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「半径5メートル」より1㎝でも外の世界へ

”半径5メートルの法則”


そんな言葉があるそうだ。聴いたことがあるだろうか?

「人は生活環境の半径5メートル以内ですべての人間関係を構築している」

という発想からくるものらしい。

恋愛の場面で使われることも多いらしく、

多くの方が同僚や上司と「会社」という狭いコミュニティ内で「社内恋愛」の関係となり、結婚に至っている大きな理由となっています。

とされている。

自分が直接触れている狭い世界の傾向やルールを、あたかも世の中全般の傾向やルールと錯覚するといった捉え方もあるのだろう。

他にも”自分を表すのは自分の周囲にいる人の何人かを見ればわかる”みたいな言い伝えも、この法則に通ずる部分があるのかもしれない。


言われてみれば確かにそうだ。

小学生の頃は、自分にとって小学校の中が「社会」であり、全てだと思ってた。それが中学校、高校、大学と上に上がっていくにつれて「社会」が広がっていった。要は環境環境における身の回りが社会の全てだと思い込んでしまっているのだ。


小学校から今社会人として働き始めて、多少「社会」の規模は大きくなってきたけどそれを日本全体レベル、世界全体レベルでみればそんなのはちっぽけな規模に過ぎないのかもしれない。所詮まだ「半径5メートル」に過ぎないのかもしれない。


だからこそ1㎝でもいいから外に飛び出すことを大事にしたい。

半径5メートルの法則を超えていきたい。

そうすることが、自分の現状に満足せず、自分自身の枠を広げていくことに繋がっていく気がする。モノサシコレクターにも繋がっていく気がする。

今は便利な時代になった。SNSが普及したり、オンライン化が普及した。

半径5メートルより1㎝でも外の世界に連れていってくれるチャンスがごまんと広がっている。

自らの一挙手一投足次第でチャンスをつかめる時代になった。

そんなことを考えていたら、偶然こんな記事を見つけた。


「半径5メートルの世界観」を防ぐ有効な方法は、まずは多様な人々と交わることです。性別や年代、業種等を超えてバックグラウンドの違う人と話をすることは非常に有効です。

しかし誰しもが限られた時間の中で忙しい日々を送っている。

人と会う時間を作るのは大変。オンラインでも予定を合わせるのは厳しい。

そんな声にも、上記の記事は提案を示してくれている。

とはいえ、忙しいビジネスパーソンにとっては、それすら難しい場合があります。その場合の次善の策は、情報源を増やすことです。常日頃からさまざまな物事に関心を持ち、さまざまな情報源に触れることが、「半径5メートルの世界観」を脱する鍵となるのです。

情報源を増やす。

これは空いている時間を使えば、いつでもできる。


常に「自分はまだまだ何も知らない」と自分自身に問いかけ続けたい。

これは決して悲観的な意味合いではない。

「ピュアさ」「好奇心」を持って、自分の中の「半径5メートル」を超えていきたい。1㎝でも、いや最初は1㎜でも。

少しずつでいいから、自分の世界を広げていきたい。









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