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二拠点居住の片方に帰れなくなった生活の弊害をまとめてみよう。

今日から記事の冒頭に 株式会社machimori のオンラインショップで販売している「未来で泊まれる宿泊券」の告知を挟ませてもらいます。
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——— 本編ここから開始 ———


2018年の夏頃から、生まれ故郷「鳥取市」と第二の故郷「熱海市」の二拠点居住をしています。大体月1度の頻度で行き来をしていて、

・鳥取市:1週間〜10日間の滞在
・熱海市:3週間〜30日間の滞在

ぐらいの期間の滞在を繰り返しながら生活をしてきました。

住民票(事業所)や大半の荷物は鳥取に置いているため、スタイル的には「鳥取をベースにして熱海に長期旅行滞在をする」というイメージに近いです。

そんな生活を2年近く続けてきたわけですが、昨今の新型コロナ騒動によって、2月21日以来、鳥取に帰れていません。すでに7週以上が経過しました

このままの状況が続けば、僕が次に鳥取へ戻れるのは「早くても7月ぐらい」になるだろうと感じています。(もはや二拠点居住の概念すら再定義しなければならない気がする)

おそらく、あまり表面化していないけど、僕と同じように強制的な一拠点居住を余儀なくされている二拠点居住者は多いのではないかなと。


というわけで、参考になるのかはわかりませんが、備忘録として「二拠点居住の片方に帰れなくなった生活の弊害」をまとめておこうと思います。

[注意]
すごく個人的な弊害ばかりなので一般論ではありません。ご了承ください。

弊害①:手元の春服と夏服が足りない

まず最大の悩みは「服問題」です。

僕の場合は、鳥取の家にほとんどの荷物(服)を置いていて、熱海に行くときに毎回そのときに必要なものだけをキャリーケースに入れて持ってくるスタイルにしていました。

そのため、現在熱海で持っている服は「3月」に合わせた気温10℃前後に対応するものばかり。15℃以上に適した春服や、20℃以上に合わせた夏服は、ほぼ手元にありません。これが本当にヤバい。

熱海では諸事情により家を転々とする生活をしているので、あまり持ち物を増やしたくないのが本音なんですが、今年はオンラインで購入できる服を買い繋ぐしかなさそうです。(Tシャツ系は知り合いのECから買いまくろう)


弊害②:髪のセルフカットができない

これもかなり個人的な弊害なんですが「散髪問題」が発生しています。

プロフィール写真を見てもらうとわかる通り、僕はほぼ坊主スタイルで生活しているんですが、散髪は毎回鳥取の自宅でバリカンを使ったセルフカットをしていました。(行き来のサイクル的にちょうど良かったから)

≫ 謎にセルフカットしている様子を撮影したYouTube動画はこちら

それが鳥取に帰れないため、髪が伸び放題になってしまっています。大学生以来の「前髪」に違和感を抱き続ける日々です

さらに、この新型コロナの感染を考えると理髪店にも行くことも躊躇しており、いつまで髪を切れないのだろうと少し悩んでいたりもします。(熱海でバリカンを借りればいい話なんですが…)


弊害③:図書館に借りてる本を返せない

これも個人的なものですが「本を返却できない問題」も抱えています。

前回の鳥取滞在のタイミングで、鳥取県立図書館が長期休館になるということで、2月中旬から3月末まで本を借り続けられる状態になっており、ちょうど良いと思った僕は同時に10冊ほど本を借りていました。そして、鳥取の自宅に7冊、熱海に3冊ほど分散して持っている状況です。

その本たちの返却期限が来ているものの、鳥取に帰れない現状では返却がなかなか難しい。

一応、司書の方に個別に連絡を取って2週間の延長手続きはしてもらったんですが、夏まで帰れないとなると返却方法を考えなければなりません。

幸運なことに鳥取はシェアハウスの形で住んでいるため、究極的には「鳥取の本は同居人にお願いして返却してもらう&熱海の本は県立図書館に郵送する」という方法も取れるので、そろそろ検討しなければなという状況です。


弊害④:届いている書類が確認できない

二拠点居住で最も煩わしいのが「郵便物の管理」です。

僕の場合、鳥取に住民票や事業本籍を置いているので、重要書類はすべて鳥取の家に届きます。普段は月に1度は帰れるため、そのときにまとめてチェックすれば良いのですが、今回のように数ヶ月単位で帰れないと見逃してしまう書類も出てきてしまうでしょう。

特に困るのは、銀行やクレジットカード、税金など、万が一のトラブルによって緊急で支払う必要があるものの場合です。気づかないでスルーしてしまっていたときには・・・(あぁ、考えたくない…)

[補足]
小さな弊害ですが実害の出そうなところで言うと、今月が更新月のモバイルWiFiルーターの返送しなければならない箱が鳥取の家のどこかに置いたままになっています。置いている場所がわかれば連絡して送ってもらえば済むのですが、どこに置いているかわからない状況はかなりキツい。違約金を含めて考えなければならないかなと思い始めている今日この頃です。


弊害⑤:家のメンテナンスが疎かになる

最後に、個人的には小さな弊害ですが一般的には大きな弊害になる「家のメンテナンス問題」です。

先述したように、鳥取では僕が代表契約しているシェアハウス(一軒家)に住んでいるので、家の共有部の掃除などは同居している人たちがやってくれます。が、さすがに僕の自室については定期的に空気の入れ替えなどをしないとな、、、と思ったりしているところ。

些細な部分ですが、このまま帰るタイミングが遅くなればなるほど懸念は大きくなっていく部分でもあるなと。


まとめ:これからの暮らしを考え直す時期なのかもしれない

そこまで共感できる内容ではなかったかもしれませんが、これまで二拠点居住(デュアルライフや他拠点生活も含む)をしてきた人は、大なり小なり同様の弊害を感じているのではないかなと思います。

自分の人生、生き方、働き方、暮らし方。QOLを高めるために「複数の拠点を持つ」という選択をしてきた人も、突然迎えた「移動自体が制限される時代」の中で、これからどう生きるべきか、どう暮らしをデザインしていくべきか、再度向き合わされているのではないでしょうか。

少なくとも、僕自身は自分の価値観をどうアップデートしていこうか考え始めています。

ここ数年で一気に市民権を得てきた『シェアリングエコノミー』の概念も、3.11以降に見直されてきた『コミュニティ』の近さも、感染症の蔓延する世界ではリスクの高さだけが目立ってしまう。

そんな時代、そんな世界を、あなたはどう生きていく?


新たな時代の最適解を探す旅は、もうすでに始まっているのかもしれない。


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というわけで、今日の記事は以上です。
終わり方に悩んでポエムっぽい感じにしてしまいました。

では、またあした〜!

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