現代版・芭蕉の旅(63~67日目)

大石田で3泊した芭蕉は、いよいよ新庄へ北上する。最上川の流れを見ながら、暑い中、歩き通したことだろう。

332年後の今は、新庄は山形新幹線「つばさ」の終着駅であり、まさかの大石田町に新幹線の駅ができている。

大石田駅は、終点の新庄駅の1つ前である。東京から、芭蕉の山形の旅エリアに行くなら、山形新幹線で一気に行ける。なんとも便利な時代になったものである。

【6/1~2(63・64日目)】新庄泊

岩手県遠野市ほどではないが、新庄市は民話が有名である。街中には、それぞれ名前がついた民話の通り(ストリート)が5つあるので、探してみると楽しいだろう。

【6/3~5(65~67日目)】羽黒山泊

2446段の階段を私も登ったことがあるが、羽黒山(はぐろさん)は、有名な出羽三山のひとつである。

あと2つは、月山(がっさん)と湯殿山(ゆどのさん)であり、芭蕉はこの3つの山をすべて登った。

そのため、羽黒山周辺に7泊している。

一生に一度は、出羽三山神社にお参りに行くのも良いだろう。



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