もし桃太郎が情報商材っぽいnoteを書いたら
長谷川良品(@ryohin_jp)Twitter
こんにちは!
突然ですが、まずは私の鬼退治の実績を紹介させてください。3月に退治した鬼の総数はなんと1,000を突破。1日に30以上の鬼を駆逐している計算になります。そして鬼の被害から救った人々を中心に、いいねも700以上いただき、コメントも200を超えております。
鬼退治は誰もが片手間に、気ままに取り組めるようなものではありません。全精力を鬼退治に傾ける必要があります。
24時間戦う日々。気を抜く暇などありません。
でも私には面倒を見なければならない、おじいさんとおばあさんがいます。私を川で拾ってくれた恩人です。あれから20年。彼らも随分年を取り、介護が必要です。
一方で鬼の被害に困っている人たちも助けてあげたい。放っておくことなどできません。そもそも鬼退治は報酬が良い。私だって稼ぐ必要がありますからね。綺麗ごとばかり言ってられません。
そもそも、おじいさんとおばあさんもああ見えて金の亡者です。
「稼ぎが足りない」とうるさいのです。
そこで私は試行錯誤の末あるノウハウを考案。いくつかの工夫をすることによって必要最低限のスキマ時間で鬼退治を行えるようになりました。
■自己紹介
あらためまして、はじめまして!
桃太郎と申します。
職業は、鬼退治。悪い鬼たちを駆逐する事を生業にしています。最近は鬼滅ブームに押され、すっかり影が薄くなってしまいましたが、元々「鬼退治」という職業をここまでメジャーにしたのは私です。
そんな私は実は孤児だったりします。というか信じてもらえないかもしれませんが桃から生まれました。桃でまだよかったと思います。仮にもしこれがバナナだったとしたら「バナナ太郎」になっていたわけで、なんだか大変な事になっていたかもしれません。他にも「柿太郎」や「栗太郎」など考えただけでゾッとしてしまいます。
ある日、おばあさんが川で洗濯をしているところに、大きな桃が流れてきます。その桃を持ち帰り、おじいさんと一緒に食べようとしたところ、桃の中から男の子が飛び出してきたのです。二人には子がいません。その男の子に桃太郎と名付け彼らは育てる事にしました。
はい。その男の子が私です。去年、大学を卒業し就職も控えていたのですが
コロナ禍で将来が不安になり、これからは個人でも稼げる力を身につける必要があると感じフリーの鬼退治として身を立てることにしました。
そう。いわゆるあれです。「好きなことで、生きていく」というアレ。かっこいいですよね。憧れです。私もその道を選択しました。
ところがです。誰に師事することもなく自己流で鬼退治を行っても一向に成果はでません。それどころか返り討ちに遭い何度も命の危険に晒れる事もありました。
このままじゃいつまで経っても結果はでない。
そこで私はTwitterで情報収集を始めたのです。鬼退治界隈の人たちは交流が盛んです。互いにRTし合ったり「私が尊敬する方々です」などという書き出しから始まるツイートにはいくつものメンションが並び、そこには今を時めく鬼退治の猛者たちのアカウントが羅列されています。
皆、1日に10鬼近い鬼退治をしている業界の雄。稼ぎもハンパないです。プロフィールには誇らしげに最高月収などが記されています。
かっこいい!
私はそんなアカウントをいくつかフォローしました。ところがです。これがある不幸を招くことになるのです。――
何度も言います。
鬼退治は確かに稼げる仕事ですがそう甘くはありません!実際に鬼退治で年間1,000万以上の利益を得ているのは全体の0.5%ほどしか存在しないのです。
■この記事を読むことで得られる事
ということで、このnoteでは、私の苦い経験を包み隠さず記すことで少しでも初心者の方々のお役に立てれば幸いです。
✅鬼退治の心得
✅悪質な勧誘の手口
✅初心者の方が間違った方法で鬼退治をしなくて済む
そして正しいノウハウさえ学べばきっと私のようにスタートから1年もすればこのような成果を上げられるはずです。
繰り返しになりますが、3月に退治した鬼の総数はなんと1,000を突破。1日に30以上の鬼を駆逐している計算になります。そして鬼の被害から救った人々を中心に、いいねも700以上いただき、コメントも200を超えております。しかも1年前までは鬼退治のド素人の私がです!
但しここまでの結果を出すには、正しいノウハウを得る必要があります。本質を見抜き悪質な商材にひっかからないためにも是非このノートを最後まで読んでみてください。
さあ、この記事を読み終えるまでは約5分です。
それではいよいよ本編スタートです。
■初めて受けたコンサル
自己紹介にも書きましたが私は1年前までは普通の学生でした。鬼退治の経験など全くありませんでした。
そもそも鬼退治でどうやってお金が稼げるの?
そんなレベルでした。
そこで私は先述の通りTwitterで情報収集を始めたのです。鬼退治界隈で目を引く憧れの人たちのアカウントをいくつかフォローしました。
彼らは他の界隈の人たちと違ってとても優しいのでリフォローしてくれる確率が高いです。
しかも彼らの気遣いには頭が下がります。フォローすると大抵、絵巻物のように長いDMを送っていただけます。
その中の1つに「一度ZOOMでお話しませんか?」という内容のDMがありました。彼のフォロワーは2万超え。いつもポジティブなツイートが心地よく私は以前から彼のファンでした。そんな有名な方と直接お話できるなんて。
是非お願いします! 私はすぐにそう返信しました。
「はじめまして!」
偉ぶることなくとても気さくな方で私はその方の話に引き込まれ、気づけばあっという間に1時間が経過。もっと話を聞いてみたいという気持ちになりました。
ところがです。それ以上、彼の話を聞くにはコンサル料として50万円が必要とのことです。DMでの質問は無制限。ZOOMでの対話も10回まで可能との事でした。
とはいえ50万は大金です。そんなお金をすぐに用意できるはずもなく、諦めようとDMをすると、その方からこんな返信が来ました。
「キャッシングで払ってる方も大勢いますよ」
なるほど。それなら大丈夫だ!
こうして50万円をキャッシングで支払い、私は彼のコンサルを受ける事になったのです。
■何かがおかしい。生じ始めた違和感
こうして私には鬼退治の師匠ができました。コンサルがスタートしてまず取り組んだのはTwitterでのフォロワー集めでした。
もちろん師匠の指示です。家来になってくれる動物たちを集める必要があるというのです。1回の戦闘でも最低3匹は必要。月に10回は戦闘がある事を想定し、常に替えの利くフォロワーを常時30匹は抱えておく必要があるといいます。
しかもうまく利用すれば自分は現場に赴くことなく彼ら下部だけを派遣することで、安全かつ効率的に稼ぐことができるというのです。
その為には何が必要か。
✅ とにかく「いいね」や「リプ」をしまくる
✅「#フォロバ100」「#フォロバ企画」をプロフィールに記す
✅「#相互フォロー」アカウントをフォローしまくる
この3つの課題を与えられ、私はひたすら実践しました。
いいね切れを起こす限界までファボ。さらに「いつも素敵なツイートありがとうございます」とリプ。もちろん積極的に引用RTも行う。
すると順調にフォロワーも増えていき、開始から1か月ほどで1000人を達成することができました。
「頑張りましたね。では次のステップです」
師匠から与えられた次の課題は〝フォロワーにDMを送る事〟でした。
師匠のフォーマットをお手本にあらかじめ作成したDMをとにかく送りまくり、より濃いファンを醸成する。
しかし一向にうまくいきません。返事をもらえないのです。師匠に報告しても「とにかく続けることです。頑張りましょう」という返事しかもらえません。
そこで私はとにかくDMの数を増やしました。するとある日のことです。こんな返信をもらいました。
うぜえ。勧誘のDMお断り!
私はハッとさせられました。確かにそうだ。私の場合は藁にも縋る思いで情報を集めようとTwitterを始めたので師匠たちからのDMにも特に嫌悪感はなかった。
でもよくよく考えてみたらおかしい。さして仲良くもない相手からいきなり長文のDMが届いたらどう考えても警戒しますよね。
「こんなやり方で本当の仲間ができるはずがない」
こうして私は師匠から離れる事にしました。当然50万は一円たりとも返金されませんでした。
経験から得たもの
私はこの経験から多くのものを得ました。
✅初心者を狙った悪質かつ内容の薄い高額コンサルも存在する
✅相互フォローに意味はない
✅上辺だけの形式的なリプなどで信頼は得られない
そもそもギブしろギブしろとよく言いますが、本当のギブとはツイートのクオリティーを上げる事ではないでしょうか。
例えばラーメン屋が味もそっちのけで、集客キャンペーンだけに力を入れたり、自分の店に来店を促そうと客として近隣の他店に入り浸っても本末転倒。そんな互助会的な方法で店の経営は成り立たない。まるで意味がありません。
やはり肝心なのは何はともあれまずはツイートのクオリティーを上げる事。
そしてクオリティーを上げるにはまず、私自身がTwitterを楽しむことだと思い、またイチから正しい運用法を学ぶ道を選んだのです。
とはいえ私はコンサルを受けたことに後悔は全くしていません。高い授業料にはなりましたが、目が覚める良いきっかけをくれました。
この失敗を皆さんに伝えていくことで、一人でも多くの人が私のような過ちを犯すことなく本質に気づいてもらえる。その為にこのnoteを書きました。
まとめ
さて、最後にまとめるとすれば人の心を無視し数字だけを追い求めて数だけを増やす運用は意味がないという事。
そんな小細工に時間を費やす暇があれば、本物のファンを醸成する為の心を揺さぶるコンテンツ作りに注力する必要があります。
繰り返しになりますが、最大のギブとは、良質なツイート。
これを日々行っていくだけで、自ずとあなたの理解者は増えていくはずです。事実この本質に気づいた私は以降徐々にではありますが、フォロワーを伸ばしスタートから1年で2万フォロワーを達成、濃い繋がりのフォロワーさんを増やすことに成功しています。
そして本業である鬼退治の助っ人としても活躍してくれる人が今や後を絶ちません。
このnoteを読んでくださった方々の感想です。
では、具体的に私は何をどう変えたのか。ここからはその詳細を説明していきます。はい。ここからは有料になります。
※もちろんこの物語はフィクションです。上記有料バナーもダミーです。
長谷川良品(@ryohin_jp)Twitter
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