(第1戦)松尾芭蕉 vs 伊能忠敬

年忘れシリーズでもやってみるかと思い立ち、年末カウントダウンを楽しみながら、「何か」を比べてみる。

「何か」は、人であったり、モノであったり、いろいろだ。

第1戦は、松尾芭蕉  vs  伊能忠敬。

松尾芭蕉は、1689年から奥の細道の旅に立ち、約2年かけて、江戸に戻ってきた。その3年後に、50才で亡くなった。

伊能忠敬は、芭蕉より遅い時代に生まれた人であり、1745年から1818年まで生きた。

伊能忠敬は、日本地図を初めて作ったことで有名であるが、測量の旅に出たのは、55才になった1800年から。

以降、ほぼ毎年、測量の旅を続け、17年かけて日本全土を回った。そして、その1年後に73才で亡くなった。

2人とも、当時では高齢でありながら、ものすごい距離を歩いている。

芭蕉は、数々の俳句を生み出したことで偉大な功績を収めたが、忠敬も日本地図を実測で作り上げた偉大な人であり、高齢の身体で17年かけて日本全土を隅々まで歩くなんて頭が下がる。

さて、あなたは、どっちに軍配を上げるだろうか。



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