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Game-like drillとは
[はじめに]私が大学院生の時のARミーティングで先生から「Game-liker drillになっているような気がする。ゲームのようでゲームではない。一見ゲームの様に見えるがドリルの様にパターン化されている様な気がする」とアドバイスを受けた事があります。
そのアドバイスを頂いた時には、先生がおっしゃっていることがわかるようでわからない、という”モヤモヤ”が残りました。今回の投稿では、”Game-l
Game-based approachで押さえておきたい理論①
はじめにGame-based approach(以下、GBA)はドリル練習の割合を減らし、可能な限りゲームの中で、チーム戦術、グループ戦術、個人戦術などを学習できるようにすることが目的です。
[チーム戦術]
チーム戦術とは、チームで採用するAT・DFのフォーメーションやシステムのことを指しています。
[グループ戦術]
グループ戦術とは2人以上の選手が協力して行うプレーを指しており、ラグビーを例
”センスがある”とは何か?
今回の記事では、”センスがある”とは何かについて考えていきたいと思います。スポーツ現場でよく耳にすることがある、”センスがある”と言う言葉。
コーチだけではなく、選手も使ったりすると思います。
この言葉をコーチが選手に対して使うときの意味としては、
その選手は「特別」で、そして「生まれ持った才能」があるから
特別なプレーができる、などの意味が込められていると思います。
選手が他の選手に対して
1vs1のタックル練習は何の為にやるの?
はじめにタックル練習のためによく行われる1vs1のタックル練習。
タックル練習の定番であるとも言えますね。
日本だけではなく、世界でやられていますし、代表の練習でもよく見かけます。
現役時代、私もタックルの練習として1vs1の練習は行いましたし、ゲーム中心の練習でタックルの練習メニューを考案する前は、タックルの一つの練習として1vs1の練習を採用していました。
しかし、本当に1vs1のタックル練
3vs2や2vs1をゲーム中心の練習に変えるためには?
ハンドリングやストレートラン、カットインなどの練習のためによく行われる練習として、3vs2 や2vs1などがあると思います。
よくやりがちな練習ですが、本当にゲームで活かせるスキルや知識は獲得する事ができるでしょうか?
ゲームで発生する3vs2とは人数が同じでも、DFの間隔が広かったり、狭かったり、ラックに寄っていたり多様な状況があると思います。
そのため、ドリル練習で行われる3vs2などは
①ゲーム中心の練習の構成-TGfU型-
1.はじめに前々回の記事では、ゲーム中心の練習で使われる(修正・課題・スキル発揮が誇張されたゲーム)ゲームの種類について紹介しました。
今回と次の記事で、それらのゲーム中心の練習を使ってどのように1日の練習を構成していくかについて2つの方法を紹介させていただきます。
1つ目の方法はTGfUアプローチに倣った構成(TGfU型)で、2つ目の方法はGame Senseアプローチに倣った構成(Game
Game-based approach とは何か?
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はじめにGame-based appraoch(以下、GBA)はドリル練習の割合を減らし、可能な限りゲームの中で、
[チーム戦術]
チームで採用するAT・DFのフォーメーションやシステム
[グループ戦術]
2人以上の選手が協力して行うプレーを指してお
ゲーム中心の練習の考え方と修正・課題が誇張されたメニュー①
はじめにこの文章の中で使われている”スキル”という言葉は、ステップやパスを上手く発揮するという意味ではなく、試合で求められる能力全般のことを指しています。例えば、状況に関する知識、意思決定、状況判断能力、スキル遂行能力、認知などを指しています。
スキルは単体で練習するものではないスキルというものは状況に依存しており、選手が状況を理解していなかったり、不適切な場面で発揮しても効果的な影響を与えられ