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川口さん 木彫り熊についてちょっと教えてくれませんか?

こんにちは、荒岡です。 今回は、北海道で木彫りの熊のセレクトショップとして有名な「遊木民」の川口直人さんに木彫り熊についてお話を伺いました。
先日、東京の上野松坂屋で行われた催事に参加されているのを聞きつけ、取材させて頂きました。  ぜひ、ご覧ください。

~上野松坂屋の会場にて~

荒岡 「川口さん、お久しぶりです!!」

川口さん 「お久しぶりです!」

荒岡 「あれ、今日、お掛けになられている眼鏡はうちのお店で買って頂いたMEGANEROCKですよね?」

川口さん「そうです。 気に入ってますよ! いつも掛けてます!!」

荒岡 「ありがとうございます!! すごい嬉しいです!! 僕も以前に購入させて頂きました川口さんが制作された木彫りの熊を店内に展示させて頂いております!」

川口さん 「それは、ありがとうございます!」

荒岡 「今日は、木彫りの熊について、川口さんに少しお話しを伺いたいと思いまして。 よろしいですか?」

川口さん 「もちろんです!」

荒岡 「今、木彫りの熊って、すごい注目されていると思うんですけど。 そもそも、木彫りの熊の楽しみ方って、どうすれば良いかを教えていただけますか?」

川口さん 「なるほど。 木彫りの熊って、見る機会が多いわけではないので、分からない方もいらっしゃいますよね?」

荒岡 「そうなんですよね。  うちのお店でも木彫りの熊を制作されている梺(フモト)さんの作品をお取り扱いしているのですが、僕の場合は自分のお店にあった作品を選んでいる感じで。 一般的にはどう選んでいくと良いかな?なんて思いまして。」

川口さん 「確かに。 今は木彫りの熊が注目されている関係で、色々とメディアなどで紹介されていることも多くなって、情報が入手しやすくなった思います。」

荒岡 「そうですよね。 メディア、そして、ファッションストアなどでも紹介されてきてますよね。」

川口さん 「以前より情報が多くなってきていると思いますが、まずは、先入観なしで直感的に何が好きか、何が面白かでご覧いただくのが良いかと思います。」

荒岡 「なるほどです!! 確かに自分の好みって、ありますしね! 専門の方にそう言っていただけると難しくなくて、気軽に木彫り熊を見られるように思います!!」

川口さん 「荒岡さん、早速ですが、うちで取り扱いしている木彫り熊を見てください。」

荒岡 「はい!! 川口さん、こちらの優しい感じの雰囲気の熊も素晴らしいですね。」

柴崎重行さんの作品
まるでアート作品のようです。

川口さん 「こちらは、抽象的な木彫りの熊を制作される作家として有名な柴崎重行さんの作品です。」

荒岡 「あれ、確か? 柴崎さんといえば、抽象的な熊を作る作家として、第一人者的な方ですよね?」

川口さん 「そうですね。 北海道では、色々なところで木彫り熊が制作されていて、それぞれに個性があって面白いものが多いのですが、八雲町というところが有名で、柴崎さんは八雲の熊彫の代表的な方ですね。」

荒岡 「なるほど。 そうなんですね!」

川口さん 「八雲の熊彫は、年輪を縦方向にして制作されているのが特徴なんですよね。 それ以外のところは横が多いです。」

荒岡 「へえ~~!! それは面白いですね!!」

木歩(引間二郎)さんの作品
抽象的で、そして美しい。

川口さん 「こちらは、柴崎さんから学び、独自の作風を作った木歩(引間二郎)さんの作品です。」

荒岡 「こちらもお名前を聞いたことがあります。」

川口さん 「お二人とも抽象的な熊彫の作家としては代表的な方ですからね。」

荒岡 「こちらはブックエンドの形になっているんですね?」

現役の作家 佐藤憲治さんの作品
ブックエンドの形。

川口さん 「こちらは、佐藤憲治さんの作品ですね。」

荒岡 「あー!  雑誌で拝見したことがあるかもです!!」

川口さん 「佐藤さんは現役の作家で、高い技術があり、毛彫の熊から抽象的な熊まで制作される方なんです。  じつは、僕は、木彫りを始める時に佐藤さんに木彫りで重要とされる木取りを教えて頂いたんですよ。」

荒岡 「そうだったんですか!! それはすごいですね!! 

荒岡 「いや~、木彫りの熊をこんなに沢山見る機会がないので、めちゃくちゃ楽しいです!!」

川口さん 「それは、よかったです!!」

荒岡 「川口さん、ところで、川口さんが最近気になっている作品とかはございますか?」

川口さん 「んーー、悩みますね。。 どれも個性的で素晴らしい作品が多いので。 でも最近だと、こちらの作品とか改めて惹かれますね。」

賀上隼敬さんの作品
毛彫が見事で、まさに匠の技。

荒岡 「おお!! こちらは、先ほどの抽象的な作品と異なって、躍動感がかなりありますね!! いわゆる、昔ながら木彫り熊のイメージでしょうか?? 抽象的な作品を見た後にこちらを見るとなぜか新鮮ですね!! ディティールまでしっかり見てしまいます!」

川口さん 「確かに! なるかもですね。  こちらは、賀上隼敬さんの作品で、素晴らしい完成度ですよね。」

荒岡 「いや~、本当に素晴らしいです!! こちらの作品もすごいですね!!」

上西さんの作品

川口さん 「こちらは、旭川の作家である上西さんの作品です。」

荒岡 「いや~、こちらの作品も素晴らしい熊の表情ですよね!!! 他にも色々気になるものばかりで、目移りしてしまいますね!!」

こちらは、北海道 白老町の作品
目に鉛を使用している。

川口さん 「そう言って頂けてよかったです!」

荒岡 「ところで、この丸い感じの熊さんは、どなたの作品ですか?」

独自性の高い川口さんの作品
サブカル的でキュートです。

川口さん 「これは、僕のです。(笑)」

荒岡 「こちら、川口さんの作品ですか!! なんか、キャラクターっぽくてかわいいですね!! 今までの木彫り熊とは一線を画す作風ですね!」

川口さん 「確かにそうかもしれませんね。」

荒岡 「こちらの川口さんの作品をぜひ購入させてください!!」

川口さん 「ありがとうございます!!」

荒岡「いや~、本当にこんなに素晴らしい作品を拝見できて、めちゃくちゃ楽しかったです!! こちらこそ、有り難うございまいした!!」

川口さん 「楽しんでもらえてよかったです!!」

荒岡 「あの、、最後の締めで一言っても良いですか?」

川口さん「何ですか??」

荒岡 「いや〜、こんなに素敵な作品ばかりですと目移りして、木彫りの熊だけにクマっちゃいますね!!(笑)」

川口さん 「。。。。。。  さ、寒い。。 あの、、荒岡さんのギャグが寒すぎて、、北海道に戻ったかと思いました。。(苦笑)」

荒岡 「それは! 失礼いたしました〜!!」

最後までご覧いただき、誠に有り難うございます。

遊木民さんの催事は年に何度か東京の上野松坂屋さんで、開催されているので、ご機会がございましたら、会場に是非ご覧にいってみてください。

< 眼鏡とクラフトat RUTTEN_ >
昼の部 12時~19時(物販とカフェ)
夜の部 19時~21時30分(BAR クラフトレモンサワー)
住所 〒110-0005 東京都台東区上野 5-5-10 1F
TEL 03-6284-2675
定休日 月曜日

<URL> https://www.rutten-eyewear.com
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