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整頓は1日にして成らず
まずはじめに。
最初「整理整頓は1日して成らず」というタイトルにしようと思った。でもふと思った。
「そもそも整理と整頓って何が違うん?」
調べてみると、
整理:不要なものを捨てることで整える
整頓:ものをきちんと配置して整える
とのこと。「こんな違いあったんや!」という発見。そして今回書きたいテーマは整理ではなく整頓の方がメインだな、ということでこのタイトルになった。
正直ここまででも十分なネタバレだ。
でもそんなことは気にせず書いていこう。
皆さんは「整理整頓」と聞いて真っ先に何が浮かぶだろう。
”お部屋の整理整頓”、”引き出しの整理整頓”、おそらくそういう系統だろう。この系統だった場合、「整理」(不要なものを捨てる)することは重要だ。
だけど今回は違う。
今回の自分のテーマは”思考の整理整頓”、もっと言えば”タスクの整理整頓”だ。
これまで何回か言及してきたかと思うが、新しい部署になって本当に考える量が増えたし、考える領域が増えたし、覚えた単語・知識も増えた。そのうえで自分がやる仕事=タスクも増えた。
そしてそれは決まりきったタイミングでくるものばかりとは限らない。
何の前触れもなしに急に目の前に現れることもある。
するとどうだろう。
段々と自分が今抱えているタスクは何なのか、それはいつまでにしないといけないことなのか、誰と折衝しないといけないことなのかなどが分からなくなってくるのだ。
私自身、そういうのが嫌だから降りてきた仕事は出来る限りすぐやるのがモットーなのだが、やっぱり”キャパ”はある。拾いきれないものが出てくる可能性がある。
何よりいろんなことを抱えてそれが散らばっていると、
「あれどうだったけ?」「そういえばあれは?」「ん、あれは?」
という感じで集中があっちこっちに散っていくのだ。
ここの場面において「不要」なものってない。
全部やらなきゃいけないこと。ただそれが散り散りになってしまっている。なので整理(=不要なものを捨てる)というよりは整頓(=ものをきちんと配置して整える)を極めなきゃいけない。
というわけで最近「タスクボード」を使うようになった。
ただ最初は整頓の難しさに思わず笑ってしまった。書き出してはみたものの、、、という感じ。その中で、
「とりあえずこれはここ、あれはここ・・・」
とわかる範疇でやっていく。するとどうだろう。何もしてなかったときよりはスッキリする。
ここで満足しちゃいけない。1回軽く整理して回し始めると徐々に、
「やっぱこれこうやって整頓した方がいいじゃん。こことここ、いっしょにまとめられるじゃん」
ということに気付いていく。段々段々と綺麗になっていく。ようやく整ってきた。
ここで言いたいのって「整理整頓って大切だよね」というわかりきった話じゃなくて、それは前提の上で「一発で完全に綺麗にできると思っちゃだめだよ」という話だと思う。あーでもない、こーでもないって言いながら悩みながら手を動かして少しずつ少しずつ整っていく。
整頓は一日にして成らず、なのだ。
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