見出し画像

IVRyでの1年間のインターンを振り返る【後編】

この記事は、前回書いた『IVRyでの1年間のインターンを振り返る【前編】』の続きです!
まだ読んでいない方は、ぜひそちらの記事も併せてお読みいただけますと幸いです。

前編のおさらい

こんにちは!IVRy(アイブリー)でインターンをしている藤田です。
2021年4月から始めたIVRyでのインターンが1年を経過したので、その1年間をブログで振り返ってみることにしました。
しかし、何の気なしに書き始めたらあっという間に1万字overのトンデモブログが爆誕…。
読む人がただただ疲れるだけのブログになってしまったので、急遽前後編に分けることにしました。
このブログは、その「IVRyでの1年間のインターンを振り返る」の後編にあたります!

  1. インターンをすることになった経緯

  2. インターンを始める前に思っていた仕事

  3. 実際に仕事をやってみて感じたギャップ

  4. そこから得られた学び

前編ではこの辺のことを書いているので、まだ読んでいない方はぜひそちらも併せて読んでくださると嬉しいです!

というわけで「IVRyでの1年間のインターンを振り返る」後編、スタートです!!

インターンでやった主な業務の振り返り

良く言えば色々なことに興味があり、悪く言えばやりたいことが全く定まっていなかった私ですが、そんな学生にもIVRyは様々なチャレンジをさせてくれました
以下に、この1年間を通してIVRyでやった主な業務と学びについて記載していきます。

マーケティング

①Twitterアカウントの運用

元々、自社でIVRyに関する記事(電話に関する記事導入事例など)を作成するコンテンツマーケティングを行っている中で、Twitterアカウント・Facebookアカウントを記事の紹介・拡散をするための媒体として利用していました。
しかし、そのためだけに利用していた、当初のTwitterアカウントのフォロワー数は身内だけの10数人程度
そんなある日、Twitter運用もきちんとやっていきたいよねという背景から、まずはフォロワー数を増やそうということになり、その運用を私に一任していただくことになりました。

突然のことでしたが、どうすればフォロワーを獲得できるのか?ということを自分なりに1ヶ月間あれこれと試行錯誤したことで、Twitterの運用方法を型化することに成功しました。
詳しい運用方法については以下のブログにまとめているので、興味のある方はぜひご一読ください!

そしてその運用を続けたことでなんと、約4ヶ月間で5000人のフォロワーを獲得することができました!

しかし、フォロワーを大量に獲得することがTwitterのゴールではありません。
本来の『SNSマーケティング』という観点から考えると、Twitter経由で顧客との接点が増えたり、新規顧客を獲得したりすることをゴールとするべきです。
そのため、ある程度フォロワーが集まったことでそのゴールを達成するための前提条件がひとまず整ったと考え、これまでのフォロワーを増やすための運用方法から、顧客接点・新規顧客を獲得するための運用方法に変えることにしました。

まず前提として、Twitterを企業アカウントで利用することの1番のメリットは、エンドクライアント・パートナーと簡単にコミュニケーションを取れることだと考えています。(同じようなことができるチャネルは、現段階では他にないのではないでしょうか)
したがって、Twitterの強みを最大限活かした上で、顧客接点・新規顧客を獲得することをゴールとして、今後はTwitter上で『電話 = IVRy』という第一想起を獲得するための施策を行なっていくことにしました。

具体的には、「電話」に関する投稿をするというやり方に、運用方法をガラッと変えてみています。

こんな感じで、電話に関する小ネタツイートをしています。

これに関してはまだまだ検証のフェーズですし、もしかしたら前提条件とした5000人というフォロワー数も、ゴールを達成するためにはまだ足りていないのかもしれません。
それも併せて試行錯誤をしながら、引き続きQDCAを回してTwitter運用を頑張ってまいります!

②新規チャネルの開拓と検証

IVRyでのマーケティング業務は、平たく言ってしまうとスタートアップのマーケティングですから、新規顧客を獲得するためにやることはたくさんあります。
現在弊社では、リード数の高さを出すためにとにかく色々なチャネルを検証し、その上で光りそうなチャネルなら磨き込んでいく、という方針でマーケティング施策を行っております。

その上で、私が担当しているチャネルは、SNS、Affiliate、展示会の3つのチャネルです。
SNSチャネルについては先述したTwitterの話、展示会チャネルについては後述する話になるため、この項ではAffiliateチャネルの開拓と検証についてお話しします。

マーケティングの知識がロクになかった私は、初めて「アフィリエイト」と聞いた時に多額の広告収入を得ているブロガーを思い浮かべて、あまり良い印象を受けませんでした。(笑)
しかし、マーケティングにおける「アフィリエイト」という言葉は、そういった単純な広告だけでなく、もっと広義の意味で利用されています。

アフィリエイトは、個人、あるいは自社と異なる別の企業が運営するWebサイトやメールマガジン(媒体側)と企業がパートナーシップを組んで商品の魅力を発信することで、媒体側と企業の双方の利益になることを目的としたマーケティングプログラムです。

https://bit.ly/373UYiD

すなわち、料金を支払ってサービスや広告を掲載してもらうようなチャネルは全て、Affiliateチャネルとして扱っています。
具体的には、ITサービスを比較するメディアへの掲載や、カード会社とのパートナープログラムなどの施策を行なっております。
もう少し補足をすると、例えばIVRの導入を検討している顧客は、↓のような感じでGoogle検索をすると思うのですが、ここで上位に表示されているIVR製品を比較しているメディアへの掲載が、まさしくAffiliateチャネルの施策というわけです。

実際のGoogle検索のスクリーンショットです。
ところで誰ですかね…自社の広告を踏んでいるマーケターは…

先述した色々なチャネルを検証するというのは、主にこのAffiliateチャネル内での細かなチャネルのことを指しており、施策を行う際にかかるコスト、得られるリードの数・質の観点から効果を検証し、チャネルの取捨選択・磨き上げを行なっています。

③展示会

展示会の運用や新規展示会の出展検討などについても、私が担当しております。
実際の運用方法については、国際ホテル・レストランショーに出展した際にまとめたnoteがあるので、そちらも併せてご覧ください!
初めての展示会出展ということで、「初めての人目線・初めての人向け」に展示会のことをまとめてみました!

新規展示会の出展検討に関しては、国際ホテル・レストランショーの反響が予想以上に良かったことから、毎月1つの展示会に出ることを目標に、現在もどんどん新しい展示会への出展を進めております。
直近では6月7日(火),8日(水)に東京ビッグサイトで通販・EC Expoに出展するので、来場予定のある方は、ぜひIVRyのブースまでお越しください!

PR

PRはそもそもマーケティング内の業務の一部ではあるものの、アプローチの手法や目的がマーケティングとはかなり異なってくるので、PR単体で業務を切り出しています。

IVRyでは、PRという施策を以下3つの目的を持って行なっています。

  1. 顧客獲得に向けた認知拡大の地盤づくり(コーポレートPR)

  2. 各カテゴリにおけるシーン訴求・ニーズ啓蒙(サービスPR)

  3. 採用に向けたブランディング(採用PR)

これらの目的を達成するために細かなアクションを1つ1つ積み上げていくことで、実際に業界内で認知度の高い企業さまにご利用いただけたり、大きなメディアからの取材に繋がったり、ブログ経由での採用ができたりと、PR施策は確実な効果を発揮しています。(実は、このブログも採用PRの目的があったりします…!)

詳細については以下のnote記事もご覧いただきたいのですが、PRは特にスタートアップにおいては、間違いなく大切な施策です。

その中で、PRの業務として私が行なっているのは、大きく分けて以下の2つです。

①プレスリリースの配信

IVRyの大型アップデートがあった時、有名なクライアントへの導入が決まった時、資金調達を行った時、事業連携を開始した時…。
そのような重要な発表があった時は、それを対外的に周知するためにプレスリリースを配信します。
そのプレスリリースの配信に関する業務や、社内向けの周知などは、主に私が担当しています。

実際に配信したプレスリリースの冒頭部分です。
プレスリリースはPR TIMESで打つことが一般的とされています。

プレスリリースを配信する際は、内容はもちろん大切なのですが、実は1番大切なことはプレスリリース配信後すぐに拡散をすることです。
『すぐに』の速度感については、弊社ではプレスリリース配信後1時間以内のRTを徹底することで定義していました。(初速を最大化する理由は、Twitterでのプレスリリースツイートのインプレッション数を伸ばすためです)
更に、IVRyに関するポジティブなコメントも、見つけ次第すべていいね・RTを徹底しています。

ここからは余談ですが、プレスリリースを配信する際は毎月メールを確認して、PR TIMESへの振込ができているか、きちんと確認する癖をつけておきましょう!
何を当たり前なことを言っているんだ…と思われるかもしれませんが、実は弊社では1度、振込漏れが原因でアカウントが停止されてしまったことがありました。
それだけならまだ良いのですが、アカウントが停止されていることに気が付いたのは、プレイドさんとのKARTE連携に関する共同プレスリリースを打つ前夜…。
結果的に、事前に取り決めていた時刻にIVRy側のプレスリリース配信だけ間に合わなかったという事件が起こりました。(私が振込忘れた訳じゃないですよ☆)

最初めちゃくちゃ焦ったのですが、こういう時に社長自ら草を生やしてくれるとこちらも安心できます。

自社だけのプレスリリースなら日付を後ろ倒しにすれば回避できることですが、何が起こるかわかりませんので皆様、振込漏れにはくれぐれもご注意ください。

②導入事例記事の作成

IVRyを導入してくださったクライアントの具体的な利用方法や、導入によって解決できた電話の課題などを事例化した記事の作成も、PRの施策で行っています。

この導入事例記事、当初のフローとしては、カスタマーサクセスの担当者がクライアントとコミュニケーションを取ってお時間をいただき、フォーマットに沿ったインタビューをした後、そのインタビュー内容を基にPR側(私)が記事を作成する、というようなフローで作成をしていました。

しかし最近は、マーケティング施策によって獲得するリードの数が伸びていることから、カスタマーサクセスの工数が足りなくなってきました。(1番大切なことは新規クライアントの獲得なので、他の業務の優先度が下がるのは当然のこと)
そのため、PR側でクライアントとのコミュニケーションからインタビューまで含め、基本的に全ての導入事例記事の作成を巻き取ってしまおう、ということになりました。

しかし、PRのメンバーは普段クライアントとの直接的な関わりがないため、どのクライアントなら導入事例のインタビューに協力してくれそうか、ということがわかっていません。
また別件でやろうとしていた、IVRyの利用者からの声を集めた広報資料を作ろう
という施策も相まって、新しい施策を行なうことにしました。

それが、KARTEを使ったIVRyの利用クライアント向けのアンケート施策です。
KARTEを使用してIVRyのログイン画面にアンケートへの導線を表示することで、こちらから密にお願いすることなく、クライアント自らアンケートに答えてもらうフローを作成できました。

IVRyにログインしていると、こんな感じで右下にポップアップが表示されます。
これをクリックするとGoogleフォームに遷移して、アンケートに回答できるように。

さらに、そのアンケート結果をGoogle Data Studioに自動連携することで、超簡単に顧客の声を可視化できるようになりました。

実際IVRyがどのくらい役に立っているのか、定性的に見られるように!

さらにそのアンケート内で、導入事例インタビューの可否も併せて回答していただくことで、導入事例の許可承諾から記事作成までを、一気通貫してPR側で行なえるようになりました

私は業務上、今までクライアントと直接コミュニケーションを取ることがなかったので、電話に対してどういう課題を持ってIVRyを利用しようとしているのか、どうすればIVRyはもっと使いやすいプロダクトになるのか、というクライアントの直接の声を聞くことができる導入事例インタビューは、非常に勉強になりました。
さらに、ここで聞き出せた課題に刺さるような訴求をマーケティング施策できちんと行なうことで、施策の効果も格段に上げることができます。
したがってこの導入事例インタビューから、やっている業務を問わずプロダクトに関わっている人は全員、クライアントの声は直接聞くべきである、ということがわかりました。

開発

QA

私はこれまでにコードを書いた経験もありませんし、エンジニアを目指している訳でもありませんが、QAという部分でIVRyの開発側にも携わらせていただきました

QAとは、(中略)開発途中のシステムの品質を改善するために、不具合を見つけることです。

https://bit.ly/3jdPHYc

IVRyは基本的に毎週木曜日にリリースをしており、機能アップデートの合計回数は既に100回を超えています。

上記のようにQAとは不具合を見つけることで、IVRyでも実際にお客様に新しい機能をリリースする前は、新しい機能に問題はないか、新しい機能を実装したことによって既存の機能に影響は出ていないか、といったことをテストしています。
現在はQAエンジニアの関さんがQAを担当してくださっているため、私はやらなくなってしまったのですが、2021年の間はこの業務にも携わらせていただいていました。
↓せっかくなので、QAエンジニアの関さんの入社エントリを貼っておきます!↓

QAをやらせていただいて1番良かったと思う点は、IVRyの機能理解ができたことです。
QAを行う際は新しい機能はもちろん、既存機能の隅から隅まで確認してテストする必要があるため、自然とIVRyの挙動や仕組みについて理解することができました。
IVRyの機能理解ができたことは他の業務でも役立っており、例えば先述したPRでの導入事例インタビューの際には、お客様からのIVRyの機能についての細かな質問にもQAで得た知識・経験を基に正しい回答をすることができました。

また、私は性格が悪いので、想定されていなさそうな使い方をあれこれ試してみることのできるQAが、実は結構好きでした。
というのも、開発からすると発生し得る事象は全て認識しておきたいため、「普通こんなことしないだろ!」という性格の悪いことをして不具合を見つけているにも関わらず、お礼を言われて褒められるという、私からすると最高の事態が発生します。
性格が悪い人はぜひ、1度QAをやってみるといいかもしれません。(QAエンジニアの性格が悪いと言っているわけではありませんし、実際関さんもめちゃくちゃ良い人です)

Slack上で発見した不具合の報告をすると、「ナイスQA」というスタンプで褒めてもらえます!

IVRyで一緒に働きませんか?

インターン生のIVRyでの1年間、いかがだったでしょうか?
いつか、IVRyでの業務以外の部分についても振り返ってみようと思っていますが、今回のところはこの辺で!
このブログを読んで少しでもこの会社面白そうだな、気になるな、と思ってくださった方、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?!

インターンを募集中!

私も最初は、本当に何もできなかったインターン生でした。
しかし、IVRyで働いている人の能力は皆高く、その人たちから色々なことを教えてもらえること、さらに、インターン生にも平等かつ圧倒的な成長機会をもらえることで、こんなにも色々なことができるようになりました!

そんな最高な環境でのインターンを、現在インサイドセールス・カスタマーサクセスで募集しております!
少しでも興味を持ってくださった方はぜひ、以下のリンクよりご応募ください!

また同じく、そんな最高な環境への転職・副業などにご興味のある方もぜひ、以下Meetyよりカジュアルにご連絡ください!

オープンポジションでの募集もしています!

インターンだけに限らず、オープンポジションでの募集も行っております。
少しでも興味を持ってくださった方はぜひ、以下のリンクよりご応募ください!


この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?