銀座おかりやでの個展・受注会の様子をお届け。最終日レポート。
こんにちは! ルイヌノマガジン、編集部のみかです。
最近、すこしゆったり更新モードな当マガジン。先日終えたばかりの、6年ぶりの個展に向けて制作に励んでいたルイさんです◎
その間ももちろん、3人の元気な子どもたちの世話はあるわけです。そもそも普段のことをやりながら個展をやるっていうそのパワーに、そばで見ていて「私もがんばろう」と自然と力をもらえました。
ルイさんも世の中の作家さんも、ママさんも、本当にすごい!
個展最終日、行ってきました
というわけで、私は最終日に訪問してきました!といっても、ルイさんの車に乗せてもらって、三崎からいっしょに連れて行ってもらったんですが、、
写真でたっぷり、ご覧いただきましょう。
「普段販売しているものは、コーディネートのしやすさも考え自然と色物が多くなっている」とのことでしたが、今回は、白を中心としたもの、手間のかかる複雑な模様のものが多い印象でした。
今回は受注会も兼ねていましたが、より個性が際立つもの、より大判なものなど、いつもと違うストールを求めて、ルイヌノヘビーユーザーのかたや、昔からのルイさんのお知り合いも多く注文されたとのことでした!
「元々お祈りとか巡礼に興味があって。大学の卒業制作で、『昔のひとはどんなふうに物を作ってたんだろう?』と考えはじめて、そういう祈りみたいなものに行き着いたんだよね。日本の文化もそうだけど、当時はキリスト文化などを特に調べていて。巡礼とかホーリーカード*とかに興味が向いていったの」
*信者がお祈りで使う、トランプくらいのサイズの小さな祈りの絵
製作に込める想いや、祈りについては、この記事でも以前語られています。
個展をすることは、自分のなかを掘り下げたり振り返ったりすることでもある。ということで、学生時代に作っていた作品も展示されていました。
展示されているストールには一言添えられたタグが。それぞれにタイトルがついています。
この「OMEDETOU」のストールは、子どもたちのことを想って作られたもの。お義母さんが子どもたちにプレゼントをくれるとき、折り紙で作った切り絵を添えてくれているそう。
同じように、羊毛で作った布を畳んで、切り絵のように切って広げ、ウールのベースに配置していったんだそう。
こちら、刺繍のような模様がとてもきれい。
6日間の展示を終えて
最後のお客さんをお見送り、撤収作業へ。(写っているのは、おかりやギャラリーの小笠原さん。ギャラリーの運営をはじめて35年だそう!)
20年近くテキスタイルに向き合ってきたルイさん。ひとつのことを続けるのが苦手で、3つくらいのことをまばらにやってきた私からすると、ただただすごいの一言なのですが、きっと同じリズムではなかったと思うんです。
あるときは家族や子育てに専念していたり、あるときは作りたくなくなったりしていたかもしれない(ないかもしれないし、わからないけれど)
休み休みでも迷いながらでも、たとえ人から見たときにわかりやすいカタチじゃなくても、考え積み重ねてきたことはちゃんと力になっている。
どんな小さいことでも、「わたしには続けているものがない」と思う人でも、きっとその人だけの何かがあるんですよね〜。
最近そんなことを見聞きすることが多かったので、ひとつの集大成を迎えたルイさんが眩しく、いっそう素敵に思えたのでした。
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6年ぶりの個展ということで、このタイミングで個展をやろうと思った理由や、やってみて感じたことなど、たくさん思うことがあるはず。落ち着いた頃、ルイさん本人に綴っていただこうと思います。(な、なんか偉そう!笑)
インスタグラムやnoteで個展のことを知ってご来場してくださったみなさんがいたら、嬉しいな。ぜひコメントください。ご来場ありがとうございました。
オンラインの展示・受注会もあるので、またそれも随時ルイヌノマガジンやInstagramで詳細をアップしていきますね!
三崎に帰って、一緒に乾杯を!姉さん、いい顔してますな〜!
ルイさん、おつかれさまでした!
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