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人生は「タイミング」で出来ている。

アドレスホッピングを始めて早1ヶ月が経ったらしい。当初の高揚感も随分薄れてきて、今はものすごく内省の時間として過ごしている。撮った写真も溜まりに溜まっているが、もう発信するために整理する気分でもない。(どうやら僕はインプットが楽しいとアウトプットをしたくなる性格のようだ)

この無拠点居住の期間中、意識していたことがある。それは「散歩」と「読書」の時間を滞在先でもしっかりと確保すること。これはもうルーティンと言ってもいいレベルで実施してきた。今月の平均歩数は1.3万歩らしい。

歩きながら audiobook.jp で聴きながら読書をして(今は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を聴いている)、カフェで歴史小説(読んでいるのは司馬遼太郎の『』である)をまったり読んで、たまに Kindle で購入した電子書籍を乱読する。

今日から読み始めた電子書籍は『FIRE 最強の早期リタイア術』という本だ。第2章まで読み終えたが、この時点で感動する良本だと感じてる。

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1日1食生活の食事をしたあと、宿までの帰り道に歩きながらフッと「あぁ本との出会いにもタイミングがあるんだなぁ」と感じた。言われてみれば当たり前のことである。知識としては理解していたことでもある。だけど、妙にスッと腹落ちした。

読み始めた本のテーマでもある『FIRE(Financial Independence, Retire Early = 経済的自立&早期退職)』という言葉自体は、2年以上前から知っていた。憧れて調べた時期もあった。けど、当時は一切リアリティを持てないまま興味が他に移った。というより、早期リタイアという選択に「いつか飽きそう」という先入観もあったと思う。

だけど、今は違う。

FIREという生き方を現実的な目標として目指したい気持ちが高まり、十年後、いや数年後のリアルな未来として目指す意義を抱き始めてる。(誤解してほしくないが、いま現時点でそんな余裕があるわけでは一切ない)

きっと2年前の僕がこの本に出会っていても記憶に残らなかっただろう。むしろ手にすら取ってないかもしれない。結局のところ「読むべきタイミングで出会っている」ということなんだ。


もうすぐ読み終わる歴史小説の『』もそうだ。

物語として面白いのは当然だが、その時代の価値観(儒学・朱子学・陽明学など)や世界情勢、登場する各国の宗教観などの時代背景に対する理解が一定以上に深まっているからこそ、より裏の部分まで読み図ることができて面白みが増している。

数年前の僕が読んでも「へー面白いじゃん」と冷たい感想だけ残して上巻で読むのをやめていただろう。


結局のところ、人生はすべて「タイミング」なんだ。上手くハマるときは何したってハマる。ハマらないときはいくら足掻いてもハマらない。

人生を変える本との出会いも、運命の人との出会いも、結局のところは「タイミング」なのだ。

いい巡り合わせは良きタイミングでやってくる。だから、そのタイミングを掴む準備をして待ち続ける。やってきたタイミングを逃さず掴み切る。そうやって人生はより良い方向に進んでいくのだろう。


今日の僕は、目の前の素敵なタイミングを掴めただろうか?
明日の僕のために、タイミングを掴む準備はしただろうか?

寝る前にそう自分に問いかけてから眠りにつこう。


今日の僕は、目の前の素敵なタイミングを掴むよな?
明日の僕のために、タイミングを掴む準備するよな?

起きたらそう自分に問いかけてから朝を始めよう。


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というわけで、今日の記事は以上です。
自分に向けたメッセージ記事が多くなっていてすみません。

では、またあした〜!

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