見出し画像

職無しクソニート、働き始める。

どもども、明原星和です。

突然なんですけど僕、新卒で就職できなかったいわゆる新卒負け組でした。

そのことに関する記事は下に書いてありますので、是非に。

新卒で就職できなかった僕は、その後とあるつてで派遣会社に所属することができました。

そこでは派遣社員として工場で働くことになっていたのですが、一カ月くらいは普通に働いていました。

ですが、そこで働いていることのメリットに疑問を抱いたり、職場に雰囲気や働いている方々の雰囲気、特に興味のないFPとかの講義やら資格勉強・付き合いにプライベートの時間を割かれ続け、そんな日々がつまらなくて即退社。

その後、一カ月ほどニート生活をして、その間に深く自分を追求することができました。

そして、満を持して六月終わりごろ。
前々からやりたいと思っていた接客業の仕事に就職し、今では仕事もプライベートも充実した良い生活が送れていると思っています。

そんな紆余曲折な日々を送っていたわけですが、そんな日々の中で一つの学びを得ることができました。

ニート期間は決して悪いものじゃなかった。というものです。

といっても、過ごし方によってはですけど。

僕は一カ月のニート期間中、自分のやりたいことやらなんやらを明確にするために、自分自身と向き合いました。

僕は元々、作家として生きたい・執筆をしたいと自分のやりたいことが明確になっていたので、それをきちんと実行するように過ごしていました。

ニートと言えば、自堕落にただ日々を過ごしているだけ~なんてイメージを持たれがちだと思うんですけど、ニートって要は暇なわけなので、その間に有意義な時間を過ごすことができれば、この上なく貴重な時間に早変わりするのだと思っているんです。

実際に僕はニート期間中に、新人賞に出す長編小説を書き上げ、noteを本格的に始めることができ、作家としての仕事も順調に進めることができました。

まぁ、世間的に見れば明らかに底辺寄りの生活をしていると思うのですが、僕は僕の生きたいように生きられているので特に問題はありません。

そもそも、他人と人生の地位を比べようだなんて思ってもいないので。


何となく、仕事って将来に対しての投資だと思っているんです。

やっぱり仕事って、少なからず自分の将来のためにやるのであって、貴重な時間を使ってやりたくもない仕事を頑張るのって、将来自分が出世して、今よりいい給料を稼いで、きちんと生きていくためだからだというのが少しはあると思っています。

もちろん、初めから好き・やりたい仕事に付けた人は別なんでしょうけど、大多数は「仕事やりたくない~」と思っているんじゃないでしょうか?

それでも頑張るのは、今を……そしてこれから先を生きるため。

だけど僕は、今やりたいことを我慢してまで無理やり仕事をするのに疑問を抱きました。

例えば今この瞬間、「あ~、小説書きて~」と思っていても、その気持ちが一週間後も続くとは限りません。

仕事が忙しいからを理由にやりたいことが出来なかったら、それは一年後も十年後も……本当にスゴイやる気を出さない限りは、ずっと先までやらないままの日々が経過していくと思うんです。

そうして、やっと自分のやりたいことができる時間が作れるようになった時には、もう四十半ばのおじさんになってしまっているかもしれません。

僕はまだ二十二歳なので年を取った先のことはわかりませんが、先人の知恵で年を取ればとるほど情熱というものは損なわれてしまうと聞きました。

もちろん、万人に当てはまることとは限りません。
ですが、自分がそうではないという保証もできません。

加えて、やりたいこともできないまま、やりたくない仕事を続ければ心が荒んでいって病んでしまうかもしれないし、ただただ仕事をするために生きている人間になってしまうかもしれません。

もちろん、僕が今語っているのはあくまで「社会の負の面」でしかありません。

きちんとすればまっとうに仕事して、まっとうに幸せな人生を送ることができるでしょう。

だけど、僕は専門卒に加え、神速スタートダッシュでずっこけてしまうという、もう普通ではない状態なのです。

もうすでに普通ではないのですから、ここはもう振り切って普通ではない生き方をしてみようと思いいたったのです。

将来なんて、何が起きるかわかりません。
突然働いている会社が潰れちゃうかもしれないし、自分は絶対に大丈夫だと思っていても鬱になってしまうかもしれない。それに、自分が出世してまっとうな幸せな人生を送れるとも限らない。

将来というものは、とても漠然としています。

僕は、そんな漠然とした将来のために今確実にあるこの時の自分を犠牲にしたくないなと考え、今の自分がやりたいことをやって、今の自分が生きたいように生きるという生き方を定めましたのです。

大半の人が聞いたら、「こいつは大人になってまで、何をワガママなことを言っているんだ」と思うかもしれません。

恩師曰く、「小説家を志す人に、まともな人間はいない」

そう。
僕は、まともな人間ではないのです。

それで周りに馬鹿にされても、所詮他人の言葉なので気にならないし、人間死ぬときは死ぬんだから、今を全力で生きて公開の内容にしないと勿体ないです。


そんなわけで、長々つらつらと語ってきましたが、これが僕がニート期間中に悟った結論になります。

もちろんこれは僕個人の意見ですし、まっとうに働いて生きている人もそうでない人も、尊敬しています。

将来のことを考えて今を生きている人は、きちんと先のことを見据えて行動出来ていて、とても立派な大人だと思っています。

ですが、もしも将来のためにとばかり思って、今いる自分に鞭を打って無理をしている人がいるのであれば、少しくらい今の自分を甘やかしてもいいんじゃないかな?
なんて思った、今日この頃でした。


ちなみになんですけど、僕が接客業に興味を抱いていたのは、大勢の人たちと関わることができるからです。

なんだかんだ言って、やっぱり人間って関わってみると面白い人たちばかりですよね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?