核のごみ処分の行方
コロナ報道が目立つ中で、最近ちょっとしたニュースになった北海道寿都(すっつ)町の文献調査応募検討の件。
現地の人は衝撃だったが、おそらく他県では他人事のように考えている人もいるのではないか、あるいは、そんなニュースがあったの?と初めて聞いたような顔をする人もいるかもしれない。
東日本大震災であっという間に原発の恐ろしさが日本中に広まり、さて、その放射性廃棄物(核のごみ)をどうしようとなったとき、誰も彼もが「うちは反対!」と言い出す。
原子力発電の恩恵を受けているのは、みんな同じだ。福島だけが震災後に大変な状況に陥って、他県は搬入お断り。
つくづく人間は勝手な生き物だと思う。そして、その尻拭いを未来ある青少年に押し付ける。
子どもたちが未来に絶望しないように、今の世代が知恵を絞って問題解決を図らなければいけない。その姿勢をしっかりと子どもたちに見せ、ここまで改善したから後は託したぞと気持ちよくリレーできるのが理想なのだが、果たしてどうなることやら。
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