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いつも何かに悩んでいる時の対処

悩みがないという人は、めずらしいです。そういう人もいますが、本当に悩みがないわけではなく悩みはあるけれど気にならない、ということかもしれません。ほとんどの人は悩みがあり、時には距離があって漂っていたり、時には近くに降りてきて悶々としたりします。

中には常に何かに悩んでいて苦しいという人もいます。仕事について悩んでいたら、それが解決しないうちにより大きな悩みが子育てで出てきて注意がそれ、今度はそっちを悩んでいると、親の問題が出てきて、、、といった具合です。こういう状態に困っている方の話を聞かせていただくと、「それぞれの悩みを解決しているわけではなく、上書きされて前の悩みがクローズアップされなくなっただけ」「結局は常に悩みがあって、悩みを自分から探しているのではないか」とおっしゃることがあります。

常に悩んでいると、脳が休まる暇がなく、当然ながら疲れてしまいます。緊張状態が続くので、身体にも不調が出てくるかもしれません。
「あまり考えすぎないで」と言われても、「それができないから困っている」と思うかもしれません。

どうすればいいのですしょうか?

方法の一つは、自分から悩みをスライドさせることです。そして、自分が好きなことで悩むようにしてみるとどうでしょう?

海外旅行をしている時、実は頭の中は悩みでいっぱいです。どこにいくか?どこで食事をするといいか?次はどの電車に乗ったら効率的か?など、考えるべきことはたくさんあります。けれど、全く苦痛ではありません。それは好きなことで悩んでいるからです。

どんな人でもそういうことはありませんか?

食べることは好きな人は、明日はどこのお店で食べようかと悩んでみると良いかもしれません。
ファッションが好きな人は、どんな服を買おうか悩むと良いです。

どちらにしろ悩んでしまうのなら、主体的に自分が好きなことで悩みを埋めてしまうことで、苦しさはグッと減ることがあります。
いつも何かに悩んでいて、疲れてしまったという方は試してみるといかがでしょうか。

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