メモリアル・デーのメモリアル・セレモニーのメモリー
毎年、5月の最終月曜日には、Memorial Day(メモリアル・デー)と呼ばれるアメリカ国民の休日があり、戦没者の追悼日です。
バーベキューをするのが大定番で、夏の始まりの合図みたいなものです。
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2020年のメモリアルデーの当日。
当時5歳の我が家のむすめちゃんは朝から集中してなにかを作成。
宣言されたのは、
「今日はメモリアルデー! ハローキティのおばあちゃんを追悼する日よっ」
…ハローキティっておばあちゃんいたっけ?
いたような気もするけど、亡くなったの?
サンリオがそんな話作る?
てか、メモリアルデー、って、認識間違ってるし!!!
むすめちゃんはNY生まれのNY育ちのアメリカ人。
自分の国の休日の認識が、
ハローキティのおばあちゃんの追悼式
だとまずいのではないかと、親として少々焦りました。
手作りアメリカの国旗を一緒に作って、
アメリカンらしく祝わせようとしたんですが、
結局ほとんどわたしが作りました。
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わたしが旗を作っている間もずっと
「ハローキティのおばあちゃんのメモリアルデー」
に夢中だったむすめちゃん。
結局、彼女プロデュースのメモリアル・セレモニーに強制参加させられることになりました。
むすめちゃんによると、
ハローキティのおばあちゃんは、
ポップコーンを取りに富士山へ向かったんですが、
そこで無念にも溶岩で亡くなってしまった、
そうです。
ポップコーンを取りに行くって…。
富士山が火山だということを、覚えていたのは拍手してあげてください。
▼ ハンズオンで実験するのがSTEAM教育
むすめちゃんは、ハローキティのぬいぐるみを片手に、
♪ キティはいつまでもおばあちゃんのこと忘れないからね、
と、歌まで歌いはじめました。
その歌はよく出来ていて、さながらミュージカル。
彼女の歌を録音していたので、それを適当に訳すと、こんなこと歌ってました。
ある程度ちゃんとストーリーになってましたよ!
即興の割にちょっといい歌だったのと、むすめちゃんのその堂々とした歌い様に胸打たれた親バカなわたしと旦那。
「ハローキティっておばあちゃんいるの?」
「学校で読んだの!?」
などと娘に質問攻めしたほど。
本当のハローキティのおばあちゃんのキャラクター設定を確認したくなり、いまグーグルに聞くから!と言って、わたしがスマホを取りに行こうとすると、
▼ Androidスマホの愛用者です
「絶対だめ~~!!!」
と必死に止めに走ってきました。
作り話だとバレたくなかったらしい。
(こそっと隠れてググると、案の定、キティのおばあちゃんご健在です。)
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結局、「ハローキティのおばあちゃんのメモリアル・セレモニー」が終わった後、アメリカ国民の休日メモリアル・デーをきちんと教えようと、まず、なんの日か知ってる?と質問してみると、わたしより上手に英語で答えてました。
心配いらなかったです・・。
子供の作り話だから、万が一この記事がサンリオさんの目に入っても、怒らないでくださいね💕
▼ 現実と非現実の境界線がちゃんと引けていると思われるむすめちゃんの話はこちらにも書いています
ありがとうございます。むすめちゃんの日本帰国費用に回させていただきます。😆