のカロリー代謝をしてくれるでしょうか？

答えは否ですね。

血液に乗って栄養素や酸素が十分に全身隅々の細胞に行き届くからこそ、細胞がカロリー代謝をしてくれるのです。

またしっかり食事をして内臓が活発に動いて熱を発することもとても重要なカロリー消費です。

あまりにも食べない、飲まないでは自身が想定している基礎代謝よりもカロリー消費が低い可能性はありますので、極端な食事制限は控えたほうが良いと思います。

本日の内容はここまでです(^-^)

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