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不登校日記② 最暗黒期

こどもが9月開始後2週間の間に数えるほどしか学校に行けず、混乱したわたしはとにかくどこかに助けを求めたかった。

休めばいいよ、といったものの何一つ納得してなかったし受け入れられてもいなかった。なにか問題があったに違いない。

こどもの心なのか
親子関係なのか
学校で何かあったのか、先生?ともだち?
なにが?なにが?

何か問題(エラー)が起こっていて、それがこどもを学校へ行きづらくさせているに違いない。そのエラーを取り除かないとこどもが苦しいままだ、可哀そう。いやいや、そのエラーはわたしの子育てが悪かったせいで引き起こしたのではないのか?ならば自分がカウンセリングを受けてエラーを解消しないと・・・

明け方までインターネットで「不登校・小1」と検索し、SNSで似た人が居ないかパトロールし、SCの面談ができるとなれば学校へ行き、こどもを無理にでも連れていく。明日は行けそう、と言った翌朝行けないむすこに向けた私の表情はきっと「お前には心底がっかりした」と彼に言っていたのではないか。

学校がダメなら、オンラインサロンだ、タブレット学習だ、適応学級だ、放課後登校だ、フリースクールだ。。。。時間とお金の許す限り、ずいぶん無理をしながら、会社に迷惑をかけながら迷走していた。でも、必死だった。

この頃は無自覚に確信していた。「自分がなにかこどもの心をつらくさせてしまったせいで今不登校になったのだ」と。だから、自分がリカバリーしないと。彼の人生を潰してしまう。

あんなに入学を待ち望んで、はじける笑顔で転がるように登校していた1学期のはじめ。なんでこんなことになってしまったのだろう?どこで間違ったのか?保育園も楽しく6年間通園できたのに。学童に行ったのがダメだった?一番仲のいいお友達と離れて寂しかった?


でも、世の中の理不尽を受け入れることのできない弱さはわたしのせいだ。きっと関わる時間が少なかったからだ。
産後2か月から保育園に預けてお迎えもいつもいつも一番遅いから。
ごはんも適当でとにかく自分の時間に合わせてもらうのに必死だったからだ。

こんな母親だからこどもはつらいんだ


とにかく自分を追い込んで(多分裏でこどものことも追い込んで)叩きのめしていた。

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