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音楽と映画とアイドルが好きです

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最近の記事

2022年の好きだったやつ(他ジャンル編)

前回のHIPHOP編に続いて,今回は他のジャンルから何枚か紹介できればと思います。 まずはやっぱりコレでしょう。BIG CROWN / BARRIO GOLD RECORDSからリリースされたBobby Oroza "Get on the Otherside"。 フィンランド出身のチカーノ・ソウル・シンガーが、地元のレーベルTIMMIONのスタジオ・バンドCold Diamond & Minkと共に作り上げた2ndアルバムは、美しく甘美な歌声と、それに寄り添うように溶け

    • 2022年の好きだったやつ(HIPHOP編)

      もう2022年も終わろうとしてますね。 前の記事を今年の3月に書いて、大阪行くことを仄めかしてますけど、諸事情あって結局まだ実家にいるんですよね。そういう意味では去年と何ら変わらない1年だったかなと。ただ、出張は去年よりだいぶ増えたので何だか疲れたなという気もします。 音楽も聴いてはいるんですけど、やっぱりサブスク使うようになってからフィジカルで買う頻度は減ってしまってる気がします。一部のお店は今でも行ってCDやらレコードを買ってるけど、ユニオンとかブックオフにはめったに行

      • No.1

        先日、知人の方に「一番好きなアーティストって誰?」と聞かれることがあった。 この質問が考え方によって答えがいくらでも変わりそうで面白かったので、久しぶりの記事というのもあって、自分が音楽を聴くようになった昔のことなんかと一緒につらつらと書いてみます。 まず、質問をされて考えている時に、その方が「さっき別の人に聞いたら、その人は子供の時に触れた最初の経験を踏まえて答えてくれた」と言われたので、その場では「じゃあ、ヒロトとマーシーですかね〜」と答えた。 この答えは、自分でも納

        • 悲しい色やね

          去年の3月に10年間通った大学で博士課程を終えて、社会人1年目が終わろうとしている。学位をもらった研究室でそのままプロジェクトの研究員として残って1年間働いて、プロジェクトの期限である2022年度末までもう1年残るつもりだった。 ところが2月の末に突如研究室の先生が4月から大阪の大学に移ると聞かされた。自分としてはもう1年今の大学で働きつつ、2023年の4月から働く場所を探そうと思ってたので、正直なところ急な話にかなり戸惑った。だけど、今から別の仕事先を探すわけにもいかないし

        2022年の好きだったやつ(他ジャンル編)

          好きって言葉は最高さ

          アイドルがめちゃくちゃ好きで。 高校の時はロックとかヒップホップが正義でアイドルなんかクソだと思ってたけど、浪人の時(2010年)にはAKB48が社会現象と言われるレベルまでブレイクしていた。周りの友達みんな「推しメン」がいて、それが当たり前というような状況だった。そして、私もご多分に漏れずその沼へと足を踏み入れていった。まさに「10年前の僕らは胸を痛めて"ポニーテールとシュシュ"や"ヘビーローテーション"なんて聴いてた」わけだ。最初はメディア露出が多い篠田麻里子や渡辺麻友

          好きって言葉は最高さ

          The Texas Chain Saw Massacre

          久しぶりの記事ですが映画が割と好きなのでそんな話をします。 自分は中高くらいの時はそんなにたくさん映画を観るようなタイプではなかったけど、兄貴とか親父と一緒にたまに観に行っていた。その中の1本にクリント・イーストウッドの"ミリオンダラー・ベイビー" (2004)もあった。映画館で観たのでおそらく中学生の時で、その1回しか観てないけど、終盤のいくつかのシーンは今でも思い出せるくらい強烈なインパクトがあった。もはや軽くトラウマだった。同じくイーストウッドの"硫黄島からの手紙"

          The Texas Chain Saw Massacre

          シャラリ

          自分の中で大きかった音楽との出会いの話 2011年当時、自分は日本のオルタナティブなロックや日本語ラップを多く聴いていた。ロックはbloodthirsty butchersやeastern youth、Number Girlなど小学生の頃から聴いていたものを改めて聴いていた。日本語ラップといえば当時はAmebreakなんかで情報を集めて、般若、SEEDA、SD JUNKSTA、SIMON、サ上とロ吉、RHYMESTERなんかを聴いていた気がする。で、偉そうに当時付き合ってい

          シャラリ

          TEN YEARS AFTER

          先日10年間大学・大学院に通ってPh.D.(博士号)を取得した。普段Twitterではほぼアイドルのことしかツイートしてないから備忘録的に書いておこうと思った。 まず、修士課程に在籍してた当初、私は博士課程に進むつもりなど全くなかった。今の日本は博士が求められるような社会ではないし、むしろ「使いづらい」と疎まれるような環境であることはわかっていた。もちろん給料とかの面でも優位性は大してない。しかもしんどい。実際、私は就活をして(1社だけだけど)内定も貰ってたし、そこで働くつ

          TEN YEARS AFTER