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落語サークル所属の大学生。読んだ本などのご紹介をしています。専攻は経営学ですがジャンルはバラバラです。

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  • 哲学に関する本

  • アイデアや創作に関わる本

    落語のお話作りのために読んで面白かった本をご紹介しています。

  • ビジネスに関する本

    経営学の勉強で読んだ本などをご紹介しています。

  • 遊び、ゲームに関する本

  • 占いに関する本

    趣味で占いにハマり手相鑑定士の資格まで取りました。 占いを始めてみたい人におすすめの本をご紹介しています。

最近の記事

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哲学の始まりは14歳の極端な発想?  「14歳からの哲学入門」飲茶

 哲学ってよく分からない。そんなイメージをぶち壊すのがこの本です。  哲学なんてそもそも小難しい用語などを取り除いたら結局言ってることは既存の価値観への子供っぽい反発なのであるというのが筆者の主張です。ただしこれは哲学はハードルが低いものという訳ではなく、この子供っぽいほど極端なことを考え反発し続けたからこそそれが新しい価値観として認められるということを示しています。  内容としては16世紀ごろから現在に至るまでの哲学上の大きなテーマ4つとそれぞれの代表的な哲学者の主張を

    • おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「燦鳥ノム」

      燦鳥(さんとり)ノムさんはこんな人 飲料メーカーであるサントリーの公式VTUBERとして約3年前にデビューしたのが燦鳥ノムさんです。白を基調としたロングワンピースにボブカットという深窓の令嬢のような見た目に加えて、おっとりした声のトーンや常に敬語でのトークなど清楚な雰囲気を纏っています。 サントリーの歴史に合わせたのか年齢は現在122歳という高年齢かつ趣味は短歌であるなど、古き良き歴史を感じさせる設定ながらも、ゲーム実況動画などではわちゃわちゃした可愛らしいリアクションを見せ

      • おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「MonaterZ MATE」

        MonaterZ MATEはこんな人たち MonaterZ MATEは吸血鬼のコーサカと狼男のアンジョーのコンビのVTUBERです。動画としては主に企画・トーク動画やオリジナルソング、ゲーム実況を行っています。 コーサカ(下の画像の帽子をかぶっている男性) 吸血鬼でありながら小説家・ラッパーとしての顔も持つ多才な人物です。企画・トーク系の動画では豊富な語彙から繰り出される鋭いツッコミや、皮肉と教養に満ちた言い回しが魅力的です。 トークの構成力もさることながら、ご本人の体験

        • おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「天開司」

          天開司さんはこんな人 麻雀や競馬などのギャンブルが大好きなバーチャル債務者(借金をしている人のこと)ユーチューバーです。動画ではオンライン麻雀ゲームの雀魂やウマ娘などのほか、お酒を飲みながらの雑談配信などを行っています。 赤髪にサングラス、サイコロ形の耳飾りというまさにギャンブラーといった見た目にもかかわらず、喋り声は爽やかな好青年のようであり、コラボ動画では頼れるお兄さんポジションとして立ち回り、ゲーム実況では少年のように純粋に驚き、楽しむリアクションを見せるというギャップ

        • 固定された記事

        哲学の始まりは14歳の極端な発想?  「14歳からの哲学入門」飲茶

        • おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「燦鳥ノム」

        • おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「MonaterZ MATE」

        • おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「天開司」

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        • 哲学に関する本
          5本
        • 遊び、ゲームに関する本
          5本
        • ビジネスに関する本
          8本
        • アイデアや創作に関わる本
          13本
        • 占いに関する本
          4本

        記事

          アイデアを作る5つのステップとは?(ステップごとに関連する本も併せて紹介します)

          落語のネタを作るために読んだ本の中でどんな業界でも応用できそうなものをまとめてみました。自分のアイデアで勝負していきたい人におすすめです。 「アイデアのつくり方」ジェームズ・ヤング 広告業界などで新人研修にも使われるというアイデア作りの王道の本です。読みやすいシンプルな内容ですが大事なエッセンスが詰まっています。 筆者によると、アイデア作りは以下の手順で行われます。 1材料収集 2材料の消化(分析や組み合わせ) 3孵化(アイデアから離れてひらめきを待つ) 4誕生

          アイデアを作る5つのステップとは?(ステップごとに関連する本も併せて紹介します)

          おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「ぽんぽこちゃんねる」

          ぽんぽこちゃんねるはこんな人たち ピーナッツくん 黄色い豆のキャラクターです。パンツ1丁の黄色い2等身のピーナッツという見た目に加えて、甲高くもガラガラしている独特な声を持ち、1度見たら忘れられないキャラクターです。動画内では特技のラップで鍛えた鋭くもユニークなつっこみがおもしろいポイントです。ぽんぽこさんとは実の兄弟であるらしく、ドッキリや無茶ぶりをたびたび仕掛けられつつも面倒見のいい兄としての1面もただのおもしろキャラだけではないギャップとして魅力を引き立てています。

          おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「ぽんぽこちゃんねる」

          おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「ヒメヒナ」

          今回は個人的に好きなVTUBERさんをご紹介したいと思います。 ヒメヒナはこんな人たち田中ヒメ 画面の左の赤い服の女の子です。性格は自他ともに認めるほどのゲラで、動画内でも20秒に1回は笑っているほどの笑い上戸です。テンションも声量もとにかく大きく、近所の子が元気に遊んでいるのを眺めているような気持ちになれる魅力があります。 鈴木ヒナ 画像の右の青い服の女の子です。ヒメさんに比べると大人びた見た目からは想像もできないような天然タイプで、動画内でも誰にも予想できないよう

          おすすめのVTUBERを動画とともに紹介「ヒメヒナ」

          「コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法」

           筆者は問題解決は総合的なスキルが必要であり、また、学問的な知識よりは実践で解いていくものとしています。問題解決という点においてのプロであるコンサルの思考はどんな業界でも応用しやすいと思います。  構成としてはフレームワークのような基本から一流コンサルの技術まで満遍なく紹介しています。コンサルタントでなくてもビジネス書として得るものがたくさんあると思います。

          「コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法」

          「夜と霧」ヴィクトール・フランクル

           筆者がナチスの収容所に入れられた経験をもとに、幸福とは人生の意味を見つけることであると主張。  人が気まぐれで殺される極限状況の中で人生の意味について考え続けた筆者の代表的な本です。彼の説はフランクル心理学と呼ばれ、人生を意味あるものとして肯定することが大事と説いています。

          「夜と霧」ヴィクトール・フランクル

          「人生論ノートを読む」

           三木清という哲学者の人生観について分かりやすく解説した本です。  幸福は人それぞれであり、成功は一般的、全体的なものであって違うものなのに人々はこの幸福と成功を同じものと捉えているといった人生についての洞察を述べています。  

          「人生論ノートを読む」

          「読んでいない本について堂々と語る方法」

           本を全部読みきれないという人へ、あるいは本が多すぎて時間がない人へ。  本書のテーマはまさにタイトル通り。本なんてものは全ページをしっかり読まなくても理解できるしコメントまでできるというのが筆者の主張です。しかもフランスの大学の文学教授が言っているのでなおさら驚きます。  本を読んで理解するという場合、余程気をつけて読んでも十分な記憶、アウトプットとして活かせるほどしっかりとは読めません。だいたい忘れてしまいます。  また、そもそもある本を読むということはその時点では

          「読んでいない本について堂々と語る方法」

          「論理が伝わる世界標準の議論の技術」

          ディベートのルールややり方を詳しく解説。 ディベートについてはこれを読めば十分なくらい豊富な内容かつ分かりやすいですし、論理を組み立てる参考にもなります。  ディベートというとあまり身近では無いようにも思えますが、要は賛成派と反対派に分かれて相手を説得してその論理性で勝ち負けを競う競技です。  主張に対してしっかりとした理由をつなげるという論理性や相手の主張をどのように批評すれば良いかという反論の技術について学べる一冊です。  議論に関する本というと心構えや特定の場面

          「論理が伝わる世界標準の議論の技術」

          本質を切り取る思考。「エッセンシャル思考」

          エッセンシャル思考とは「より少なく、しかしより良く」を目指すための考え方です。  現代は得られる情報量にしても取れる選択肢の量にしても無限にあります。そうした状況の中でどれだけ本質的なものを取り出して行動できるかは大事になると思います。  自分で考え選択する力を手放さない。本当に重要なものはほとんどないため基準を明確にして見極めることが必要。何もかもは手に入らないために捨てることも覚悟する。この3つがエッセンシャル思考の基本として具体的な説明をしていきます。  そして

          本質を切り取る思考。「エッセンシャル思考」

          「入社10年分のリーダー学が3時間で学べる」

           この本はリーダー論とマネジメント論、組織の成長や運営についての知識をまとめています。ある企業の事例やビジネスマンの経験に学ぶというよりは、リーダーについての学問的な研究から得られた原理原則を学ぶという内容です。  リーダーとは言わば個人のプレイヤーより一つ上の視点に立って考える人のことです。例えば会社だったら平社員はその日の仕事を上手く乗り越えるよう頑張るのが主なのに対して、部長などは会社や部署の成績に苦心します。更に社長なら社会への貢献などより高い視点でも考え行動します

          「入社10年分のリーダー学が3時間で学べる」

          「さあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」

           この本は生きていく上で強みとなるような資質を34つに分けて紹介しています。自分はどのような強みを持っているかを自覚し活かしていくことで活躍や自信に繋げていこうという内容です。  本からサイトに飛んで選択式のテストに答えるだけで上位5つの強みが分かります。  

          「さあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」

          仕事の哲学を習う。「新!働く理由」戸田智弘

           現代は「全ての人が働くことを哲学しないといけない時代」であるとして、仕事やキャリアについて様々な職種の先人たちの論を聞いて自分の哲学を作ろうという趣旨の本です。  現在は副業やリモートワーク、NPO団体など職や人生のあり方が多様になり、収入を手に入れる手段としてだけでなく何のために働くかということも重要になってきています。  この本はそうした無限にある生き方の中でどんな人生を選ぶかという参考になるかもしれません。具体的なキャリアプランやなり方というよりは、もっと抽象的な

          仕事の哲学を習う。「新!働く理由」戸田智弘