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意識高い系こそ、デザインやテクノロジーを学ぶべき「3つ」の理由

こんにちは。長谷川リョウヘイです。

前回の記事では、6万字という膨大な文字数を使って、学生時代に2回起業に失敗した自分が、アプリを1から作るまでの道のりを描きました。

その道のりで失敗したことや成功したこと、手順など要素をごちゃ混ぜに盛りだくさんにしてしまったため、結果としてボリュームはあるが読むのに40分以上(友人談)かかる記事になってしまいました。

前回のまとめ記事では、
1. アプリを作った経緯
2. アプリの企画/設計
3. UI/UXデザイン
4. 開発
という流れで、それぞれの手順や成功と失敗をお話しました。

これだと、忙しい想定読者層の方々はたとえ気になっても、途中で離脱してしまうのではないかなと思い、6万字をテーマごとに切り分けつつ、改稿のような形でシリーズとして投稿していきます。

シリーズの最初の方では、年始ということもあり抽象的な話題についてお話して、その後実際のテクニカルな話に移っていこうと考えています。

頻度は月に最低1回ですが、できるだけ更新できるように、1記事の文字数は少なめで要旨をお伝えできるように、読みやすく簡潔にまとめていきます。

今回のテーマは、
「意識高い系こそ、デザインやテクノロジーを学ぶべき3つの理由」
です。

1. デザインとテクノロジーは多くの仕事に関わってくる

意識高い系が働きたいと思う仕事は、新規事業開発だったり、戦略コンサルティングだったり、はたまたWebマーケティングや商品開発だったりすることが多いです。それは、「やりがいがある」「キラキラしている」仕事だというイメージに起因しますが、言い換えれば頭を使う「クリエイティブな」仕事です。

①何か新しい物を生み出したり、アイデアを考えようとすること。
②少し形になってきたアイデアを大きくしたり、人に広めていくこと。
③大きくなったアイデアをより使いやすい、時代に求められる形にフィットさせていくこと。

「やりがいがあって」「キラキラしていて」「クリエイティブな」仕事は基本的に①の0→1か、②の1→10か、③の10→100のどこかの段階の、何か一部の仕事である場合がほとんど。コンサルティングも何処かの段階に必要とされて関わります。そしてこれら全ての段階には、デザインとテクノロジーが関わってきます。

①であれば、新しいサービスの画面デザインやブランディング、ユーザー体験、プロトタイプの開発。
②であれば、マーケティングや広告のための素材作りや、新機能追加の開発など。
③は時代に合わせたUIデザインの最適化や、UXの最適化、他サービスとの合併など。

つまり、デザインとテクノロジーを学んでおけば、どの段階においても
「有意義かつ生産的な議論、仕事」ができる人材になることができます。

具体的にどんな人材になれるのかは、次の項でお話します。

2. 経験があると、説得力や提案のレベルが格段に上がる

どんな仕事でもおそらく共通して言えるのは、
多角的な分析がされているほど、失敗要因が減り、成功確率が増える
ということです。

つまり、どのような職種・業界でも、前項に挙げた①〜③のいずれかのフェーズに関わっているのであれば、ビジネスだけでなく、デザインとテクノロジーの素養があれば、仕事の出来が数段改善される可能性があります。

例えば、企画書を作る、提案を行う、営業を行うときなど。なんでも構いません。様々な仕事でクオリティを出そうと思えば、必然的に幅広い知識が不可欠になってきます。

新規事業の企画であれば、バリューチェーンやビジネススキーム、4P、財務戦略だけ書くのではなく、デザイン戦略や開発要件、工数の簡単な見積もりなども含めるだけで、その事業の成功確率が上がると思いませんか。

3. BTCの掛け算はブルーオーシャン

前2つの項でお話したように、意識高い系ならデザインとテクノロジーを学ぶだけで、

・仕事のクオリティが上がる
・仕事の成功確率が上がる
・任される仕事がクリエイティブなものになる

など、ウハウハするようなメリットがあります。

さらにお伝えしたいのは、BTC(Business, Technology, Creative)人材という、

・ビジネスが分かる(営業やマーケティング、経営など)
・テクノロジーが分かる(開発力がある、最新テクノロジーの知見がある)
・クリエイティブである(クリエイティブの定義は難しいですが、例えば論理的にデザインができる)

人材になることで、やりたい仕事をゲットできる可能性が高くなります。

なぜなら、この3つの経験がある人材というのは希少だからです。ビジネスだけ得意な人や、テクノロジーだけ得意な人、クリエイティブだけ得意な人。ビジネスとテクノロジーはできる人、テクノロジーとデザインはできる人。これらの人は多くいると思いますが、3つ全部をハイレベルで出来る人は稀に見るくらいで、殆どいません。

であれば、意識高い系こそ、このBTC人材になれるように、ビジネスだけでなく今こそテクノロジーとデザインを学ぶべきではないでしょうか。

自分もハイレベルなBTC人材になれるよう、邁進して参ります。

次回は、意識高い系こそアプリを作るべき理由についてお伝えします。

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