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(2024/10/06/日)『展示会Ⅰ 海がつなぐ古代世界~対馬・西海・日向』の備忘録④



『展示会Ⅰ 海がつなぐ古代世界~対馬・西海・日向』の備忘録④

 今回も、2024/07/06/土~2024/09/08/日まで、宮崎県立考古学博物館で行われていた、『展示会Ⅰ 海がつなぐ古代世界~対馬・西海・日向』で撮影した写真を、備忘録として、纏めて行きたいと思います…。

 今回は、展示スペース奥の壁側・中央・右側面の展示物の備忘録をまとめたいと思います…。

 ※今回の記事は少し長めになっています。

『展示会Ⅰ 海がつなぐ古代世界~対馬・西海・日向』の備忘録
各記事へのリンク


①ロビー付近の展示
②映像展示スペース付近の展示
③展示スペースの展示①
④展示スペースの展示②(現在の記事)
⑤展示スペースの展示③(完)



展示スペース奥の壁側・中央・右側面の展示物の全体写真

 今回は、下記の写真に写る部分に展示された展示物を、備忘録として残したいと思います…。




展示室奥の展示

 先ずは…一番奥の壁側に展示されている展示物の備忘録を残したいと思います…。




海岸に打ちあがったマッコウクジラの写真

海岸に打ちあがったマッコウクジラ
宮崎県川南町平田浜
2014年4月
宮崎県総合博物館提供




クジラ骨(松添まつぞえ貝塚(宮崎市)から出土した骨)

クジラ骨
(頭骨・肋骨・椎骨)
松添まつぞえ貝塚(宮崎市)
・縄文
・宮崎県総合博物館所蔵

クジラの椎骨
それぞれ、クジラの頭骨・肋骨・椎骨
クジラの頭骨と肋骨
クジラの肋骨
クジラの頭骨。
この頭骨に空いた穴は、クジラの目の神経だと言われています。




西海~勇魚いさな泳ぐ海のなりわい~

 こちらは、長崎のクジラ漁について書かれたパネルです。

 今回の企画展の講演会で、縄文時代の一時期、海面が今よりも上昇していない時、狭い海峡でクジラを獲っていた…

 と言われてた土地の写真が紹介されています…




縄文時代の刺突具・釣り針・スクレーパー



骨製刺突具・鹿角製釣り針

骨製刺突具
下本山岩陰しももとやまいわかげ(佐世保市)
・縄文
・福井洞穴ミュージアム所蔵

鹿角製釣針
下本山岩陰しももとやまいわかげ(佐世保市)
・縄文
・福井洞穴ミュージアム所蔵



大型石鋸・石鋸・鋸歯尖頭器きょしせんとうき

 こちらの石器は、以前『展示会Ⅰ 海がつなぐ古代世界~対馬・西海・日向』の講演会で、クジラ用の刺突具だと解説されていた石器です…。

 特に大型石鋸は普通の尖頭器と違い、かなり分厚く造られている…
と、解説されていました…。

 又、石鋸・鋸歯尖頭器きょしせんとうきは、セットで出土する事が多い遺物だそうです。

大型石鋸
下本山岩陰しももとやまいわかげ(佐世保市)
・縄文
・福井洞穴ミュージアム所蔵

石鋸
下本山岩陰しももとやまいわかげ(佐世保市)
・縄文
・福井洞穴ミュージアム所蔵

鋸歯尖頭器きょしせんとうき
下本山岩陰しももとやまいわかげ(佐世保市)
・縄文
・福井洞穴ミュージアム所蔵



石鋸(尖頭器型)・鎌埼型かまさきがたスクレイパー・石鋸(鏃型)

石鋸(尖頭器型)
・つぐめのはな遺跡(平戸市)
・縄文
・平戸市文化交流課所蔵

鎌埼型かまさきがたスクレイパー
・つぐめのはな遺跡(平戸市)
・縄文
・平戸市文化交流課所蔵

石鋸(鏃型)
・つぐめのはな遺跡(平戸市)
・縄文
・平戸市文化交流課所蔵




西海~勇魚泳ぐ海のなりわい~




展示室中央・左側面の展示



銅矛

銅矛
増田山ましたやま遺跡(対馬市)
・弥生
・対馬博物館所蔵

 こちらの銅矛については、以前、長崎県対馬市の考古学者の方にお伺いした記事が有るので、下記にリンクを記載します…。


銅矛の入ったケースを正面から撮影した写真①
銅矛の入ったケースを正面から撮影した写真②
銅矛の入ったケースを正面から撮影した写真③


銅矛の入ったケースを右側面から撮影した写真①
銅矛の入ったケースを右側面から撮影した写真②
柄を付ける孔観察できます。


銅矛の入ったケースを背面から撮影した写真①
銅矛の入ったケースを背面から撮影した写真②
銅矛の入ったケースを背面から撮影した写真③
銅矛の入ったケースを背面から撮影した写真④


銅矛の入ったケースを左側面から撮影した写真①
銅矛の入ったケースを左側面から撮影した写真②



銅鏃

銅鏃の展示ケース全体を撮影した写真①
銅鏃の展示ケース全体を撮影した写真②

銅鏃
有茎柳葉型ゆうけいやないばがた 
出居塚でいづか古墳(対馬市)
・古墳
・対馬博物館所蔵

 …これらの写真では良く判りませんが、実際にこちらの『銅鏃』を見ると、一部キラキラと輝く部分が有りました。

 又、一部、赤い顔料の様な物が付着しています…。

 これらの金メッキの様な輝きや、赤い部分については、後日、資料を調べて見たり、質問したりしたいと思います…。

銅鏃の展示ケースを撮影した写真
銅鏃のみを撮影した写真①
銅鏃のみを撮影した写真②
銅鏃のみを撮影した写真③
銅鏃のみを撮影した写真④
銅鏃のみを撮影した写真⑤
銅鏃のみを撮影した写真⑥
一番右の、赤い顔料が付着している銅鏃の左側面が、
キラキラと輝いていた部分です。



対馬博物館所蔵の石器・骨製品・陶質土器

 こちらは、長崎県対馬市の志多溜したる貝塚から出土した石器と骨製品。
 コフノサエ遺跡から出土した陶質土器が展示されていました…。



石斧・礫器・石包丁



石斧

石斧
志多溜したる貝塚(対馬市)
・縄文
・対馬博物館所蔵



礫器

礫器

礫器
志多溜したる貝塚(対馬市)
・縄文
・対馬博物館所蔵



石包丁

石包丁
志多溜したる貝塚(対馬市)
・縄文
・対馬博物館所蔵



骨製刀 アワビオコシ・骨製釣り針・銛・サメ歯鏃



骨製刀 アワビオコシ

骨製刀
アワビオコシ
志多溜したる貝塚(対馬市)
・縄文
・対馬博物館所蔵



骨製釣り針・銛

骨製釣り針・銛
志多溜したる貝塚(対馬市)
・縄文
・対馬博物館所蔵



サメ歯鏃

サメ歯鏃
志多溜したる貝塚(対馬市)
・縄文
・対馬博物館所蔵



陶質土器(長頸壷)・(杯蓋)



陶質土器(長頸壷) 

陶質土器
(長頸壷) 
・コフノサエ遺跡(対馬市)
・古墳
・対馬博物館所蔵



陶質土器(杯蓋) 

陶質土器
(杯蓋) 
・コフノサエ遺跡(対馬市)
・古墳
・対馬博物館所蔵






対馬~南方に市糴してきする民の島~のパネル×3

 こちら、展示室左壁面に展示された3枚の解説パネルは、古代の対馬に関する事が記載されていました…。

                              


対馬~南方に市糴してきする民の島~ 1枚目



対馬~南方に市糴してきする民の島~ 2枚目

 この文章を読んでいて、講演会で…
『対馬の古墳は、小石を積んで造られているのが特徴です』
…と、言われていたのを思い出しました…。



対馬~南方に市糴してきする民の島~ 3枚目




展示室(B1)『展示会Ⅰ 海がつなぐ古代世界~対馬・西海・日向』の展示スペース奥~右側面の展示スペースの記事へ…(To be continued..)

 今回は展示室(B1)展示スペース奥~右側面の展示スペースの備忘録を残しました…。
 次回は、展示スペース右壁面手前~入り口付近の展示スペースの備忘録をまとめたいと思います…。

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次回、備忘録をまとめる部分の展示

次の記事へのリンク

『展示会Ⅰ 海がつなぐ古代世界~対馬・西海・日向』の備忘録
各記事へのリンク


①ロビー付近の展示
②映像展示スペース付近の展示
③展示スペースの展示①
④展示スペースの展示②(現在の記事)
⑤展示スペースの展示③(完)




記事を書くのに掛かった時間
2024/10/01/火~2024/10/02/水

公開日
2024/10/06/日/1033

最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。