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瞑想とは

おはようございます。瞑想。座禅とか、ヨガ。連想されます。

高校の教員だった時に、生徒が、自由研究で、「体格で劣る日本人がスポーツで活躍するためにはどうすればよいのか。」というテーマで研究しました。ちょっと大きすぎるテーマでした。彼らは、「ウオーミングアップ」に焦点を当て、いくつかの実験を行いました。その詳細は忘れましたが、彼らは、ウオーミングアップに瞑想を入れたのです。私は「?」でしたが、彼らは、「ゾーンに入る」とか言って、瞑想を語っていました。その後、スポーツ心理学や、ヨガなどの瞑想に出会い、当時の高校生も中々いい感じであったな、と思い返しています。

ヨガや気功、あらゆる宗教が、瞑想を大切にしています。

瞑想とは、「ただあること、Beだけの状態でいること。」のようです。でも、つい何かをしたくなりますよね。

目を閉じて、死後の世界や神仏の世界を想うことを、瞑想・黙想というようです。

望月さんは、若い頃、砂漠を放浪した経験があると話します。

「砂漠では、褐色の大地と青い空しかありません。むき出しの自然、宇宙に触れるわけです。ひとりで砂漠をトボトボ歩いていて、ふっと、なにげなく空を見上げると、巨大な青い目が、私を見つめているのです。巨大なドーム型の青い空が突然、そんな迫りかたをするわけです。何か大いなる力が、私の心を占領してしまったようです。」

宇宙のむき出しの実感。宇宙飛行士なども、地球に還って来てから人生観が変わってしまう、と言います。

「このむき出しの体験がヨガや宗教では、その人の深層部で起こるのです。」

「ですから、気功の源流は何かと調べていくと、やはり、神秘思想に到達するんです。」

「おそらく、宗教とか気とか、それを突き抜けた先に、宇宙の無限のエネルギーが溢れ出る源泉のような場があり、そこにアクセスするための早道がヨガや瞑想なんじゃないかなと、私は体験的に感じるんです。」

五木さんは言います。

「その宇宙の無限のエネルギーをある人は神といい、ある人は他力といい、またある人はサムシング・グレートと名付けたわけですね。そこから、我々も生命もあふれ出ているんじゃないかと。」

中学生の頃、週刊誌に、「願望は必ず達成できる」という記事を読んだことがあります。願いを、強く思い、深層心理に刻み込む。人々の深層心理も宇宙とつながっており、私の深層心理ともつながる。そして、私の願いが叶うように、様々な人や事柄、情報が助けてくれて、願望が達成される。そんな内容でした。

強く思うことは、行動を促し、努力し、障害を乗り越え、苦難に耐える力を与えてくれます。それが願望達成につながると思っていました。でも、宇宙と繋がっている。様々な人とも、深層心理で、心で、繋がっている、というのも、いいな、と思います。

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