知っておきたい「認知的バイアス講座」 【透明性の錯覚】*006*
デザインやマーケティングに役立つ認知的バイアスを紹介していきます。
透明性の錯覚
自分の考えや感情が、実際以上に他者に伝わっていると思ってしまうこと
スピーチや自己紹介で緊張していても、「緊張していないように見えた」など声をかけられたことがある人も多いはず。
つまり、想像以上に緊張する必要も「(自分の状態が伝わって相手に)こう思われているんじゃないか」と気を使う必要はないのだ。
逆に、自分が伝えたいと思っていることも実際には他人にそれほど伝わっていないことになる。
伝わりやすく話したり、メールを工夫したりすることは大切だが「思っている以上に相手には伝わっていない」と考えたほうがよい。
何かを伝えるときは酔っ払った幼稚園児(存在しないが)に伝えるぐらいの気持ちで臨もう。
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