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わかるって楽しい、出来るって嬉しい
「わかるって楽しい、出来るって嬉しい」
保育園とか小学生の頃ってこういう気持ちだったんだろうな。
最近そう思う。
ここのところ何回かnoteでも書いてきてるけど、つい最近仕事で異動になってほぼほぼ知らない領域(ただ、やりたかった領域)に飛び込んだ。
予想はしていたけど、そこで広がる世界はまさに「新世界」。
聞いたことのないカタカナやアルファベット3文字が飛び交っている。
「わかりません~」と思いながらもジッとしているだけじゃ解決しないのが仕事というもので。
そもそも自分の性分としてジッとはしていられない人間だ。
学びながら手を動かしながらの毎日。
ここのところのPDCA回転速度はパーソナルベストといっても過言じゃない。パリオリンピック目指せるかも。というのは冗談で。
傍から見たら何もわからないところに飛び込んで取り組むって大変なことに思うだろうし、もし自分が第三者的に自分のこと見てたら「大変そうだな」と思うはず。
だけど当の本人はそう感じていないのが今コンディションのいいところ。
もちろん苦しい。
わからないことがあるのは頭痛くなるし、それでも手を動かさないと進まないのは大変。
でもわからなかったことが分かっていくようになる過程がすごく嬉しい気持ちが苦しさを上回る。
「知らなかった」言葉が「それ聞いたことある!」に変わり、「それ聞いたことある!」が「それはこうやって使うんだよ」に変わる。
大人になればなるほど「出来ること」「知っていること」が増えていき、日常がルーティン化していく。ルーティン化していくと、安定していく。波が減る。
もちろん安定することはすごく大切なことだし、少しでも早く安定を目指したいんだけど、どこかちょっと寂しさも感じる。人生でワクワクしてた時って、子供の頃のような未知の世界に飛び込む瞬間だよな、って。
なんだか今、それを味わっている感覚。
わかることがすごく楽しい。出来ることがすごく嬉しい。
「あ、自分ちゃんと成長してるんだな」ってことが実感できる。
「大人になるということ」の過程に、「子供心を置いていく」というミッションがあるかと思っていた。
そうなると、どこか子供の頃の気持ちが抜けない自分に嫌気がさすこともあった。でも忘れちゃいけない子供心があることも知った。というかこれも捨てた方がいい子供心だというのなら、自分はずっと子供のままでいい。子供のまま、大人になるうえで必要な価値観や責任感を身につけていけばいい。
そう思っている。
いっても26歳。
まだまだ大人に片足突っ込んだ段階だ。
大事な子供心と手放すべき子供心をちゃんと整理する時期なのかもしれない。今の時期、大切にしていきたい。
とりあえず出来るだけたくさんワクワクしたい。
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