47都道府県を詠む(45)

昨日は、宮崎県の短歌を詠んだ。

九州にあと2泊して、いよいよ長旅も終了である。

宮崎駅から特急「にちりん」に乗って、終点まで。約3時間の列車旅である。

【短歌】

蒸したまご    地獄めぐりで    味わえば

穢れは落ちて    極楽気分

《解説》

別府の地獄めぐりは、7箇所ある。車で回ったら早いが、ゆっくり歩いても、午前と午後で3~4箇所ずつ回れる。私は、歩いて回った。

地獄からの蒸気もすごいが、至るところで見られる蒸したまごも、ざるに入っているのを見るとおいしそうである。

地獄の反対は、極楽。あちこちで立ち上る蒸気に包まれながら、じわりと汗ばんできた頃は、気のせいか穢れが落ちたような気がする。

コロナのウイルスも一緒に死滅させてほしいものだ。

別府の観光が終わったら、湯布院に行くのもお薦めである。

私は、オルゴール館に立ち寄って、スガシカオの「夜空のムコウ」を買ったのが良い思い出である。



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