病まずに悩む。
最近何かを「考える」「悩む」という機会が増えた。
仕事のこと、人生のこと、noteのことなどなど。
基本的に常時頭はフル回転していて、いつ沸騰してもおかしくない。
気づけば1日が終わっていて、次の日の朝が来て、また夜で。
大袈裟だけどそんな感覚。
そんな自分にとって「農福連携」で日中外に出て農作業をしている時間はちょっと無心になれることも。
もちろん”ちょっと”だけ。
利用者さんは結構コミュニケーションをとってくれるため、会話する機会も多いし、自分がどういう支援をすべきかその場ですぐにPDCAを回さないといけない。
だから無心になれるなんてほんの一瞬に過ぎないのだが、それでも貴重な時間だ。
そうやって何かと「考える時間」が増えたのだが、一つ気を付けていることがある。
それが、
”病まずに悩む”
ということ。
どういうことか。
常に考え事がポジティブなことだったら、そんな心配いらないかもしれない。むしろ考えることにワクワクするはず✨
だけど必ずしも常にワクワクすることを考えらているわけではない。
「どうすればもっと効率よく優先順位決められるかな」
「自分がよりうまく”支援”できるようになるためにはどうすればいいかな」
「B型事業所の現状を変えるために、何が出来るのかな」
「あれ失敗したなぁ」
時には、
「今の自分が役に立てているのかな」
「なんでもっと出来ないんだ」
などといった”余計なこと”をついつい考えてしまう事も。
こういった悩みたちや考え事たちは、考えれば考えるほどドツボにはまっていくケースがある。答えが簡単には見つからない問いだからこそなおさら。
それはまるで出口の見えない蟻地獄にはまっている感じ。
一つ抜け出しても次の課題がやってくる。
そして最終的に気づかぬうちに自分を追い詰めて病んでしまうことも無きにしも非ずと思う。
だからこそ大事にしたいのが「病まずに悩む」という考え方。
自身の健康に勝る解決法なんかはない。
自分が健康で、動き続けられることが何よりも一番大事なこと。
それによりチャレンジできるチャンスがある。
しかし病んでしまったら、潰れてしまったら立ち直るのはなかなかしんどい。
だけど本当に「病む」場合は、気づかぬうちにそのループに入っていることがほとんどな気がする。いつそのループに入っているかわからない。
だからこそ常に自分自身と対話する必要がある。
自分と向き合う時間をつくる必要がある。
「今日の自分の状態はどうなのか」
「今何に悩んでいるのか」
「シンプルに元気か」
などなど。
そして自分だけでは消化しきれない問題は積極的に周囲に投げるという姿勢も大事にしたい。
誰かと悩みを共有することで、新しく見える景色がある。
思わぬところに打開策がある。
そして思っているより周りは協力してくれる。
そんなことを中学生の頃の自分にも言っておきたい。
悩みは人を強くする。
私はそう思っている。
悩むということは、真剣に考えているということ。どうにかしたいと思っていること。前に進もうとしているということ。変わろうとしているということ。
考えれば考えるだけ頭の回転も速くなるし、アイデアも浮かんでくる。
だけど、悩みは時に人を潰してしまう。
気づかぬうちに自分を追い込み、気づかぬうちによくない方向に自分を「洗脳」してしまうことも。
だからこそ、病まないために自分自身と対話をし、自分のちょっとした変化に気づけるようにする。そして病む前に人を頼る。
そんなことを念頭に置きながら、これからも積極的に悩んでいきたい。
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