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#2 余命10年

2022年の映画鑑賞1本目。

まぁ冒頭5分で涙溢れてきましたね。(原作読まずに鑑賞させていただきました)

100万人に1人の難病を抱える茉莉、自分の生き方を見失い人生にも迷いを感じていた和人。

偶然参加した同窓会を境に二人の関係が動くことになる。

最初はお互いに自分を隠していたような感じがしました。
和人は親との関係や会社をクビになったこと、茉莉は病気を抱えて不自由な生活を送っていたこと。

ただ和人は”あっ”とか”いや..”とか言葉が途切れ途切れになりながらも、茉莉に対しては正直な気持ちを伝えていたなと思います。

"茉莉ちゃんのおかげて"、”茉莉ちゃんがいたから”。中学生の時によくしてもらった茉莉の姿を覚えていたからこそ、再会した茉莉に(お酒の力があったかもしれないけれど)向き合えていたのかなと。


劇中で茉莉はハンディカメラを使って、”日々の生活の中のいいなと思ったもの”を記録に残している描写がありました。終盤に和人やみんなとの動画を見返しながら涙ながらに削除していくシーンはスクリーンを直視できないくらい泣いていました。

勝手な決めつけみたいですが、思い出は自分の記憶や心の中にしまっておく人が多数なような気がします。現代はスマホの普及によって簡単に写真や動画を記録できるようになりましたが、そんな記録もたくさんの写真の中に埋もれてしまって、なんてこともあるでしょう。

恋はしないと決めた茉莉が、”もう死にたいだなんて思わせない”と本心から願って伝えたであろう和人に対して少しばかりの好意が感じ取れる場面だったなと思います。



実写だからこそ描き出せる季節感がとても感じられる作品だと思いました。
春は桜、夏は海や祭りや花火、秋はイチョウや少し肌寒い感じに合わせた服装、冬はスキー場だったり。
それだけのたくさんの時間をかけて時、時代の流れを表現してくれたことに意味があると思うし、演者の皆さんの溶け込み方も一味違うものに感じられました。


[何かできることからやってみようと思った。大丈夫じゃないから書いておきたいと思った。]
互いに自分が今できること、やりたいことを"行動"としてやり通す描写はこの作品においてすごく意味のあることだと思いました。
和人は茉莉が生きていく意味を教えてくれたこと。
茉莉は自分の命が尽きるのが分かっていたこと、そして和人という存在ができたこと。このまま死んでいくかもしれない漠然とした恐怖から、和人という大切な存在ができて”もっと生きたい、死にたくない”という想いのこもった恐怖へと変わっていった気持ちの深み。この部分を含んだシーンが一番感動しました。



このジャンルの作品には”家族”という存在が必要不可欠です。茉莉の病状を理解し、支え合い、時には心配が積もって言い争いになったり。家族ってそんなものだと思うんです。彼氏彼女や親友でもいない限り、心から心配してくれる人は家族しかいないのですから。
言葉少なめだけど茉莉や家族のことを考えている父、茉莉の一番の理解者であり常に味方でいてくれる母、そして常に心配してくれていた心優しい姉。
みんな現実を受け止めるのは辛かったことでしょう。1日でも長く茉莉との時間を過ごしたかったことでしょう。過保護だと言われようがそれも愛情表現のうちなんだろうなと子供の視点から思います。


多分もう1回観に行くんだろうなぁ、お客さんの少ない時間帯に。そして同じところや新たなシーンで胸がいっぱいになって泣きまくるんだろうと思います。過去1で泣いたかな、

余命を宣告されるなんて誰にでも起こりうることで。人生は終わるまでが人生だから、大切に意味を持って生きていかないといけないと思う今日この頃です。

※下手な文章ですが読んでいただいてありがとうございました

ご覧いただきありがとうございます😊 まったりとやっております、よろしかったら。