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決断のスピードと、検証のクオリティが、勝負を分ける時代。

先日、社内研修で「VUCAの時代」の話が紹介されました。Twitterやビジネス書ではよく目にする単語だけど、改めて意味を噛み締めてみると、コロナショックに揺れる今だからこそより味わい深く感じる言葉に思えました。

「VUCA(ブーカ)」とは、
・Volatility(変動性)
・Uncertainty(不確実性)
・Complexity(複雑性)
・Ambiguity(不透明性)
の頭文字を組み合わせた造語で、2010年代に入ってから「現代の混沌とした時代を表す」として広く使われるようになった言葉のひとつです。


今まさに激動の中にある「コロナショック」は、文字通りの VUCAな状況 を引き起こしています。色々な事情が複雑に絡まり、今後の展開は誰にも予想ができません。東京五輪の2020年開催も事実上ほぼ不可能になったと思われる状態の中、どう対処していくべきか頭を抱えている人も多いでしょう。

おそらく、この波に飲み込まれて窮地に追いやられる事業や個人もたくさん出てくるはずです。一方で、生き残っていく企業や事業主は、どうやってこの窮地を突破していくのか。


その答えのひとつは、「ひとつひとつの決断を早くして変化に対応していくこと」だと思います。

進化論を提唱したイギリスの有名な自然科学者・ダーウィンが、

“最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは「変化できる者」である。”

と言ったことはよく知られていますが、まさに VUCAの時代 の生存戦略は「変化していくこと(=決断を早めていくこと)」だろうなと。


そして、決断のスピードを早めた上で、今後はさらに「決断が正しかったのか否か」を検証して次の決断に活かす、ということが求められてくる。変化を恐れず決断するだけでなく、その検証クオリティが高くなければ、いつか運の尽きるときがくる。おそらくそれは間違いない。

だからこそ、自分の生存戦略を「運」に委ねない為にも、決断を限りなく早くできる仕組みを整えて、その決断の有効性や有用性をしっかり分析検証し、次に活かしていくことに意識を向けなければいけません


「決断スピード」と「検証クオリティ」


これらが今後の勝負を分けていく。

ブログ運営も、企業経営も、自分の人生も、キャリアプランも、何事においても VUCAの時代 の生存戦略はほとんど同じ。混沌とカオス化している今だからこそ、その基本を胸に刻んで日々を過ごしていきたいと思います。


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というわけで、今日の記事は以上です。
記事のリライトの重要性を再確認した気分なので、明日は何本か書き直しをしようかな。

では、またあした〜!

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