いい体験をつくるには
皆さんは、
などと感じた経験はないだろうか。
こういう場面で"うまく言葉にできない"ことってある。
体験している側としては、むしろ言葉にできない良さみたいなのもあったりする。だけど体験をつくる側としては、ここの言語化はしていかないといけない。言語化できないと再現性がないから。
偶然の良さってもちろんあるけど、でもつくる側はそこに再現性を持たせていかないといけない。それを実現するのが言語化だ。
だから日常的に自分が「いい体験」と感じる瞬間はどんな瞬間なのか、向き合うことが大事になってくる。
じゃあ「体験」ってどんな要素で構成されているんだろう。
素材、登場人物、ホスピタリティ、時間の流れ、空間、、、。
上記で挙げたのはきっとほんの一部で、挙げきれないくらいの要素によって1つの体験は構成されている。
何か1つが究極に優れていればいいわけじゃないはず。
どれかが優れていても、どれかが最悪だったらそれは最悪になりかねない。
1個でもマイナスがあったら、掛け算の答えは一気にマイナスになるから。
要素の1つ1つを言語化する。
それらがどう掛け合わせってどういった体験になっているのか理解する。
そうすることで、複数のものと比較したときに、何が違うからいい体験/よくない体験なのかが見えてくるはず。
その構造を把握しておくことで、自分が「いい体験」をつくろうとするとき、自分たちの推しポイントが見えてくる。
体験が提供する価値って一番のブランディングが現れる部分だと思う。
「〇〇らしさ」というのがブランディングの1つであり、それを感じるのが体験の場面であるということ。
サービスを提供する側は、サービスを受ける側の「体験を得ての感じ方」を自分たちが理想とする方向にコントロールできるかが大事になってくる。それは偶発的なものではなく、前提を整えていく必要がある。
そうやって体験でブランドを築いているのがディズニーランドだったりする。
自分たちの強みを言語化しながら、
体験をする側に回ったときにどういったところに目がいったり、
心が揺さぶられたりするのか想像しながら、
それを細かな要素に分けて掛け合わせていく。
そうやって「いい体験」というものをつくりだしていければ。
何よりも自分自身、いい体験をたくさん味わっていきたい。
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