子供の「側転」練習から学ぶ踏み出す勇気 No.190
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2021年7月10日 「DAYONE日記」No.190
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、毎日発信します。
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昨日、家に帰ると長男が側転の練習をしていました。
1ヶ月前位から練習を始めて、最初は怖がっていたのですが、今は少しずつ上手くなってきていました。
その練習を見ていると、ふと気づいたことがあったので今日はそれについて書きます。
多分、長男も側転を初めてやるにあたって、今までやったことがない動きだったので、そこに恐怖があったのではないでしょうか?
それは、人が新しく何かを始めるときに必ずあるものではないかと思います。
仕事でも、新しい仕事、新しい業務などをやる時、必ず恐怖感があります。「上手くいかなかったらどうしよう?」という不安が先立つように思えます。だから、人はなかなか新しい仕事をやりたがらない傾向があるように思えます。
というよりも、人間は、自分の知らないことや未知の事について恐怖感があるのではないでしょうか?
初めてのことは、自分の中に、「できないのではないか?」という恐れがあり、それが人の行動を鈍らせ、動けなくするのだと思います。
でも、それは、普通に考えて自然なのです。
今まで自分が経験したことがなければ、できなくて当然であり当たり前だということです。
それがわかっていれば、自分の気持ちは楽になるはずです。
例えば、水泳をしたり、自転車に乗るということも、最初からできる人がいるでしょうか?
絶対に、最初から上手くできないはずです。
自転車なら、自転車に跨ってバランスの取り方をグラグラしながら体で覚えていくのです。こけて、跨っての繰り返しで、バランスがとれるようになり、漕げるようになりわ少しずつ乗れるようになるのです。
水泳も、水の中で上手く手足を動かすことができず、浮くこともできず、何度もバタバタしながら水を飲んで溺れかけながら、水に慣れていくのです。何度もやっていくうちに、水で浮けるようになり、手足で水をかけるようになり、そして、泳げるようになっていくのです。
これらは、自分で挑戦し、始めなければ、絶対にできるようになりません。ちなみに、私の母親は66歳ですが、ずっと自転車に乗ることを避け続け、未だに乗ることができないのです(笑)
だから、人は自分のキャパシティーを超えることに立ち向かう時、最初からできないのです。そういう前提を持ち、失敗してもいい、出来なくて当然という気持ちで十分です。
大事なことは、始めてみるということです。一歩を踏み出すということです。
始めてみることで、自分のできないことが見え、どのような課題があるのかを見え、それを自分の中でどう克服するのかが少しずつ見えてくるのです。
そうすると、知らないものが見え始め、未知の恐怖も少しずつ和らぎ、全体像が見えてくるようになるのです。それは、不安から挑戦に変わるということではないでしょうか?
長男も側転は不安だったはずです。「こけたらどうしよう?」、「上手くできなれば、どうしよう?」。でも、第一歩を踏み出し、何度も練習するうちに自分のできないことが見えてくるのです。「今は、足が上がってなかった」、「手の位置がよくなかった」など、分かってくるのです。
やはり、一歩を踏み出す勇気です。
だから、成果を出す人や新しいことを実現できる人は、既に人が歩いて作った野道を歩くのではなく、その野道の横にある、まだ誰も足を踏み入れてない草むらを自分で足で開拓する。
だから、新しいことができるのではないでしょうか?そこに、新しい道が開けるのです。
だから、どんなことでも、まず一歩を踏み出す勇気、失敗する勇気をしっかり持つことが大事です。
挑戦する気持ちがあれば、人は頑張れるし成長しているのだと思います。自分も、とにかく逃げずに何でも挑戦していきたいです。
長男の「側転」に大事なことを教えてもらいました。
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