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★科学的な自己分析!!★本当のあなたを知る価値観ワーク!!これであなたも就活無双!!

幸福度を最大化する科学的な適職に就職する方法が公開!(ESの書き方や参考例も有り)」の続編です。
就職・転職に悩んでいる方、どのような会社を選べば良いか分からない方はぜひ見てみてください。
また、自分の人生の基準を知りたい方にも参考になるので、是非価値観を知るワークもやってみてください!!

こんなあなたに科学的に正しい自己分析!!

こんな風に思っていませんか?

  • 「本当の自分」がわからない…

  • 自己分析をやってみたけど、ますます自分のことが分からなくなってきた。

  • どのようにすれば自己分析ができるの??

  • 自分がなにをしたいのかが分からない…

  • 自分の中に確固とした人生の基準がない…

これらの悩みをワーク形式で一発で解決します!!自分で手を動かすことで理解度が高まるため、効果が倍増します!
あなたの価値観を明確にするので、あなたの人生で優先すべきことがわかるようになります。つまり、意思決定の際の確固たる基準と人生の指針が出来るのです。

最初は自己分析について解説しているのでよく読んでみてください。ワークも最初は目を通すだけでかまいません。
全て目を通してからやってもよし、ワークからやってもよし。あなたに合ったやり方で是非参考にしてください。

価値観とは?価値観の定義

最初に価値観の定義をしておきます。

◎価値観とは
・あなたが人生において重要だと考える信念
・あなたが人生で主張したいこと、どのように行動したいか、どのような人間になりたいかという考え
・世界や周りの人々、自分自身とどのように関わりたいかという心の中にある願望

価値観がわかるとどうなるのか?

・自分が何を目指しているのか?何をしたくて何を求めているのか?自分はどういう人間なのか?という疑問に答えが出る!
・譲れないものと妥協できるものを明確化できる!
・自分に合った理想の企業に就職できる!!
・価値観を明確にして迷いなく生きよう!!

自己分析で本当のあなたなど見つからない!???
就活界隈の自己分析には科学的な根拠がない

今まで、就職活動を始めた人は皆「自己分析をやれ!話はそれからだ!」「自己分析をすれば君に合った理想の会社に入れる!!」と就活エージェントや就活Youtuberに言われてきたと思います。私もそうでした。
実際にGoogleで「自己分析」と調べると、約4億8千万件がヒットし、様々な「自己分析ツール」が公開されています。特に大手就活サイトには、「高精度、プロが開発、3人に1人が利用、あなたの適正にあった企業に」など素晴らしい効能が期待出来る自己分析支援ツールがてんこ盛りです。
しかし、就活の世界で行われるいわゆる「自己分析」というものには科学的根拠は皆無です。なぜなら「自己分析ツール」とは、スピリチュアルな自己啓発などを基に就活エージェントが勝手にそれっぽいものを作ったものだからです。

身も蓋もない事実をここで述べておくと、最新の科学では本当の自分なんてものは存在しない(あとで詳述)ことが分かっています。この事実を知らずに、就活生を食い物にする就活エージェントに振り回され、正しく自分を把握するチャンスを逃している方がたくさんいます。
そこで今回は、科学的証拠に基づき理想の就活を実現させるための「正しい自己分析=自己省察」について解説していきます。

参考:insight ー今の自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力

この本では21世紀に必要不可欠である自己認識の力を深めるためにはどうすればよいかということが深く書かれています。もっと深く勉強したい方はこちらも参考にしてください。

科学的に正しい自己分析とはこれだ!!

結論から先に述べておきます。ここでいう科学的に正しい自己分析とは、

「自分自身と、他人からどう見られているかを理解しようとする意思とスキルのこと」

です。「そんなの当たり前だろ!」と思われるかも知れませんが、ここが一番大事なポイントとなりますので、一旦受け入れてください。Insightの著者ターシャ・ユーリック氏の研究によると、自身の実際の理解度は10~15%の間に過ぎないということが明らかになっています。数字はともかく、例えば「自分が人生で最も求めているものはなんなのかを知っているか?」という質問を少し考えただけで、意外と自分のことを完璧に理解しているわけではないということが分かります。

就活界隈や皆さんがいう自己分析とは科学の世界では「自己省察」と言います。ここからの章では自己省察について解説していきますので、一緒に確認していきましょう。

自己省察:二つのスキルから構成される

まず自己認識には二種類存在します。それを説明していきます。

  • 内的自己認識・・・自分自身を明確に理解する力。内的自己認識が高いほど幸福感が高く、ネガティブ感情のレベルが低い傾向がある。(自分の価値観、強み、弱み、どうなりたいか?を把握している)

  • 外的自己認識・・・周囲が自分をどう見ているかを把握する力。他社の視点に立つのが得意なため周囲と良好な関係性を築ける。(誤解されることが少ないため)

読んで字の如くですが簡潔に説明するとこのようになります。あなたも気付いているかも知れませんが、この二つの能力自体に相関関係は特にありません。しかしこの両方の視点をもつことが重要です。
自己認識を高めることは就活や他の大事な場面においても、正しい意思決定を行うことに繋がるのです。

大半の人間が自分のことを平均以上に優れていると考えているという話がありますが、これは自己認識の力が不足していることが原因です。
自らの能力や他者評価を正しく把握することが出来たなら、効率的な努力や効果的な行動・アピールにより理想の就活を達成する助けとなるでしょう。他者から見たあなたと、自分が披露するあなたとのギャップがなくなるからです。
今回の記事では、初めに理解すべきあなたの「内的自己認識」を高める方法を価値観の観点からワーク形式で紹介していきますので、是非参考にしてください。

自己省察が出来ると何が良いの??
まずはその理由を知ろう!

自己省察の利益を知らなければ意味がないので、この章では自己省察が大事な理由とメリットについて確認していきます。
価値観を明確にすれば、自ずと自己省察は高まっていきます。自己省察とは自己を正確に把握する能力のことですので、あなたの基盤である価値観を知ることは自己省察を高めることと同じです。

そしてここで、理解しておくべき重要なことがあります。
価値観が定まってないということは、長期的に一貫した行動をとれないということです。人生を変えたり、何かに挑戦するときには一般的に長い時間がかかります。(就活、受験勉強、人間関係構築、ダイエットなど)
あなたの中に確固とした価値観が無ければ、周囲の無責任なアドバイスや一般論に流されやすくなります。その結果、日々の行動がその都度変わってしまい、ストレスを感じたり、満足度を得ることは難しくなります。

価値観を把握していないデメリットを理解して、メリットについて確認していこう!!

メリット:自己理解度が高い人は良い仕事に就く確率が高い!!

まず科学的な自己分析をする前に、自己省察を高める意味やメリットを理解しておくことが重要です。自己省察に優れておくことはあなたの就活を理想的なものへと導いてくれます
以下に簡単に自己理解度が高いメリットを列挙しておきます。

  • 自己省察が出来る人は自信が高い (参照:R

  • 意思決定の質が高い (参照:R

  • コミュニケーション能力が高い(参照:R

  • 良い企業に勤めている可能性が高い(参照:R

自身についての理解が高いだけでこのような効果があります。こうなればもはや勝ち確です。自己省察を高めることは、あなたの就職活動を上手く進めることに繋がるでしょう。自身自身の事や求めるものを正しく理解していて、意思決定の質が高いんだから当たり前ですよね。
それに加えて、あなたが求めているものを理解することで、「仕事で何をしたいかが分からない、就職してもこんなはずではなかった」という悩みも回避できます。
そして、これから紹介するワークを実践することで自分が望むモノや大切にしたい価値観、逆に必要だと思っていたけどそんなことはなかったものが分かります。つまりあなたの人生のモヤモヤが晴れ、進むべき方向が見えてくるのであなたの人生は大きく変わっていきます。
人生の目的や羅針盤が見つかるのです。

進むべき方向が見えてくれば、就活での会社選定も一気に楽になる!!

もう会社選びで迷わない!!
★本当のあなたを知る価値観ワーク!!★

さて、それではあなたの価値観を明確にするフェーズに入りましょう。
価値観を確認していく科学的な手法は様々なものが開発されていますが、効果は期待できても、どれも手間と時間がかかります。その中でも今回皆さんに紹介する価値観ワークは初めての取っ掛かりとしてぴったりなものを選びました。
価値観とは? といわれても今いちピンとこない人は安心して続きを読んでください。

今から紹介するワークで、あなたの人生の中での物事の優先順位がはっきりします。
物事の優先順位がはっきりすれば、あなたが何を取って何を捨てればよいのかが分かります。つまり、絶対に譲れないものと、妥協できるものの基準があなたの中に出来るのです。
その基準があれば人生のあらゆる意思決定がスムーズに進むのです。

では以下に日本語訳してある値観リストのPDFを置いておきますので、ワークの際に印刷してください。(参考:PERSONAL VALUES Card Sort - The University of New Mexico

実際に手を動かす部分を今から3ステップで説明します。

1.印刷した紙に価値観が50個並んでいます。その50個の横に★、〇、✕のどれかを付ける。★>〇>✕の順で重要度が大きいことを意味します。
2.★が付いた価値観を10個まで絞る。(〇、✕の価値観はここで脱落)
3.★がついた価値観を10個まで絞ったら、その10個を更に順位付けする。つまり、★の価値観を1~10位まで並べる。

以上です。ある程度時間がかかると思いますが簡単です。数回に分けてやってみましょう。
そして1~10個にする過程で貴方の中に価値観の優先度が付いてきて、あなたが大事にすべき価値が見えてきます。
1~10位の価値観を定めた後は、前回紹介した7つの徳目と8大巨悪と照らし合わせながら価値観に沿うように意思決定すればいいだけです。

ワークが終わったらどうすればいいか?
価値観と照らし合わせて選定基準を作ろう!

例えば、あなたの優先する価値観が以下の三つだとします。
・余暇:自分の時間をリラックスして楽しむ
・開放:新たな体験、発想、選択肢に心を開く
・親密:プライベートな体験を他人とシェアする

以上の価値観をあなたの仕事の満足度を決定する7つの徳目と照らし合わせます。
そうするとこれらの価値観を基に優先すべき徳目は「1.自由、5.多様、6.仲間」とわかります。逆に妥協してもいいものは「2.達成、3.焦点」だと分かります。

仕事の幸福度を決める7つの徳目:

では具体的にどのような企業が考えられるか?

以上によれば貴方は以下の条件に当てはまる企業であれば仕事選びに失敗する確率は限りなく低くなるのです。

・自由:仕事内容や働き方に裁量権がある。
ーフレックスタイム制やリモートワークなどの働き方制度が充実しているかどうか。仕事のやり方を決められるか。意見できるか。
・多様:作業内容にバリエーションがある。
ー様々なプロジェクトに関わらせてもらえるか。局所的ではなく、全体に関わらせてもらえるか。お役所仕事のようなルーティンワークではなく、常に新しい経験が出来るか。様々な分野の業界と関わりながら仕事できるか。
・仲間:組織内に助けてくれる友人がいる。
ー会社の雰囲気や人と気は合いそうか。コミュニケーションがとりづらくないか。同期の人となりはどのようなものか。社内の交流は活発か、交流を促す施策は存在しているか。

これと同様にあなたの人生を破壊する8大巨悪についても照し合せてみてください。
こちらのマイナス要素は全て避けるのが理想ですが、どうしても無理な場合や妥協すべき時が出てきます。特に企業の候補・持ち駒がない時などが挙げられるでしょう。
そういった場合は、貴方の価値観に合わせて「通勤だけは譲れない・譲れる。」「仕事の裁量権はいらない。」「不公平は世の中当たり前だから受け入れられる」などと妥協すべきポイントを考えてみましょう。

一般的な自己分析が意味がない理由

最後におまけ程度に一般的な自己分析があなたの企業選びに役立たないことを説明します。
その理由の多くは、就活エージェントの自己分析はあなた達就活性の個人情報を収集することが大きな目的だからです。
何気なく登録した就活サイトからのメールが多すぎてブロックした経験はないでしょうか?
就活エージェントがやりたいことは、あなたの情報を収集し、営業・メール電話をかけたり企業の説明会に参加させることです。そうすれば就活エージェントは企業からお金をもらえるからです。

就活エージェントいわく自己分析ツールで自己分析すれば、貴方に合った理想の適職を見つけることが可能だそうです。そもそもの話ですが、その「自己分析ツール」がそんなに優秀な意思決定ツールならば、そのノウハウを応用すれば受験校の決定や結婚相手の選定、自分の夢の決定などの人生の大事なイベントの度に、世界中の全ての人が使う優秀な意思決定ツールとなるはずです。更にいえば日常の些細な意思決定に使ってもいいはずです。
しかし実際は、就活をする時に初めて「自己分析ツール」なるものが突然出てくるのです。

偽物の自己分析で「あなたはこういう人間です。こういう仕事が向いています。」と言われたところで、日常生活や仕事中に意識することや役立つことすらもありません。そして私の経験でも、就職した後を振り返ると、就活時に使った一般的な自己分析の話が再度出てくることはありませんでした。つまり自己分析とは就活限りのもので、その後は就活エージェントになるなどの道に進まなければ一生使いません。

そもそも全ての企業とその職種は一括りにすることは出来ません。例えば商社の営業でも、配属される部署や上司のやり方、会社の方針、会社の成長フェーズや現在行っているプロジェクトによって求められることは違います。そしてあなたの性格・価値観も他人とは違いますし、あなたが関わる人々も千差万別です。
明るい性格で、人が好きだから営業。そんな安直な自己分析ツールであなたの正しい意思決定を決めることは出来ません。
その為、膨大な研究から明らかになった、統計的に確度が高い価値観や7つの徳目・8大巨悪を軸に企業を選ばなければ失敗してしまうのです。

以上の簡単な考察からわかるように、就活エージェントの思惑に振り回されず自分を持って正しい企業選びをしてください。

本当の自分なんて存在しない

先述しましたが最新の科学で本当の自分なんて存在しないことが分かっています。
なぜなら人間のアイデンティティや性格は複雑で多様であり、一つの固定された自己像で表現することはできません。明るい人間はどんな時でも明るいでしょうか?
また、大学でのあなたと、バイト中のあなたはどちらも間違いなくあなた自身ですが、他人からの評価やあなたの言動は違うはずです。
また思春期に本当の気持ちは違うのに、大事な人に当たってしまった経験があると思います。その矛盾に人は苦しむものですが、それもあなたの一部です。同じ出来事にもイライラすることも、穏やかに接することが出来る時があります。人間というものはそれだけ様々な側面をもった複雑な生物なのです。

したがって、就活エージェントに振り回されることなく、自己を正しく把握し、理想の就活を実現するためには科学的な自己省察が必要となります。
企業の金稼ぎのための偽の自己分析とは違い、今回あなたが実施した価値観ワークは自分自身の理解を深める正しいプロセスです。自己省察によって得られる情報は、あなたが持つ様々な要素や経験、環境などからなる複合的なアイデンティティを反映し、より現実的で個別化されたものです。

今回貴方が明確にした価値観は、単なる性格や希望ではなく、中・長期的に一貫したあなたの根底にあるものなのです。
そしてどんな場面でもその価値観に沿って意思決定し、あなたが満足する人生を歩むことが出来るようになるのです。

自分を信じるのではなく、自分のしてきたことを信じよ。

先ほど解説した通り、私達人間は簡単に状況によって変化します。そして、たった1側面でしかない自分を信じても、次の日にはあなたは違う側面で世界を生きています。
この複雑な自分や世界に囚われず生きるには、自分を信じるのではなく、自分のしてきたことを信じなければいけません。
自分を信じても状況によって変わったり、矛盾に振り回されます。そうではなく、価値観によって裏打ちされたあなたが積み上げてきた、そして積み上げていく行動を信じましょう。
そうすればあなたはいつの間にか目的地についているでしょう。

あなたの就活の成功を祈っています。

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