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マネージャーは基本的に悪者だから、対話しないといけない

こんにちはー!
今日のnoteは「マネージャーは基本的に悪者だから、対話しないといけない」というお話です。

部長!課長!あなたは基本的に悪者です。

僕がマネージャーになって気が付いたことの中で、意外かつ有用だったものの一つに「僕らは基本的に悪者である」ということです。

厳密にいえば、マネージャーが悪者なのではなく、情報の少ないものや人はすべて悪い想像の上で捉えられるということですが。

多くのマネージャーはあまり知らないメンバーたちの中に着任するという場面が多いと思います。
この時点で、ほとんど情報がないため、メンバーは悪い妄想をしています。


「もしも人間が楽観的であれば滅びている。獣に襲われるのではないか?食料が確保できないのではないか?と心配するからこそ、生き残ってきたし、これだけ進歩できた。」
そういった視点での話は良く耳にすると思いますが、会社員にもこの特性は適用されます。(もちろん、そうではない人もいます)

「えっ?私は良かれと思っているのに、そんな悪者キャラで受け止める!?」
「結果出さないといけない立場の私がそんな意地悪なことしてたら、頭おかしいじゃん・・・!」
みたいなこと、体験したことがあるマネージャーのほうが多いのではないでしょうか。

着任のときは情報が少ないから悪者であるという言い方になりましたが、着任時ではなくても、メンバーとのコミュニケーションが少なくなったら、悪い妄想は炸裂していると思ってください。
「最近、○○さんと会話してないなー」って思ったら、情報が少ないからこそ悪く捉えられていること可能性があるので、要注意。特にリモートワークが増えた現代では気を付けなくてはいけません。


定期的に対話しましょう

だから、マネージャーはメンバーと定期的に対話したほうが良いです。
どんなに忙しくても。
むしろ、忙しいせいで対話できないなら仕事を手放しましょう。

コーチングのために、ティーチングのために、心理的安全性のために、評価のために・・・
様々な1on1を推奨する考えや1on1の目的について言説があります。

僕は、難しく考えて1on1の頻度が下がったり、忙しくて飛ばしたりするくらいなら「対話しないと、人間は悪い妄想が全開にになり、自分が悪者になったり、ありえないくらいネガティブに捉えられたりしてしまう。だから、定期的に1on1の時間を取って、それをメンバーのための何より大切な時間としよう。」って考えるのが良いのではないかと思います。

この時、悪い妄想が行き過ぎていた時にそれが言いにくいような状況にしないように気を付けてください。(何でも話せる関係づくりをめざしましょう)
そのうえで、コーチングもティーチングも、大した会話もせず、雑談になったとしてもOK。何か悪い妄想が出てきたらしっかり対話する。
こんなスタンスで対話するだけでも、「いつの間にか悪い妄想が炸裂してもうどうにもならない」という状態を回避できるのですごく価値があります。

実際、僕が見かける崩壊するチームあるあるは、「悪い妄想を放っておいたら、事実として定着して取り返しがつかなくなる」という状態です。

その状態を避けるだけでも、チームの生産性やサービス品質が上がっていくのではないでしょうか。


最後に

今日は「マネージャーは基本的に悪者だから、対話しないといけない」というテーマでお話ししました。
「人間の悪い妄想をする力は結構たくましい」ということがマネージャーになってからの僕の大きな気づきであることと、だからこそ常に対話を意識していきたいという内容でした。

・・・まぁ、僕も全然出来てないですけど。

では、また!





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