「シェフは名探偵(第9話)」味でつながる父と息子の絆。パ・マルという言葉の奥深さ
先週は、シェフの座っていた椅子が壊れて終わった。その椅子は、西島が父親の料理を見ていた思い出の椅子。壊れた椅子を濱田岳が気を利かせて捨ててしまい、新しい椅子を買う。ここで、西島がそれほど残念そうになく受け入れる芝居をする。それは、過去に縛り付けられていることから自分を解放しようとする芝居だろう。だが、ドラマ的には、その椅子は、スタッフの努力によって最後には戻ってきて、そこに座って西島は父親の料理を眺めることになる。このシーンはとても微笑ましかった。
ついに最終回。最終回には