9万人という数の見方

東京は、オミクロンの感染者が2万人を超え、全国でもトータルで9万人に上る感染者数となっている。

それでワーワー騒いでいる人もいるが、感染者の割合を冷静に計算してみると、1%もいないのである。

考えてみるとよい。

100万人の政令指定都市で、9万人が感染しても、感染者の割合は9%である。

日本の人口は、1億2千万人である。それで計算すると、0.075%である。

約1300人に1人の割合で感染しているとみれば、朝の満員電車にもそういう人が1人いるかいないかの低確率になる。

だから、重要なのは、複数人で行動する頻度を減らすことである。子どもも大人も、友達と遊ぶのを我慢することであり、会食など、もってのほか。

ひとり旅、ひとりランチ、ひとりカラオケ、ひとり飲みで、個人がしっかりと感染対策をすることが重要である。

飲食店もホテル業界も、お一人様リピーターをどんどん囲い込めばいいのに、と個人的には思う。

団体客を取り込んで収益増を見込むことが困難だからこそ、逆転の発想が大切なのである。

そういうわけで、私はまた、馴染みの県にひとり旅に出る計画を立てている。



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