ニューヨーク州2泊3日の年末旅行記[上]
2023年の年末、急に思い立ち、2泊3日の家族旅行をしてきました。
予想してたより楽しかったロードトリップですが、後悔もありますので思い出に残しておきます。
▼ 初めましての読者さまへ。らいさわはニューヨークシティに住んでいます。
2泊3日のロードトリップを急に思い立った
2023年末の最後の1週間。
小学生の娘ちゃんとうちの旦那は冬休み。
時々この二人で出掛けてはいたものの、基本、家にいました。
わたしはと言えば・・・
二人が家にいると、いまいち仕事に集中できず、そのストレスの捌け口が見つからない私は、ふたりに告げました。
わたし「年末のボーナスちょっと出たんだわ! わたしが旅行代出すから、どっか行こう! わたし仕事が忙しいから、場所とホテル選んどいて!!」
旦那には「旅行代出すから」が効いたのでしょう。
出発はその2日後。
家族3人で近場ロードトリップすることが決定しました。
▼ 結局ガソリン代はわたし持ち、ホテル代は旦那が出しました
Upstate New York (アップステート・ニューヨーク)に行くことになった
近場と言え、予約したホテルは片道4時間前後のアップステート・ニューヨークにありました。
ニューヨーク州は広大で、シティから向かって北の方はアップステート(Upstate)・ニューヨークと呼ばれ、州会議事堂のある都市Albanyがあるし、自然の多い美しい土地も広がっているのです。
わたしは旅行前には事前に計画するタイプですが、仕事が忙しくて全く計画できなかったため、無計画な元バックパッカーであった旦那スタイルで旅をすることになりました。
旦那スタイルの旅とは
旦那「家から4時間程度走らせたところにある湖、Lake Georgeの近辺のホテルに2泊。
ホテルに向かう途中でAlbany(ニューヨーク州のキャピトル=政治の中心地)に寄る。
その他面白そうな場所を見つけたら立ち寄るかも。
2日目はアメリカとの国境近くに存在するであろう、マクドナルドで、カナダのメニュー食べてみたい」。
マクドナルドをはじめ、ファストフードが大好きなんです、うちの旦那。
わたし「だったらモントリオール行こうよ!」
旦那「ホテルからモントリオールまで2時間以上かかるんだよ。そこまで行く必要ない。国境の近くに絶対マクドナルドあるから!」
わたし「国境近くなんてなにもなさそうだよ?」
旦那「モントリオールまで行かなくても国境近くに街があるはずだって!」
このとき、疲れていたので、好きにしてくれや、と旦那に任せてしまい何も下調べをしませんでした。
間違いでした。
▼ 基本はずぼらだけれど、自分の好きなものにはうるさい旦那が腕時計を買ったら偽物が届いた話
ニューヨーク州のキャピトル(政治の中心地)Albanyに寄った
さて、旅行に出た初日。ホテルまでの道のりにあったAlbanyに、初めて立ち寄りました。
一応キャピトルなので、思ってたよりは都会でしたが、年末なのもあって、人がいない。観光客もニューヨークシティに比べてほとんどいない。
▼ この旅行の1週間前に行ったマンハッタンには観光客が沢山いました
旦那もAlbanyに立ち寄ると決めていた割に、具体的にAlbanyのどこに行くとは決めていなかった。
これ、うちの旦那スタイル。
さくっとググって「New York State Museum」(ニューヨーク州ミュージアム)に向かえ!と指示をしました。
駐車場は$10取られましたが、入場料は無料。
ニューヨーク大好きなわたしは個人的にすごく楽しかったし、
ニューヨーカーの娘ちゃんにも地元の歴史や生き物の生態などを学ばせられて、
たとえ入場料が有料だったとしても行く価値があったと思うミュージアムでした。
個人的な趣味でちょっと紹介しますね。
マンモスではない、マストドンの骨格標本
19世紀後半に発見されたCohoes Mastodonの立派な復元骨格標本と実際の骨の化石も見られます。
らいさわ親子は今回マストドンとマンモスとの違いを学びました。
やっと出会えたビーバーさんとその他の動物剥製
私の好きな動物のひとつがビーバー。
なかなか生きているビーバーを見ることは叶いませんが、ここで剥製に会えました。
忘れない9.11
2001年に起こったアメリカ同時多発テロ事件(アメリカでは”September 11”と呼ばれることが多いです)の遺物が飾られており、忘れまいとするニューヨーカーたちの強い意志を感じました。
セサミストリートとオスカー
ニューヨークと言えば「セサミストリート」!
わたしが小学6年生で初めて習った英語のテキストブックがセサミストリートだったので、実は思入れがあります。
架空の「NYCのセサミストリート」のスタジオセットが、オスカー(Oscar the Grouch)のマペットと共に置かれていました。
その他、ニューヨークの歴史を振り返るMoMA所蔵の昔のニューヨークの映像や、移民に多い人種の移り変わり、ネイティブアメリカンの暮らし、今はもう走っていないニューヨークサブウェイ、昔のエレベーターなどなど、ニューヨークにまつわる所蔵品や模型ががずらりと並べてありました。
ニューヨーク好きを自称する方々へはとってもおすすめです。
▼ ニューヨーク2泊3日の年末旅行記[下] につづく。
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