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地域とスポーツとDX

タイトルの『地域とスポーツとDX』だが過去にトークンマーケティング、そしてリサーチをした結果トークンを扱うのであれば、ごくマーケティングが非常に重要だ、と言う見解には行き着いている。

そして今やデジタル庁の新設など飛ぶ鳥落とすキーワード『DX 』だがDXと言うとよくその状態の線引きは曖昧ではあるが大きく3つのステージがある。

①デジタイゼーション
②デジタライゼーション
③DX(デジタルトランスフォーメーション)

ちなみに下記は上記のキーワードを検索すると上位に出てくるまとめだ、おおよそこんな感じだと思ってくれればいい。

今回のnoteではこのDXが非常にトークンエコノミーを考える上では重要なのでまずは簡単にまとめてみた、ただし特に難しく考えないで欲しい

接続と接触

当然このnoteで触れたり、書いている内容は今後俺たちが取り組むことを主眼としている。
今俺たちはスポーツに注目している、そして昨年末にsociosと提携をした。

チームがトークンを発行し、色々なチームの意思決定事項に参加をしていくなど今まで無かった取り組みだ。
これはスポーツチームとの新しい接続と接触であり、特にスポーツが好きな方であれば面白い取り組みと感じるであろう。
実際にトークンの価値が向上する際にはSNSとの相関関係も見られ(これはトークンに限った話では無いが)オンライン上では新たな接続や接触は生まれてきている
そしてコミュニティがそれを支えていると考えればファンベースがあるとより有利になる。
この考えは恐らく正解であり、検証も行えている。
詳しくは伝えることが出来ないが新規のトークンを発行する場合にはある程度の数の土台となるコミュニティが必要だ。

そして接続と接触、これが重要な意味はトークン自体が法定通貨の様な使い方、動きが出来ると考えた場合(あくまで法定通貨とイコールでは無いが)にはオフラインとの接続、接触を何かのフィルターを通して行えればトークンエコノミーが本当の意味で成立すると考えている。

その最適なケースとしてはスポーツがまずは一番相性がいいと考えている。
スポーツ自体は地域⇄チーム⇄ファン(ここはチームであればファンだが地域であれば居住者)が成立しており、俺たちの考えでは選手⇄チーム⇄ファンと言うサイクルからさらに拡大できるアイディアがトークンを扱うことだと考えているからだ。

地域通貨(ポイント)と地域貢献度

今Jリーグでもサプライヤーなど地元出身の企業へシフトする動きが見られる。
この様な動きからも選手⇄チーム⇄ファンと言うサイクルから地域⇄チーム⇄ファン(居住者含む)への移行が進むと考えている。
例えばスポンサーを獲得する目線で言えば地域⇄チーム⇄企業と言う考え方も出来てくる。
この話で言えばJリーグでは川崎フロンターレや北海道コンサドーレ札幌、そしてBリーグでは琉球ゴールデンキングスなんかは地域との密着度が非常にうまくいっていると思う。

特に琉球ゴールデンキングスは国際大会の会場に使用予定など国内だけでは無く海外とも接続している印象がある。

この様な取り組みは実は下部カテゴリのチームでも始まっており、地域通貨の様な常時接続、接触出来る取り組みは有効だと思うし、地域への貢献度を可視化していく取り組みも必要だろう。

そしてこの接続を強化する事は外貨の獲得にも当然繋がる、接続や接触がデジタルで行われる(行われている)状態がDXであり、もちろんオフラインでも行われることが世界の潮流だと思っている。

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デジタル施策の課題

現在Jリーグ、Bリーグにおいては様々なデジタル施策が展開されている
またこれは今回は書かないがID問題も実は根深く、Jリーグ本体、そしてチームが分断されているケースもあり大きな課題として考えられている。

近年のデジタル施策としてはクラウドファウンディングやギフティングが見受けられるがあくまでスポットの施策であり、常時コミュニケーションを取るような(そして取れるような)施策としては成立はしていない。
例えばSNSだと日々スポーツの話題で溢れているがその様な接続や接触をデジタルで用いなければ本当の意味での課題解決とは言わないだろう。
これは特にコロナ禍では顕著になったと思っている。

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あくまで組み合わせやバランスが大事であり、俺たちはどの部分が課題であるかを検証し、解決策としてトークンを選択することがベターであると考えている。
トークンを用いるとすると当然ブロックチェーンを使うわけだが、もちろんブロックチェーンを使わなくても出来る。
なぜブロックチェーンを使うか?この部分に関しては一連の施策を考えれば便利な技術であり、特に社会貢献度を図るために非常に有効な技術だと考えている。
これは今後データベースを扱うまとめをnoteで書く時に詳しくは書いていこうと思っている。

スポーツとDX

最後になるがスポーツは地域と非常に密接であり、その接続部分をどの様につなげるか?この部分がデジタル化、ひいてはスポーツのDX化に取って非常に重要である。
点の部分を線でつなげる、この線の部分の提供が俺たちの考えていることであり日本がデジタルの文脈で言えば海外から遅れている部分でもある。
ファントークンはあくまで点であり、この点をつなぐ仕組みが生み出せると潮目が変わると考えている。




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