人生は、まだ知らない自分の「97%」を紐解く旅
先日、Twitter経由でオンラインでお話させていただく機会があった。
最近はnoteやTwitterを通じて、様々な方とお話させていただき本当に多くの学びと気づきと刺激をいただいている。
やはりこうやってアウトプットを共有できる場って貴重だな、と改めて痛感する。
そんなオンラインでの会話の中でこう質問された。
「人間って自分のことを何%くらい知っていると思いますか?」
心理学に関わってくる話のようだが、私は何も心理学をかじっていないので答えはわからない。
でも聞かれたからには正解を狙いたいと思い、「わざわざそう聞いてくるということは低いんだろうな」と先を読み、
「2割くらいですかね」
本気で当てにいった。
すると、
「実は、、、、3%なんです」
まんまと相手の思うつぼな回答だった。そして何より私たちは自分のことを3%しか知らないということに衝撃だった。
人間の意識には2種類ある。
「潜在意識」と「顕在意識」。
顕在意識とは、「自覚して行動していること」だという。
一方で潜在意識は、「自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識」とされている。
「はっきりと自覚しながら行うもの」(顕在意識)と
「はっきりと自覚しなくても、体が覚えていて反応しているもの」(潜在意識)を使い分けて私たちは生活している。
そしてその割合が顕在意識が3%、潜在意識が97%と、ほぼほぼ無意識に私たちは行動しているという。
まだまだ自分が知らない「自分」で溢れているということ。
一流アスリートはこの「潜在意識」をうまく味方につけようとしている。
例えば、大谷翔平選手であったり、本田圭佑選手であったり。
小さい頃から自分の目標を紙や卒業文集に書いていた。
なりたい姿や目標を、紙に書いて目に入るところに掲げる。
そうやって自分の「潜在意識」を見える化することで、行動も変わってくると思う。
ここまではあくまで「アスリート」を例に挙げたが、そこから少し離れて「そもそも論」で考えたい。
そもそもせっかく”自分”という自分ひとりしか歩めない人生を進んでいるのに97%も自分のことを知らないまま終わっていくのってなんだか寂しい感じだ。
と同時に、まだまだ自分の知らない「自分」が眠っていると考えるとなんだかワクワクする。
どうせなら自分のことをすべて紐解いて、丸裸にしたい。そして紐解いて見てきたことをフル活用していきたい。
じゃあどうすれば紐解けるのか、丸裸に出来るのかっていうと、アスリートの話に戻るのだが「言語化」なのだろう。
しっかりと外に出し、見えるようにすることで自分の心の中に気づく。
気づける環境を自ら作る。これに尽きる。
正直自分の知らない「97%」は、知っていくごとに減っていくのか、それとも知っても知っても97%のままなのか、それはわからない。
”「わからなさ」は「怖さ」にもつながる”というのは自分自身頭に置いてあることでもあるが、”わからないからワクワクする”というのも同じように大事にしていることだ。
今回の例でいえば、断然後者。
終わりなき旅に足を踏み入れた感じ。
まだまだ明かされていない自分の残り「97%」を知るために、どんどんどんどんアウトプットしていきたいし、人と関わっていきたい。
まだ旅は始まったばかり。
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