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岡林リョウ
2020年7月5日 02:23
滅多に握手などしない。ここ1年で恐らく3,4回ほどしかしなかったろう。その中に、弱い握手のかたが何人かいて、その身を案じたりもしていた。うまく言葉が見つからない。しかし音はあくまでアグレッシブで、ひたすら求道的なまでに強く、揺さぶるように、囁くようにひびき、その音があの弱い手から紡ぎだされていたその、余程の気力と、意思と、うまく言葉が見つからない。何かとても、極
2020年6月28日 02:55
銀の翼が舞い降りて 水晶の砂を照らす黒い波間に見えるもの それは僕のたましい夏の日の去るよりも早く 若き夢は過ぎ去る幸せな夜よりも早く 若き夢は過ぎ去るやわらかな桜色の道 ほのかに香る若葉輝く未来に見えるもの それは今ここの僕うたかたの虹の消えるより早く 若き夢は過ぎ去る賑やかな夜よりも早く 若き夢は過ぎ去る木の葉もいつかは枯れ 花びらも地に落ち星も落ち月も落ち 夜もすぐに去