見出し画像

「ガールガンレディ#2」パラレルワールドと生と死と心の格闘劇?

初回で行われた夢のような格闘劇はなんだったのか?と白石聖が同じチームの仲間に問いかけるところから始まる。場所は理科室。フラスコでタピオカティーを飲む姿は印象的。リアル感とシュールな感じが混ざった状態をドラマ全体に漂わせる感じは好きである。そう、ドラマ全体をプラモデルの中にある感じに作るのが目標なのかもしれない。

とにかく、闘う女子を見ているだけで楽しくなるドラマである。プラモデルのガンを綺麗に作った方が威力が増すという設定も興味深いが、それがラストに向かってどう効果を出すのか?つまり白石のプラモ製作技術がもっと上がっていく感じも出てくるのだろうか?ドラマの最後のプラモ作る場面が出てくるが、プラモに対してもマニアックネタを入れて欲しい気がする。

ドラマのコンセプトとしては、思いっきりテレビゲーム的なものなのかと思ったらそうでもない。パラレルワールドと説明された世界は、リアルとつながっていて、潰されたものは、死ではなく、存在自体がなくなるという現実。つまり、周囲の記憶までなくなってるわけで、パラレルワールドであることは間違いないのだ。そう、今回の最後は、白石の心に傷ができている。白石の顔は、どちらかというと不安げな顔であり、それはドラマの展開を不穏にしていくのに役に立つ。しかし、良い唇をしている女優さんである。

生徒会長役の石井杏奈が1番の強い相手なのか?E-girl出身の彼女だが、すごい骨太な感じの人ですよね。強く美しい役ができる女優さんになると面白いと思ったりする。私的にビジュアル的に気になるのは、黄色いチームの大原梓。狸顔だし、目が印象的な美人である。これから伸びそうな感じが漂う。ある意味、女優売出ドラマでもあるのだろう。「セーラームーン」の実写版で北川景子が出てきたようなこともある気がする。

ドラマのコンセプトとして、何を描きたいのかはなかなか気になるところ。設定や仕掛けが多いことがこの2話でわかった。「恐怖新聞」と同じで、白石が理解できないことに頭を使って挑んでいく設定は面白い。そして、自分が消えないようにしなけれないけないということがわかり、来週から、さらにバトルが真剣になっていくのだろう。

バトルとしては、今回は体育道具を使ってのアクションなどが入ってきた。体育館内のバトルはもっと色々できそうである。バトルの描き方もこれからどうパワーアップさせていくかが見どころというところか?

30分のライト感覚のドラマで、プラモデル販売促進用だともわかっているが、意外に奥が深い感じがしますね。SFとしての要素も意外に深い感じがしますよね。私的には、白石聖を主演で見られるだけで良しなのですが、次回も期待!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?