批判仲間を作るな
僕が人間関係で特に気を付けていることがある。
それが
「批判的な話題の時だけ食い付く人と深く付き合わない」ことだ。
これは僕が昔フェイスブックをやっていた頃、
そこで心理学関係で知り合った方がいたのだけどその人(仮にAさん)とはよく政治の話をしていました。
当時の僕は政治に対してすごく調べていて政権批判をよくしていました。
もちろんただ無闇に批判するだけじゃなくて、ちゃんと中身の伴った批判をしていたと思います。
そしてAさんも政治に詳しかったのでそうした話題で意気投合していたのですが、
その人は政治(というか全体的に批判の話題)以外には全く食い付いてこなかったんですよね。
Aさんはかなりのお祭り男だったので僕は彼の太鼓パフォーマンスにもよくコメントしていました。 「カッコいいですね！」とか。
しかし彼の方はというと、僕がたまに絵をアップしたり何かポジティブな話題の時には全く絡んでこないのです。
そうして1年か2年経った時に僕はそのAさんを見ていて思ったんですよね。
「もし批判対象が無くなったら、その時にこの人と共有できることは何も無い」
と。
この人とは「批判」という基盤でしか関係性が成立してない。 こうした人間関係というのは例え目先の問題が解決しても、どこまでも「新たな批判対象」を探すだけになると思いました。
だからこそそれ以外の話題には食い付いてこないのですから。
早い話が僕と絡んでるのは何かを批判をするのが目的なのであって"僕という人間"に興味があるわけではないってことですね。
僕は自分の虐待経験を描いていますが、僕が虐待やいじめというテーマ自体に対してあまり批判をしないのはそれが理由です。
批判をして広がっていく世界、人間関係はどこまでいっても批判対象を探すことになり続けると僕は思ってるから。
そしてそんな世界にいたくないと僕は思うのです。
ここで重要なことを問います。
皆さん、虐待を乗り越えた先にどうなりたいですか？
いえ、虐待でなくてもけっこうです。
いじめでも不登校でも、トラウマやキツイ社会生活でも、それらを乗り越えてどうなりたいですか？
どんな境地に至りたいですか？
おそらくざっくり答えるとこうです。
幸せになりたい
虐待やいじめを経験してなくったって誰もがそう思います。普遍的な目標です。
では、そうなっていくにはどうしたらいいですか？
僕がここで言うのは"絶対的な答え"ではありませんし
あくまで僕の個人的な小さな考えです。
ですが、
いくつか幸せになる方法がある中で少なくともこの一つは入ってると僕は思います。
それが
ポジティブな話題で盛り上がる仲間を作ること。
もっと言えば"ポジティブを基盤に広げた人間関係"を作ること。
虐待やいじめは社会的問題という側面がありますから、ただ単にネガティブな話題というふうに片付けるわけにはいかないとは思います。
ただ、僕がわりかし人生を楽しく生きれてる理由はあまりそこに固執してないからだと僕は思います。
そして僕にとってもっとも楽しい時間の一つが親友と遊ぶことなのですが、この親友は10年の付き合いになりますが
僕の過去のことは全く知りません。
この漫画を始めたから、ちょっとだけその話をしましたけど詳しい中身なんか一切話してないし別に話すつもりもありません。
別にその必要も無いですし。
でもおそらくその友達と上手くやれてる理由はその友達との関係性が"楽しい"を基準に発展した関係性だからだと思います。
これがもし何か批判から始まった関係性であれば、その内容が何であれ
ずっと何かに愚痴って不満を言って敵を探し出してギスギスしたまま過ごしていただろうと思います。
そして僕はその親友から学んだんですよね。
その親友は批判や陰口が全く言わないし、楽しいことしか話さない。
だからこそ誰もその彼の陰口を言わないし、誰からも好かれていました。
なんか、そんな彼を見ていたらいつも何かを批判して人間関係を作っていた自分をすごく見直すようになったんですよね。
(左が親友)
まぁだからといって僕はもちろん批判を一切しないという選択はしてないですよ。
0か100かという白黒と極端なことはしないですからね。批判はほどほどにはします。
それも僕の人生や性格には大事だと思うところがあるからです(これも批判記事ですが批判理由をちゃんと述べてます⬇️)
ただ人間関係に関しては"話題の中身が何であれ"僕はネガティブな話題の時だけ絡んでくる人とは深く付き合わないようにしてます。
それは僕の生きたい世界とは全く違う方向性だから。
僕は人間は多面的な生き物だと思ってるし、一人の中に良い部分や闇の部分があるのは当然だと思っています。
ですから批判をするな！とか批判は悪！とかそんな極端なことは絶対に言わないんですよ。言うべき時は言う必要があります。
子供がワガママに暴走してたら親を怒る(批判する)必要があるように。
ただ重要なのは"人間関係の基盤"
批判を基盤とした人間関係を広げるか、
それとも笑い合える人間関係を基盤として広げるのか
そこで自分の生き方は大きく変わると思います。
僕のスタンスは肯定も批判もしますが、「人間関係」に関してはポジティブを基盤に広げていきたいと思っています。
ですからこんな漫画を描いていても僕は批判に偏った人間関係は広げずに、僕と近い価値観や感性の"根明な人間関係"を広げたいと思いますね😳
親友に送った数年前の写真⬇️
「生き物捕まえてるぜー！」
これを一人でやってるんだからどうしようもないwww
でも部屋で一人で泣いて自分をなじって世間を恨んでた昔より、よっぽど楽しいですけどね(笑)😎
ではでは今回も読んでくださりありがとうございます🙌
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他のツイートで見たけど、
— リョウ@自分の生涯を描く (@ryo_mangaka) October 4, 2021
「あなたの飼ってる子(ペット)がどうしても可愛いくて仕方ないので売ってもらえませんか？」って本気のDMが来たらしい。
そういうの見てると、グーグルレビューとかで赤ちゃんみたいにワガママで上から目線な意見書いてるのって
そういう奴なのかなと思ったw pic.twitter.com/2VR4hlLDTz
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