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人生はあみだくじ?

人生というのは、様々なものに例えられることがある。

ゲーム、迷路、サーフィンなどなど。

その中の一つが、「あみだくじ」だ。

最初、私はその意味がよくわからなかった。
それは、あみだくじというものに対して、「進まないといけない道が決まっている」という要素と「当たりもあればハズレもある」という印象を持っていたからだ。

しかし、それらの要素を踏まえ検討した結果、今では「人生はあみだくじ」と言われても腑に落ちるようになった。その解釈を少し紹介したい。

・・・

①当たり、ハズレだけなのか?

最初は解決しやすい方から考える。
あみだくじ、というと何か当たりを決めるために使っている印象があった。当たり以外はハズレ、そんな明暗をわけるものだと思ってた。

でも考えてみればそれだけじゃない。何か役割を決める時に、それぞれの役職が書かれていたり、順番を決める時に番号が書かれていたり。

あみだくじの先にあるゴールは自由、ということに気がついた。

ゴールに何が待ってるかわからない
= この先の人生どうなるかわからない

これがあみだくじの醍醐味であり、人生の醍醐味
「人生はあみだくじだ」と言われる所以なのかな、と思う。

わかりやすい「結果」としてあみだくじの先にこれまでは何かが書かれていたわけで、自分の人生の場合どこに行き着いたとしてもそれを正解にするように楽しむしかない。

大事なのは、あみだくじがどこにたどり着くか、のワクワクくらいに人生がどうなるかをワクワク出来るか。結局は自分次第なのかもしれない。

②行く道が決まっているのか?

もう一つ、あみだくじの特徴といえば進んだ先に棒があったら、その棒の方に進まないといけない、ということだろう。だから最初は違和感があった。

「何だ、道決まってんじゃん」

でも気づいてしまった。あみだくじは自由に線を付け加えられるってことを。しかも人生があみだくじ、ならプレイヤーは自分のみ。だったら上手くいっていないのであれば、紆余曲折してでもいっぱい線引いてアクション起こせばいいじゃん、と。

そしてもう一つのあみだくじの特徴。
それは後ろに戻ることは出来ない、ということ。これもものすごく大切なことを教えてくれている気がする。

何か失敗したり上手くいかなかったりで落ち込んだ時、後悔したってしょうがない。過去に戻ることは出来ないのだから。後悔しないためにその行動を選択したのだから、自分の選択に自信を持つべきである。

反省する部分は反省して、あとは前に進むのみ。いっぱいいっぱい線を足せばいい。納得できるまで行動すればいい。正解が何か、ではなくて自分の行動が正解になるように頑張ればいい。

あみだくじは後ろには戻れないけど、前なら進める。後悔している時間はないし、意味もない。

・・・

「ものは考えよう」とはよくいったものである。

解釈の仕方、捉え方の違いでまったく印象が変わって見えるのだから。

私の中ではもう、「人生はあみだくじ」論である。

①答えがわからない人生を楽しむ
②反省はしても過去を後悔はしない
③先の人生でのアクションを増やせばいい

しかしこれはあくまで私の解釈。
人にはそれぞれの考え方があっていい。

ただこうやって、たまには自分にとって人生とは何か考えてみるのも、悪いことではないと思ってる。

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