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【上顎骨のはなし】骨勉

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こんにちは(*^^*)
整体×ヨガのプライベート隠れ家サロン【Refresh Labo R.I.T】
整体師の伊藤です(^^)


今回は「上顎骨」について勉強したことをアウトプットしていきます。

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪


上顎骨とは?

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上顎骨は左右対称の、対になった骨です。

身体の正面(正中)で縫合されています。

上の歯の付け根~眼窩の下まである骨で、

顔面の中心部に位置しています。

大きさも大きくて、顔面骨の中では下顎骨に次いで大きな骨とのことです。

顔面骨のNo1,No2は”顎の骨”が占めているんですね。


上顎骨 各部位

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上顎骨は、上顎骨体と4つの突起からなる骨で

これがまたユニークな形をしています。

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外側から見た図↑

象みたいな形に見えますね。


上顎骨体から伸びる、4つの突起とは

■前頭突起
■頬骨突起
■口蓋突起
■歯槽突起

といいます。

※口蓋突起は画像に記載がありませんが「硬口蓋」を形成している部分です

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いろんな方向から眺めていると

結合する他の骨との関係性もイメージがしやすいですね。

上顎骨には副鼻腔のひとつである「上顎洞」という”空洞”があります。

そのため、上顎骨は「含気骨」とも呼ばれるそうです。

上顎骨 付着する筋肉

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上顎骨には9つの起始筋が付着しています。

■眼輪筋
瞼を閉じる作用
 起始:前頭骨、上顎および内側眼瞼靭帯
 停止:外側眼瞼縫線および上・下瞼板の内側

■下斜筋
眼を横方向に動かす(外転)作用
 起始:上顎側眼窩
 停止:強膜の下外側

■上唇翼挙筋
上唇を引き上げる作用
 起始:上顎骨前頭突起の上部
 停止:鼻翼軟骨、上唇挙筋

■上唇挙筋
上唇を引き上げそれを前方に動かす作用
 起始:頬骨
 停止:上唇と口角挙筋の間の皮膚および上唇翼挙筋

■口角挙筋
口角を引き上げる作用
 起始:上顎の犬歯窩
 停止:頬骨筋、口角下制筋および輪筋と混ざり合う口角

■鼻筋・鼻翼部
鼻の軟骨部を下制、鼻翼を中隔に向けて引く作用
 起始:鼻先端の外皮
 停止:大鼻翼軟骨

■鼻筋・横部
鼻の軟骨部を下制、翼を隔膜方向に引く作用
 起始:上顎
 停止:鼻柱の上の薄い腱膜、反対側の鼻筋および鼻根筋の腱膜

■鼻中隔下制筋
鼻翼を下向きに引き下げる作用
 起始:上顎の切歯窩
 停止:鼻翼の中隔および後部

■頬筋
咀嚼の過程中、頬を圧迫する作用
 起始:上顎歯槽突起、下顎歯槽突起の外面、翼突下顎縫線前縁から後方
 停止:口輪筋


まとめ

副鼻腔も含み、鼻の一部、眼窩の一部も作っている上顎骨は

呼吸との関連もありそうですね!

(”眼”も呼吸に関わっていると言われているそうです)

また次回は「下顎骨」も勉強していきますが、

上顎と下顎と2つ見ながら考えると色々と発見がありそうです!そのへんもまた書いていきたいと思います(*^^*)

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪

最後までご覧いただきありがとうございました。






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